自己紹介と英語コーチングを始めた経緯を教えてください
2021年の2月まで英語コーチングスクール「ENGLISH COMPANY」でトレーナーをしていました。現在は独立をして、”TOEICスコアと英会話力の両方をアップさせる英語コーチング”を提供しています。
私が英語に興味を持ったきっかけは、高校時代の海外への修学旅行です。現地の方と交流する機会があり、英語を勉強してきたつもりだった私は「なんとか通じるだろう」と楽観的でした。しかし実際には全く思ったことを伝えられませんでした。そこで「何とか英語を話せるようになりたい」という強い気持ちが芽生えました。
帰国後は英語学習に力を入れました。音読やシャドーイングを中心に英語の勉強に励み、英語の偏差値を50から70まで伸ばしました。そこで「勉強すれば結果はついてくるんだ」という感覚を掴みました。
英語に自信を持った状態で大学に進学し、上位の英語クラスに入れたのですが、そこで再度挫折を経験します。クラスメイトには帰国子女も多く、スピーキング力もTOEICスコアも、私とは比べ物にならないくらいレベルが高かったのです。
大学では第二言語習得理論を学びました。他の学生との差を埋めるべく、学んだ第二言語習得理論を自分の英語学習にも活かし、TOEIC満点を取得、英会話もできるようになりました。
よく「日本人は英語をアウトプットする機会が足りない」と言われます。しかし第二言語習得理論では、大量のインプットが重要だと言われています。アウトプットの機会はオンライン英会話で確保しつつ、英語に関するYouTube動画を1日何時間も見るなどして、十分なインプットの機会も確保しました。
大学時代は4年間、アルバイトで家庭教師をしていました。集団クラスの塾でも良かったのですが「マンツーマンで教える方が向いている」という考えから、集団クラスの塾ではなく家庭教師を選びました。また大学1年生の頃には「コーチング」という言葉を知り、コーチングに関する書籍を読むようになります。
マンツーマンで勉強を教えることが好き・英語が好き・コーチングに興味がある、以上3つの条件から、当時まだ目新しかった英語コーチング業界への就職を希望しました。中途採用ばかりだった英語コーチング業界の中で「ENGLISH COMPANY」に採用してもらえたのは、私も「ENGLISH COMPANY」も、英語学習において第二言語習得理論に重きを置いており、通じ合う部分があったからだと思っています。
「ENGLISH COMPANY」では、会社の経営者やフリーランス、女優の方などにも英語を教えました。担当した受講生が、英語が全く聞き取れない状態から、podcastがスラスラ聞き取れるようになっていく様子を目の当たりにし、第二言語習得論とコーチングの威力を強く感じましたし、英語を教えることにのめり込んでいきました。そこからシニアトレーナーとなって後輩トレーナーの育成を担当するなどの経験を積みました。しかし企業での英語コーチングだと、休みの日は受講生とやりとりができなかったり、受講生との間に若干の距離感があることも気がかりでした。「もっと受講生に寄り添って英語学習をサポートしたい」という思いから、独立を決意しました。英語学習にはメンタルの部分が重要なので、その部分によりアプローチしたコーチングを心がけています。
現在では、国内でTOEIC満点と英会話習得した経験と、第二言語習得理論、「ENGLISH COMPANY」でのトレーナーとしての知見を基に、個人で英語コーチングを行っています。
かずコーチの英語コーチングの概要について教えてください
私の英語コーチングでは、TOEIC教材を使って英会話を学びます。よって、TOEICのスコアアップとビジネス英会話の習得の両方を目指している、ビジネスパーソンや大学生の方におすすめです。教材は、金のフレーズ・銀のフレーズ・公式問題集などを使用します。TOEIC教材を使用しますが、TOEIC特有のテクニックなどを教えるのではなく、あくまで英語力の部分をTOEIC教材を使って鍛えて、「使える」英語力を身につけることがメインです。英語力が上がるとTOEICのスコアも結果的に伸びていきます。
受講期間は2〜3ヶ月で、受講期間終了後も1ヶ月単位で受講を継続できます。受講料は、LINEを用いた日々のオンラインサポートありのフルサポートプランの場合が月額89,000円で、オンラインサポートなしの場合が月額69,000円です。半年や1年間受講を継続している方もいらっしゃいます。
セッションは週に1回実施します。ただし費用を抑えたい方は2週間に1回、時間が取れない方は1時間のセッションを30分×2日に分割するなど、柔軟に対応しています。
コーチングの内容について教えてください。
私の英語コーチングでは、英語の勉強方法よりも実践的なトレーニングに重きを置いています。なぜなら英語ができるようにならない人の多くは、英語の勉強方法を知っていても、それを実践できていないからです。例えば「発音の仕組みは知っているけれど、正しく発音できない」のような形です。
私の英語コーチングでは、勉強方法を教える時間が2割、勉強方法を私と一緒に実践する時間が8割です。例えば発音の場合、私の前で実践してもらい、それをその場で修正します。そうすることで、セッション外の時間でも正しい方法で自学できるようになります。
受講開始時には、目標設定を行います。目標設定で大事にしているのが「期限」です。「3ヶ月でTOEIC800点を達成する」のように期限を決めることで、受講生のやる気につながります。また期限を決めれば、そこから逆算して学習内容を決められます。「1週間後にはここまで学習しておく」「1ヶ月後にはここまで学習しておく」のような形です。
オンラインサポートありの場合、LINEで毎日学習記録と 学習で得た気付きを送ってもらいます。学習時間や学習配分をこちらで把握して、フィードバックします。
英語が伸びる人には、メタ認知能力が高いという特徴があります。つまり自分の学習状況を俯瞰して見ることができれば、英語力は伸びます。気付きを毎日シェアしてもらうのは、半強制的にメタ認知能力を高めるためです。
受講生にはどのような方が多いですか?
ビジネスパーソンや就活を控えた大学生が多いです。「TOEICと英会話力を一緒に伸ばす」というカリキュラムが、こういった方のニーズと一致しているのだと考えます。
ご自身の経験も踏まえて、英語学習で最も大切だと感じることは何ですか?
独学の質が最も大切です。
正直な話、いくら英語コーチングを受けても、独学の質が低ければ意味がありません。なぜならあなたの英語学習の大半は、独学だからです。例えば私の英語コーチングの場合、週1回のセッションとLINEでのやりとり以外は独学です。
ただし英語コーチングを通して、独学の質は上げられます。英語コーチングだけで満足するのではなく「独学も必要」という意識を持って英語コーチングを受講することが大切です。
私は学生時代に、英語の勉強方法に関する本をたくさん読みました。しかしいくら勉強方法をインプットしても、それを実践するかしないかは自分次第です。最終的に勉強するのは自分です。それは英語コーチングでも変わりません。私はモチベーションや勉強方法の面から、最高のサポートをさせていただくだけです。
英語学習に取り組んでいる読者の方へメッセージをお願いします。
英語を学べば、人生の選択肢が増えます。
私は大学入学当初、何の特技もありませんでした。しかし英語が特技となったことで人生の選択肢が広がり、それが仕事にもつながりました。選択肢があると心の余裕が生まれます。
またこうやって独立できたのも、英語ができたからです。少しでも人生の可能性、選択肢を広げたいのなら、英語は必須だと思います。
何事においても、メンタルが結果に影響します。英語学習の場合、自分に厳しすぎると、全てを「聞ける・聞けない」「読める・読めない」の2択で判断してしまいます。そしてそれがプレッシャーとなり、学習を継続できません。
私はこれまでに、そういった悩みを抱えた方を何人もカウンセリングしてきました。少しでもあなたの英語学習に英語コーチングの必要性を感じている方は、10〜15分の無料カウンセリングや4,900円の体験英語コーチングにぜひお越しください。
・英語コーチング スタンダード 79,000円/月(税込)
・キャリア英語コーチング 149,000円/月(税込)
下記よりお申込みください。