プロフィール:トマソン可菜コーチ
徳島県在住オーストラリアへの留学 計7週間。英会話力は徳島の外国人が集うバーに毎週のように通い、友達を作り飲みニケーションで習得。『英語を好きになるきっかけ』を与えられる人を増やすべく活動中。『1レッスン1笑い』がモットー。
簡単な自己紹介と英語コーチングを始めた経緯を教えてください
私が英語学習に目覚めたのは中学校1年生のときです。
英語の先生がALTのオーストラリア人の先生と楽しそうに話している姿を見て、英語を話すことに憧れを抱きました。
そうして過ごしているうちに、高校入学前にオーストラリア留学をしてみたいと思ったんです。でも両親に相談したところ、「危ないから」や「心配だから」と反対されました。
中学生ながら、ひとりで徳島から大阪の留学センターに話を聞きに行ったのですが、それでも周囲に反対されて、ついには親戚一同が集まる会で全員に反対されることに。それでも諦めなかったおかげか、一週間だけオーストラリアに留学させてもらえました。これが初めての海外経験でした。
そして高校卒業後、J-SHINEという小学校の英語資格指導を取ろうと思い、今度は60日間オーストラリア留学しました。J-SHINEの資格は取れたのですが、私の住む徳島県ではボランティアしか雇っていませんでした。
お給料が出ない仕事だったので、どうしようかと困っているときに、児童英語講師の仕事を見つけました。児童英語講師として働き始めたものの、当時は英語が話せなかったのが悩みでした。というのも、留学中は周りはみんな日本人で、授業も日本人向けだったので、オーストラリアにいながら英語を話す機会がなかったんです。
でも、私の目標は英語をしゃべれるようになることでした。そんなときに、外国人が集まるバーを紹介してもらったんです。
外国人が集うバーに通うようになり、私の英語力はいわゆる「飲みニケーション」で鍛えました。バーに飲みに行って、友達の輪を広げて英語を磨いていましたね。私は机の上での勉強よりも、実際に外国人とコミュニケーションを積極的に取ることで、英会話力を身につけました。
職場の同僚たちは、英検1級を持っていたり、海外大学を卒業していたりと、すごい経歴の持ち主ばかりです。そのため、同僚たちは文法などのテストは得意でしたが、実践で英語を使う機会がないため「英語が話せない」と悩んでいました。
その先生たちを見て、もったいないなと思いました。英語に関する高い知識があるからこそ、練習さえすれば話せるようになるはずなんです。話す練習をすれば、もっと英語ができるようになって、大きな自信がつく。自信がつけば私のように独立して、収入アップもできるのではと思いました。
そのため私は、英語を教えているけど、実は英語に苦手意識を持つ先生を対象にコーチングを提供しています。私のコーチングを受けて、先生たちが英会話に自信を持つことができるようになり、結果的に子供たちの英語スキルも上がることを願っています。
バーで英語を身につけた経験について詳しく聞かせてください
バーにはフィリピン人のママさんがいて、徳島県にいるALTの先生たちが集まる場所です。
やっぱり最初は、自分から外国人に話しかけることはできませんでした。そしたらママが気を遣ってくれて、バーで開催されるパーティーに招待してくれたり、お客さんたちを紹介してくれたりしたんですね。
紹介してくれた方の中に、英語を上手に話す日本人の方がいて、「ああ、私はこの人についていくべきだ!」と思い、連絡先を交換してもらいました。その方と一緒にバーに行くようになり、少しずつバーでの知り合いを増やしました。
それで私はお酒を飲めば饒舌になることが分かったので、お酒を飲んでから、中学レベルの英文法を使って必死に話していましたね。相手の言っていることが分からないときは、笑顔でやりすごしていました。
実際に話に参加してみると、よく出る単語やフレーズが分かるようになるんですね。そういった単語をメモして、実際に自分で使ってみることを繰り返していたら、英語を話せるようになっていました。
コースについて教えてください
コースは3ヶ月と6ヶ月の2プランを用意しています。
英語を話せるようになってもらいたいので、コースの内容もスピーキングを重視しています。まず毎週1回40分のコーチングセッションと20分の英語レッスンを行います。
また、毎日の課題として、英語を話している音声をLineなどで送ってもらいます。自分で作った英作文を読み上げるのもいいですし、友だちと話してもらうような感覚で、今日の出来事などを英語で話してもらっても大丈夫です。
英語を教えられている方ばかりですので、みなさん文法などはよく分かっていらっしゃるんですね。
でも、実際に英語を使う機会がないことが問題です。たとえば、外国人の先生と会話をするとき、普段しゃべっていないから、何をしゃべっていいのか分からないという方が多いです。毎日英語を話すことに意味があるので、スピーキング時間は30秒でも問題ありません。肩ひじ張らずに、楽しみながら課題には取り組んでいただきたいですね。
毎日のスピーキングに対して、私がフィードバックを行います。私が重視しているのは「伝わる英語」なので、細かい発音までは直しません。基本的には、意味がなさない部分や明らかな文法ミスを直すようにしています。
また、対象にしているのは英語を指導している方ですので、レッスンに対するフィードバックをすることも可能です。レッスンの様子を撮影したビデオを送ってもらったり、私を生徒に見立ててレッスンをしてもらったりしています。
使用する教材について教えてください
使用する教材は、その方に合ったものを使用します。
ただ、私が重視しているのは英会話であり、究極的に言えば教材がなくとも行えます。そのため、Ted TalksやCakeなどの英語アプリを使っていただくこともあります。
あとは私が作成した英文集を用いて、瞬間英作文トレーニングをしてもらうことも可能です。
テキストの英語は知っているけれど、実践で使える英語は知らない方が多いので、私のコーチングで実践英語を身につけていただければと思います。
どのように目標設定をされますか?
英会話は成果が目に見えないので、目標設定が難しいうえ、成果を実感することが難しいんですよね。もちろん、3ヶ月のコーチングだけで英語を流ちょうに話せるようになると、考えられている方はいないです。
それでも成果や上達の実感は重要なので、可能ならば受講前後にVersantというスピーキングのテストを受けてもらいたいです。スピーキングテストは数字として結果が出るので、上達を実感するには一番だと思います。
もしくは、毎日の課題である英語スピーキングを聴きなおしてもらうのもおすすめです。3ヶ月間スピーキングを続けると、スピーキングレベルが大きく変わります。受講期間中、モチベーションが落ちそうになったら、過去と今のスピーキング音声を聴き比べるのもおすすすめです。
週に1回のコーチングセッションではどのようなことをされますか?
最初の40分のコーチングでは、一週間の振り返りを行います。自分で立てた学習計画を振り返り、上手く行ったことや悩みなどを共有してもらいます。
やっぱり英語学習は孤独になりがちです。そのため、「こういうときは、どうしたらいいですか?」のようにコーチを頼っていただければと思います。
20分のレッスンは英会話を中心に行います。基本的にはフリートークです。
ご希望であれば、スピーチレッスンなど生徒さんが苦手な分野を克服できるようにレッスン設計することも可能です。教材と同様、レッスン内容も受講者さんの希望に柔軟に応えるようにしています。
受講生はどのような方が多いですか?
英語力に悩んでいる先生方が多いです。英語の先生という立場上、公に英語が苦手とは言えないんですよね。でも、英語が完璧にできるという先生はほんの一握りで、多くの方は自身の英語スキルに悩みを抱えています。
どのような受講生に来てほしいですか?
英会話力に苦手意識のある英語講師の方に来てほしいですね。そのなかでも、雇われているけど、本当は独立したいと願っている方です。英語力をつけてもらうことで、大きな自信を持てるようになり、独立へ踏み出せると思います。
ご自身の経験も踏まえ、英語学習で最も大切だと感じることは何ですか?
マインド面で一番重要なのは、英語学習を楽しむことです。やっぱり楽しくないと、続かないと思うんですね。
私の場合は、海外の雰囲気や習慣が大好きだったので、ずっと海外ドラマは見続けています。海外ドラマに出てきたセリフを完コピして、バーに行ったときに使うを繰り返していましたね。学習面で重要なのは物まねです。物まね上手は英語上手です。
海外ドラマを観るだけでは、英語は覚えられません。そこでドラマの登場人物になりきって、セリフをぶつぶつ言ってましたね。もしくは、「今日の晩御飯は何にしようかな?」などの思いついたことを、英語にして独り言を言うのもおすすめです。独り言は英語脳を作るのにも役立ちます。
英語学習に取り組んでいる方へのメッセージをお願いします。
英語の先生という立場上、英語が苦手とは言いにくいと思います。実際に「英語勉強していることがバレたらどうしよう?」と悩まれている方は多いです。でも、意外と他の人は気にしていません。結局、気にしているのは自分自身なんですね。
むしろ、保護者の方から「先生も英語勉強してるんですね!すごいですね!」と言われると思います。
私は30分の無料お悩み相談をしているので、お気軽にご連絡ください。
・英会話力爆上げ英語コーチング(3ヶ月):330,000円(税込)
・英会話力爆上げ英語コーチング(6ヶ月):550,000円(税込)
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