もくじ
簡単に自己紹介をお願いします。
夫の仕事の都合でシンガポールに来てから1年になります。
英語学習に関しては、日本にいる間は、シンガポールでの生活に向けて1年間、1週間に1回のペースで英会話スクールへ通っていました。
シンガポールに来てからは、自分で購入した問題集を解いて自習したり、オンライン英会話サービスを3ヵ月ほど利用したりしました。
日本での英会話スクール、シンガポールでのオンライン英会話受講でも感じたことですが、週1回のレッスンを受講することで満足してしまい、英語力が向上したという実感を持つことはできずにいました。
駐妻英語コーチングを受講した理由を教えてください。
シンガポールで暮らしてみて、今まで日本で学習した英語は実生活で通用しないと感じていました。
様々な英語学習法を模索している中、「駐妻」に特化した英語コーチングサービスがあることを知り、駐妻である自分のニーズにぴったりだと思い、受講を決めました。
駐妻生活で英語に困っていた場面を教えてください。
駐妻生活で一番困っていたのが、買い物の場面です。
どんな物を店に置いているのか尋ねることもできませんし、割引サービスを利用したくても、店員さんと話が通じません。
ご近所さんや病院の受付係の方、自宅のコンドミニアムのガードマンの方などとも話をしてみたかったのですが、何と言えばいいか分かりませんでした、
うまく意思疎通ができないのは辛かったですし、現地の方との人間関係を作ることができず、悲しい気持ちになったりもしました。
受講期間中、1日の学習時間はどのくらいでしたか?
受講前も自主的に1時間程度勉強していたのですが、受講期間中は1時間半〜2時間と、学習時間を少し増やしました。
受講前は机の前で問題集に向かうだけだったのですが、コーチングを受講している時は、問題集に書き込むだけでなく、自分が書いた内容を見返したり、実際に英語を口に出す機会が増えたからだと思います。
単語の覚え方や発音のトレーニング方法もていねいに解説していただいたので、やればやるほど自分の英語力が向上している実感がありました。
そのため学習時間が少し増えても苦にはならなかったですね。
独学と比較して、メリットを感じた点はどこですか?
学習した内容を受け止め、評価してくれる相手がいるという点が大きな利点だと感じました。
簡単な習熟度テストもあったので、学習内容が身についているかどうか確かめることもできました。
独学だと、自分が学んだフレーズを本当に実践で使えるようになっているのか分からないまま、とりあえずやっていたという状態だったので、今思えば、かなり効率の悪い方法だったと思います。
また、英語コーチに発音について細やかに指導していただいた点も、独学では得られないメリットだと思います。
発音一つで大きく印象が変わるということがとても勉強になりました。
英語コーチングという学習手法を体験して、どのように感じましたか?
今まで経験してきた英語学習では、あらかじめ決められたカリキュラムに沿って学習する必要がありました。
しかし英語コーチングでは、ある程度の指針はあるものの、学習内容や学習量をコーチと相談しながら自分で決めることができるということが新鮮でした。
「単語帳をここからここまで覚えよう」と決めたのは自分なので、責任を持って頑張ろうと思えました。
また、効率の良い学習方法について知りたくなり質問すると、資料を使って丁寧に対応してもらえました。
他の学習法のように「勉強してそれで終わり」ではなく、学習内容が定着しているかどうかコーチから課題も出されたことも、学習するモチベーションの維持につながりました。
駐妻英語コーチングを受講した感想を教えてください。
駐妻である私のニーズにぴったりのサービスだと感じました。
コーチも駐妻経験者なので、話していて楽しいですし、どういう苦労があるか分かってもらえるので、安心して受講できました。
教材も駐妻生活でよく使うフレーズが用意されていて、とても役に立ちました。
教材やセッションで学んだフレーズを実際に使ってみて自信につながったことも多かったです。
特にシンガポールで生活しているとバスを利用することが多いので、バスの乗り方に関連する表現は、学んですぐ使えてとても助かりました。
現地の生活で、駐妻英語コーチングはどのように役立ちましたか?
スーパーの店員やレストランの店員、そして自宅のコンドミニアムのガードマンの方と意思疎通ができるようになったのが嬉しかったです。
特にコンドミニアムのガードマンの方は、いつもニコニコして感じのいい方だったので、なんとか感謝の気持ちを伝えたいと思っていました。
しかし、コーチングを受ける以前は、「Hello.」「Good morning.」としか話しかけることができませんでした。
ガードマンの方も、「君はA部署で働いてる人だよね?いってらっしゃい。」と答えるだけで、決まりきったやり取りしかできませんでした。
そこで、あるコーチングセッションで「そのガードマンと話すこと」を目標に据え、学習を進めました。課題で覚えた表現を使いながら、やっと「Thank you always. You make me happy!(いつも気持ちのいい対応をありがとう!)」と、感謝を伝えることができました。
ガードマンの方も「そんな風に言ってくれて嬉しいよ。」「こちらこそいつもありがとう!」と、いつも以上にニコニコした顔で喜んでくれました。
駐妻英語コーチングを受けていなかったら、今も感謝の気持ちを伝えられず、モヤモヤした気持ちを抱えたままだったと思います。
これからの目標を教えてください。
英語コーチングで習ったことを、もっと日常生活で使えるようにしていきたいと思います。
バスの運転手さんやお店の店員の方、SNSで出会った現地の友人と、自分の言葉でコミュニケーションを取りたいです。
以前、SNSで出会った現地の友人と食事に行った時は、単語の羅列とGoogle翻訳などでなんとか意思疎通したのですが、これからは単語ではなく文章で、自分の言いたいことが伝えられるようになりたいと思います。