自己紹介と英語コーチングを始めた経緯を教えてください
私と英語との本格的な出会いは、26歳のときの1年間のアメリカ留学です。
私は大学で国際関係法を学んでいましたが、当時は就職氷河期だったこともあり、大学卒業後は英語や法律とは関係のない企業に就職しました。
しかし学生時代に思い描いていた理想の社会人とは程遠い生活だったことや、海外への憧れがあったことから転職をし、その後26歳のときにアメリカへの留学を決意します。
1年間の留学では、当時TOEIC400点くらいだったTOEICのスコアが4ヶ月で800点。大学院進学時には、900点まで伸びました。
その秘密は、アメリカの語学学校で提供されていた、第二外国語習得理論に基づいた、英語学習法を実践したからです。
当時住んでいた福岡でいろいろなスクールに通っていた頃は、正直にお伝えして英語学習難民で・・・。
何年かかるんだろうと絶望してしまった私は、「そうだ、アメリカに行けばなんとかなるんじゃないか?」と思って留学を決行しました。
しかし、東京で外国語大学を卒業した友人たちからは大反対されました。
東京と福岡で環境が異なるのに、「国内でも英語を学ぶ方法はいくらでもある。」「仕事を失ってまで、留学するのはどうなの?」などなど・・・。
当時は今と異なり、インターネットがそこまで発達していなかったので、大きく変えるには私は留学しかないと思っていました。
ただ、東京の事情をよく知る友人のアドバイスも、今となってはありがたく、留学以外にも選択肢があることを伝えたかったことは分かるんですけどね。
その後、より深く英語を学びたいという思いで、さらに1年半アメリカのロースクールに通いました。
帰国後はアメリカ生活で身につけた英語力を活かし、外資系企業に12年ほど勤めました。
ただ、ちょうど40歳ぐらいになった頃でしょうか。外資系でずっとキャリアを積んでいくことが本当に向いているんだろうか、というところがわからなくなってしまって。
ちょうど、営業職の人がメインだったんですが、周りが起業をしたり、農業をはじめたりなど、会社員とは異なるキャリアを選択する人が増える中、自身のキャリアについても考えるようになりました。
「自分にできることで会社員以外の選択肢は何だろう?」と自問した結果、英語に辿り着きました。
当時、同僚で大手の英語コーチングを受講しても成果が出ずに悩んでいる方がいることや、外資系出身者から生きた英語や、会社の外国人同僚や上司と、関係構築のための英語を学びたいというニーズがあることも、個人の英語コーチになる決断を後押ししてくれました。
そして2017年に英語コーチ養成講座を受講。現在英語コーチとしては5年経ち、毎年100名近くのクライアントさんが受講してくださっています。
富山コーチの英語コーチングの概要について教えてください
私が提供する英語コーチングは、
- ファーストプラン
- ベーシックプラン
- プレミアムプラン
の3つのプランに分かれます。
また当スクールは、外資系企業への転職サポートも実績が多数あります。
詳しくは当スクールのYouTubeなども参考にしてくださるといいかと思うのですが、英語力アップと転職までサポートさせていただく方法もございます。
英語力だけのケースも、日系グローバル企業で海外赴任を実現させた方、外資系企業で社内で昇進された方、英語を話す上司や同僚との関係性が良くなったというご報告もいただいています。
ファーストプランは、個別コンサルティングにて、TOEICのスコアアップやオンライン会議でのリスニングの改善、またご予算に応じて、ファーストプランでスピーキングも改善されたい方は、スピーキングにも対応しています。
お客様の英語学習の習慣化、正しい自習方法の習得をサポートするプランです。お客様の現時点の英語力で、優先すべき学習方法は異なります。
私のトレーニングは、お客様が上手くなる実感を大切にしながら、語彙学習・発音・音のルール・シャドウイング・オーバーラッピング・リピーティング・文法・速読法など、インプットを強化します。
アウトプットのトレーニングが必要な方は、基本的にベーシックプラン・プレミアムプランで行ってもらっていますが、ご予算的に難しい方は、英会話スクールで学ばないことを中心にアウトプットトレーニングを組み込むことも可能です。
また学習報告・音声添削などに取り組んでいただくことで、正しく家庭学習が行われることをサポートし、習慣化もしっかりとできます。
ベーシックプランは、ファーストプランの内容に加えて、外国人講師とのグループもしくはマンツーマンでのスピーキングセッションがついてきます。
ビジネス英会話力の向上とTOEICスコアアップの両方をサポートするプランで、私がアメリカの語学学校で経験した、「インプットとアウトプットを同時に伸ばす」を部分的に体験できるプランです。
TOEIC600前後の方が、TOEIC800前後を目指し、社内でのコミュニケーション力アップ・プレセンスを上げたい方に人気です。
プレミアムプランは、ベーシックプランのサポート内容に、キャリア相談やライティングのサポートなどが加わったプランです。
こちらは私がアメリカの語学学校で経験した、「インプットとアウトプットを同時に伸ばす」をフルサポートで経験できるプランです。
論理的に話せるようになるには、アウトプットを可視化するライティング、そしてネイティブ講師との数稽古であるスピーキングプラン、両方を見ていくことが大切です。
短期間でグッと英語力を伸ばすためには必要ですし、実際にクライアント様の成果も高いので、再現性がある方法だと自負しています。
それに加え、グローバル企業でのお仕事のお悩みも相談できるプランになっております。
例えば、キャリアのブランクがあり、2年ほど派遣社員をご経験後、転職でシニアマネージャーになられた方など、「とにかく仕事も英語も頑張らなければならないんだけど」「何に手をつけていったらいいのかわからない」という方や、難関外資系への転職なども視野に入れて英語を学ばれたいなど、意識の高い方におすすめのプランです。
お客様の英語と仕事の悩みを両方紐解きながら、目指す英語力、または社内でのプレセンス向上やキャリアチェンジまで、幅広くサポートさせてもらっています。
どのプランでも、メールやLINE、Slackを使って、レッスン外の日であっても、わからないところや悩みを質問できます。
ファーストプランはTOEICスコアを伸ばしたい方や、オンライン会議でのリスニング力を改善したい方、自習方法をコンサルしてほしい方におすすめです。
ベーシックプランは、スピーキングとTOEICの両方を伸ばしたい方におすすめです。
プレミアムプランはスピーキングとTOEICに加えて、業務で使える英語力を短期間で手に入れたい方、またビジネスでの即効性を期待する方におすすめです。
1番人気のプランは、プレミアムプランの6ヶ月サポートで、2番目に人気のプランはベーシックプランの6ヶ月サポートです。
他にも、外資系企業への転職サポートプランもございます。
これは、キャリアの棚卸、英文・和文両方の履歴書の添削、面接でのシナリオを和文・英文両方でその方に合わせてカスタマイズしたものをご提供しています。
英語と転職、両方叶えたい、という方には、英語のコーチングをまずは受講いただき、オプションで転職サポートをご提供しています。体験セッション時にお問い合わせいただければ幸いです。
コーチングの内容について教えてください。
まず体験セッション時に、受講生の目標をヒアリングします。また、現在の英語力を測るアセスメントテストも行っております。
そしてその結果を元に、お客様にどういった学習が必要か、どのくらいの期間がかかるのかなどをお伝えします。
目標を確実に達成するには、「SMART Goal」という考え方が有効で、お客様の目標を、Specific(具体性)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性)、Time-based(期限)の観点から、実現可能なプランに落とし込むことです。
さまざまな英語学習方法を試してきた方こそ、2年・3年と時間がかかるのではなど、間違った思い込みを持っていらっしゃったり、逆に簡単に達成できるだろう、と思い込まれている方もいらっしゃいます。
体験セッションでは、お客様に寄り添い、その方の現状に合わせた現実的なプランをお伝えしています。
続いて具体的な学習方法についてお伝えします。
語彙力強化では、お客様の性格・これまでの再現性を考え、適切な教材を使用します。
語彙力には受動単語(聞けば「あっ」とわかる単語)と能動単語(積極的にアウトプットでも使用できる単語)があります。
当スクールでは、他では行わない、受動単語と能動単語を同時に増やしていく、独自のトレーニング方法で指導しています。
またリスニングの学習では、お客様が学習の効果を感じやすい方法・順番で、発音・リエゾン・リズムトレーニングなどに取り組んでもらったり、英語で英語を処理する能力の強化のために、シャドウイングなどにも取り組んでもらっています。
スピーキングは、グループレッスンについては、お客様のレベルに合わせて外資系企業で使うオフィスコミュニケーションのクラスがあります。
スピーキングのクラスをマンツーマンに変えることもでき、お客様のレベルに合わせて、論理的に話せるようになるトレーニング、プレゼン力の向上、批判を避ける手法、社内交渉など、幅広いニーズに対応しています。
もちろん初心者さんでいきなりグループは気が引ける、という方にも対応しています。
コンサルティング・セッションは1回60分です。実施頻度は「週1回」のように固定していません。
受講者の大半は外資系企業に勤務している方なのですが、お仕事・プライベートとの兼ね合いなど、いろんなケースがありますので、7日から10日間に1回を目処に受講をお願いしつつ、柔軟に対処しています。
コンサルティング・セッションの内訳は、クライアントさんによって様々です。
単語チェック、シャドーイング、あとは音のルールや会社で行うプレゼンなど、受講者特有の課題をサポートしたり、課題へのフィードバックでSlackでのやりとりで不十分だった部分のサポートを行います。
受講生にはどのような方が多いですか?
外資系勤務で、英語学習に苦労している方が大半で、数にすると7割ぐらいでしょうか。
外資系企業に転職したい日系企業の方、生きた英語を学びたい日系企業の方、弁護士・公認会計士などの専門職の方、公務員の方もいらっしゃいます。
男女比率は女性7割、3割男性くらいで、年齢層は30〜50代がメインですが、英語でレポーティングしなくてはならなくなる、40歳前後の方が多めです。
私の英語コーチングは完全オンラインなのですが、受講者は首都圏在住の方が90%です。
時々、関西の方、また私自身が出身が九州なので、九州からの受講もございます。
ご自身の経験も踏まえて、英語学習で最も大切だと感じることは何ですか?
「これで行く」と一度決めたら、ネットやYouTubeで他の情報を探そうとしないことです。
英語が上達せずに悩んでいる方は、何かにコミットする時間よりも、何かを探している時間の方が長いように感じます。
まるでウィンドウショッピングのように英語学習に関する情報を探し回るのではなく、一度決めたことにコミットしてほしいです。
それは英語コーチングでも同じです。私の英語コーチングの受講中は、他のことに浮気せず、与えられた内容にコミットしてほしいです。
ただし情報収集をやめて与えられた課題にコミットしてもらうには、お互いの信頼関係が欠かせません。良い信頼関係を築けるように、こちらも努力します。
また最終的なゴールが「英語をネイティブのようにペラペラになりたい」のであればスピーキング力だけではなく、インプット力、受容単語力の向上も大切だと考えています。私は、それを具体的な数値目標で持ってもらっていて、具体的にはTOEICを採用しています。
Versantのような他の英語資格ではなくTOEICを採用している理由は、結局企業で一番求められる英語資格がTOEICだからです。
TOEICはリスニングとリーディングの受容力のテストですが、その二つがあれば、英語のオンライン会議に参加して、仕事の内容を理解し、遂行することはなんとか可能です。
また転職でも必ず見られるポイントでもありますから、本当の英語力を身につけてもらうためにも、TOEICスコアを数値目標に落とし込むことを大事にしてもらっています。
英語学習に取り組んでいる読者の方へメッセージをお願いします。
私は自分の人生を英語で人生を変えてきました。これを読んでくださっているあなたも、私と同じポテンシャルがあると思っています。
私の英語コーチングで、一緒に人生を変えましょう。成果は保証します。
・ベーシックプラン(個別コンサルティング+ネイティブ講師とのスピーキング)
・プレミアムコース(個別コンサルティング+ネイティブ講師とのスピーキング+ライティング+グローバルビジネスでのキャリアアドバイス) *各コース、3ヶ月・4ヶ月・半年プランのご用意がございます。
*転職サポートサービスのご用意もあり、単独、または英語コーチングと組み合わせてのご提供も可能です。
*料金はお問い合わせください。
下記よりお申込みください。