【インタビュー】船橋由紀子「英語コーチング✕メンタルサポートで圧倒的な英語力を手に入れよう!」

【インタビュー】船橋由紀子「英語コーチング✕メンタルサポートで圧倒的な英語力を手に入れよう!」

船橋由紀子さんの英語コーチングの特徴を教えてください

日常英会話・ビジネス英会話に特化した「英会話コース」とTOEIC対策・スコアアップを目指す「TOEICコース」の2つがメインの英語コーチングを提供しています。

受講生は主にビジネスマンや会社経営者が多く、仕事で英語をスムーズに使えるようになりたい方が効率よく学べるように、マンツーマンでサポートしているのが特徴です。

学習の流れは大きく分けて、①目標設定・確認→②個別のカリキュラム作成→③学習+サポートといった3つの段階で進みます。

まずは受講生に「いつまでにどうなっていたいか」をヒアリングして、目標を設定します。例えば、海外出張で恥ずかしくないビジネス英語を身につけたい方や3ヶ月間でTOEICのスコアを100点上げたいなど、人によって目標は様々です。

目標をクリアすると次の目標が見えてくる!1年以上継続して英語力に自信を

私の英語コーチングの特徴として、半数以上の受講生が1年以上の長期間継続していることが挙げられます。本来は3ヶ月間のコーチングですが、受講生は目標をクリアした後にまた次の目標が見えてくるからです。実際にTOEICのスコアが上がると自信が付いて、もっと上を目指すようになります。

受講生の大半ははじめは英語の苦手意識が大きかったり、仕事で仕方なく取り組んでいてプレッシャーを感じている方も少くありません。しかし、3ヵ月間の英語コーチングで英語学習のコツを覚えると、楽しむ余裕も生まれてきます。顔つきも変わってくるので、成長過程が見られるのが嬉しいですね。

もちろん、多くのビジネスマンは短期間で結果を出す使命があります。私は過去に英語コーチングスクール「プレゼンス」のTOEIC対策コースで2ヶ月で結果を出すコーチングをメインに指導させて頂きました。TOEICのスコアアップは短い期限を決めて取り組んだほうが結果は出しやすいです。その経験を生かして、今では企業研修や企業のTOEIC対策を担当させて頂き、2・3ヶ月の短期間でコーチングを行っています。

多くのビジネスマンはコーチングによって2・3ヶ月でTOEICのスコアアップできるのですが、本番のテストが終わると燃え尽きてしまう方が多いんですよね。やはり、短期間で多くの単語を覚えて、英語漬けの生活を送っていたので、疲れがドッと出てしまうようです。テストが終わった途端、今までキープしてきたモチベーションがプツンと切れてしまうような...。

しかし、英語学習を途中でやめてしまうのは、もったいないですし、そこからさらに継続すればさらなる伸びしろがあると思います。だからこそ、英語学習は常に目先の目標設定が大切と言えます。例えば、TOEICのスコア100点アップしたけど、さらに100点上を目指そうとか、次は英会話の上達にシフトしたいとか。英語学習経験者はお分かりだと思いますが、語学は使わないと忘れていきますよね。

日常的に英語に触れている時間が長くなれば、英語を忘れずに使えるようになるのです。私は受講生が目標を達成した後も英語学習の熱が冷めないように、コーチングするように心がけています。おかげさまで、多くの受講生を1年以上継続的にサポートさせていただいています。

ここで英語学習者にアドバイスがあります。それは、緩急をつけてストレスフリーで学びましょう、ということ。人間ですから、どんなにやる気があっても、疲れている時ややる気が出ない時もあります。真面目なビジネスマンは休むと自分を責めてしまう方も多く見られます。しかし、私のコーチングでは無理な進め方はしませんので安心していただきたいです。

最初の3ヶ月間は結果を出すために負荷をかけて学び、TOEICが終わったら、緩めのペースで進めていくことも可能です。学習量や学習時間は緩急を付けることでメリハリが付き、効率よく学ぶことが出来ます。カリキュラムを正確に進めるよりも、ストレスなく学習を継続する方が大切ですからね。

私の英語コーチングの受講生は会社経営者や役員の方が大半を占めています。「仕事で英語を使う機会が多いから、英語を身につけたいけれど、時間がないから効率よく学びたい。」というご相談が多いですね。「独学では挫折してしまった経験があり、スクールではスケジュール管理が難しい」といったお悩みも多いです。そういった忙しい経営者層に対して、自分一人では時間管理しづらい英語学習に関する時間の捻出やモチベーション維持のサポートをしています。

TOEIC本番に強くなる!3回チャレンジ法で攻め方が見えてくる

私の英語コーチングに取り入れているメソッドの一つに「3回チャレンジ法」があります。自分のTOEIC力と英語力を可視化できる方法です。

やり方は、まず1回目のTOEIC模擬試験を時間を計って解き、2回目は時間を計らずに解きます。3回目は再度時間を計って解くという学習方法です。特にポイントとなるのが、1回目と2回目。例えば1回目で解けなくても2回目で解けた問題が多かった場合、TOEICのような時間配分に対応できていないだけで、英語力自体はしっかりあるのではないか?という仮説が立つわけです。その仮説を元に、より的確な学習の指導方針を検討することができます。

このメソッドは「直前の技術シリーズ」を出版しているヒロ前田先生が提唱する学習法です。私はヒロ前田先生が主催する英語指導者のための講座「TOEICティーチャーズトレーニング」の第17期卒業生です。ヒロ前田先生の学習メソッドは有効ですから、積極的に取り入れています。

最も人気のあるコースは?

最も人気のあるコースは?

英会話コースです。

私の英語コーチングは英会話コースとTOEICコースがメインですが、8:2で英会話コースの方が人気です。ビジネスマンは仕事の必要性でTOEICを受ける方が多いですが、「本当はスコアアップよりも英語を話せるようになりたい。」というのが本音のようですね。英語をスムーズに話したり聞いたりして、自信を付けたいといった要望が多いです。ですから、多くの受講生ははじめはTOEICコースのコーチングを受けても、その後に英会話コースに切り替えて継続されるパターンが多くなっています。

TOEICコースの受講生は会社で昇格するためにチャレンジされる方が多いです。受講者のTOEICスコアは、約2ヶ月間のコーチング後に平均で100点スコアアップしています。200点アップのご報告も多いですし、中には300点スコアアップした方もいらっしゃいます。お仕事をしながら2ヶ月という短期間で学習するのは根気が入りますが、十分に実現可能です。学習時間の目安は1週間に17〜18時間程度ですね。独学では挫折してしまうと心配な方も、私がコーチとしてサポートするのでご安心ください。

英語コーチングで使用する教材は?

市販の教材を使用します。

TOEICコースでは、定番の金のフレーズや銀のフレーズ、TOEIC(R) L&Rテスト直前の技術などを使用します。英会話コースでは、インプットに短文暗記用の教材を使用し、アウトプットにはオンライン英会話を活用します。

インプット用の教材として効率よく学べるのが「NOBU式トレーニング」です。NOBU式トレーニングは最初は短文を覚えて、その後に少しずつ文章をくっつけて長めのフレーズも覚えられるという構成になっています。負荷の掛け方が絶妙なので、受講者の伸びを作りやすいのがメリット。少しずつ使えるフレーズが増えていくので楽しみながら取り組むことができ、英語力の伸びを実感しながら学ぶことができます。

受講生のレベルや目標に応じて学習教材を選んでいます

英語コーチングで使用する教材は「受講生の英語レベルよりも少し下の教材を選ぶ」ことを心がけています。多くの英語学習者は自分のレベルよりも高い教材を選んでしまいがちです。しかし、英語学習はしっかり基礎固めをするために自分のレベルよりも少し下を選ぶのが正解です。

例えば、TOEIC400点の方は、実際に400点レベルの英語力があるとは限りません。TOEICは4択のマーク式の試験ですので、まぐれで正解するケースが意外と多いんですよね。TOEICで400点を取得した方は、本来の英語レベルは300点程度と考えて、基礎を身につけるためにTOEIC対策をする必要があります。TOEIC600点を取得している方は700点や800点を目標にした教材を購入するのが一般的ですが、私の英語コーチングでは、まずは600点レベルの教材から取り組みます。

英会話コースでは受講生の英語レベルと目標に合わせて学習教材選び、学習内容を決定します。英語に苦手意識がある方は、少しでも英語に慣れてもらえるように、学習手順も工夫します。例えば、文法が得意でない方には、文法知識を必要としない簡単なフレーズを覚えてもらいます。大事にしていることとして、例え正しい勉強方法だとしても、コーチの考えを押し付けるだけでは、受講生に効果的な学習はしてもらえません。受講生が納得した上で学習を進めることが大切と思っています。

実践的な英語が身につくオンライン英会話の活用法

オンライン英会話にはフリートークと教材を使用するレッスンがあります。英語学習初心者の方は教材を使用するレッスンがおすすめです。教材を使用するレッスンでは、教材が補助輪のような役割になるので「いきなり英会話はちょっと不安」という方にもおすすめです。ただし教材ありレッスンでは注意すべき点が一つあります。それは、教材を読むだけにならないようにすることです。教材を読むだけだとなかなか英会話力は身につきません。

受講生の方には、教材を読んで終わりにならないように、毎回課題を持ってレッスンを受講してもらいます。例えば「聞き取れない表現があったときは『〇〇』という表現を使って聞き返してみる」などです。こういった課題を持ってレッスンに臨むことで、受動的ではなく能動的にレッスンが受けられます。

また同じレッスンを2度受けることも推奨しています。オンライン英会話では、レッスン内容を受講者が自由に選択できます。同じレッスンを2度受けることで、復習の機会が作れます。自宅での予習復習が苦手な方でも安心です。

英語コーチングに加えて、英語関連の書籍も出版されていますね?

はい。書籍を2冊出版しています。

1冊目は2020年に出版した「超コーチング式英会話上達法」です。メンタルコーチングを英語学習にどう取り入れるかを簡単にまとめた書籍です。有り難いことに、英語指導者にも読んでいただいています。AmazonのKindle語学書ランキングでも1位を獲得しました。

2冊目は2021年に出版した「英会話は筋トレ。」です。英語はよく筋トレに例えられます。どちらも反復すれば伸びるという特性があるからです。しかし私は、反復だけで伸びるほど、筋トレも英語も甘くはないと理解しています。私も趣味で筋トレをしているのですが、筋トレって実はものすごく論理的なんです。「このくらいトレーニングをしたら、この筋繊維が破壊されて、筋肉が増える」のように細かな計算の元で、筋トレは成り立っています。英語もそれと同じだと思っています。ただ反復するのではなく、簡単な表現を効果的に繰り返すことで、最短ルートで英語が話せるようになります。

英語コーチングに加えて、英語関連の書籍も出版されていますね?

英語コーチングにメンタルコーチングを掛け合わせたメソッドとは?

私が提供する英語コーチングには、メンタルコーチング的な観点も取り入れているのが特徴です。簡単に言えば、英語学習方法や学習時間の確保のサポートに加えて、受講者の心の癖や学習の盲点を見抜くコーチングです。

英語学習が上手くいかないとお悩みの方は、勉強時間の不足や間違った勉強方法だけではありません。受講生が無意識に抱えている価値観やコンプレックスがブレーキをかけているケース意外と多いのです。

例えば、完璧主義の方は1つの問題につまずいてしまうと、その場で留まってしまい、先に進めないパターンが多く見られます。効率よく問題を飛ばすことができず、多くの時間をロスしてしまうのです。完璧主義な性格が影響して、先に進めない例です。このように、ご本人の性格や思考の癖、価値観が学習の進度に悪い影響を及ぼすことはよくあります。

本人の価値観や癖については、セッションにて受講生と話をしますが、自分のことは案外分からないものです。その時に私は「あなたと全く同じ癖を持つAさんがいたら何とアドバイスをしますか?」と問いかけてみるのです。自分と全く同じ状況にある人を、客観的な目線で見てもらうことで、自ずと解決策が見えてきます。

目標設定はどのように行っていますか?

初回セッション90分のうち、45分間で目標設定を行います。

私は目標を、結果目標と行動目標の2つに分けています。結果目標の例としては「1年後にTOEIC800点を取りたい」などです。行動目標の例としては「1年後にTOEIC800点を取るために何ヶ月で何時間勉強する」「このテキストをここまで終わらせる」などです。結果目標が高すぎると判断した場合は、目標を小分けにして、比較的簡単に達成できるサブ目標を作っています。なぜなら目標が高すぎると、いつまで経っても目標を達成できず、学習意欲の低下につながるからです。

学習進捗のサポートとは?

セッション時に効果測定を実施しています。進捗報告の内容や形式は受講生によって異なりますが、基本的にはFacebookで毎日の学習進捗を報告してもらいます。勉強時間に加えて、シャドーイングの音声を送ってもらったり、英語を発音している動画を送ってもらったりします。表を作って学習の管理をしている受講生もいます。

プログラム終了後のサポートは?

まず継続して年単位でコーチングさせていただくことが多いので、その後のプログラムは用意していません。そもそも、プログラムが終了した後は独学の力が大きく身に付いているんです。実際に受講生からは仕事で昇格したという喜びの報告を受けたり、海外赴任が決まったと報告を頂いています。また、新しい目標に向けて単発でコーチングを依頼されたり、受講生をご紹介頂いたり、卒業生との人間関係が切れることはありません。そういった繋がりが嬉しいですね。

受講生にはどのような方が多いですか?

受講生の8割は、30〜50代の経営者です。

多くの会社経営者の方は「ビジネス会議は通訳を付けてもいいが、最低限の英語は自分でコミュニケーションを取りたい」、「部下に頑張る姿を見せたい」「通訳がいない方が相手との信頼関係を築けそうだから」といった理由で受講される方が多いです。

残り2割の受講者は役職者が多いですね。ただし、経営者の受講理由とは異なり、「ビジネス英語を話せるようになりたい」という意気込みで受講される方が多いです。

私のコーチングを知ったキッカケは、ウェブサイトを見て受講してくれた方もいらっしゃいますが、ご紹介で決めてくださる方がほとんどです。

どのような受講生に来て欲しいですか?

「あらゆる英語学習方法を試してきたけどうまくいかなかった」「何度も挫折したけど、今度こそ身につけたい!」という方にぜひ受講してほしいです。

英語コーチングと聞くと、高いお金を払ってストイックなイメージがあるかもしれません。しかし私が提供する英語コーチングはそんなことはありません。「これが正しい方法です」と押し付けるのではなく、受講生が英語学習を継続できることを第一に考えてプランニングをしますのでご安心ください。

どのような受講生に来て欲しいですか?

ご自身の経験も踏まえて、英語学習で最も大切だと感じることは何ですか?

英語学習を楽しむことです。

英語が元々好きな人は、勉強を全く苦に感じません。そういった方に負けない英語力をつけるには、英語学習を楽しむことが大切です。実は私も元々英語が好きだったわけではありません。リーマンショックの時期に人生のスランプを経験し、人生を切り開こうと様々なことにチャレンジしました。フルマラソンは完走しましたし、富士山も登頂しました。そのチャレンジの一つにTOEICがあったのです。その後、TOEIC920点を取得してプレゼンスのコーチという新しい道が開けました。

今振り返ると、色んなことをストイックに続ける自分に酔っていたのだと思いますね。その時、挑戦しながら、心から楽しい!と感じることができたので、英語もここまで上達したのだと思います。

ただし、何を楽しいと感じるかは、人によって異なります。英語学習者にはぜひ「英語は楽しい!」と感じる方法を模索してほしいですし、私もその手助けができたらと思います。

英語学習に取り組んでいる読者の方へのメッセージ

今あなたが歩んでいるプロセスには、あなたが思う以上の価値があります。結果がでていなくても、未来の自分に投資すること自体に価値があるのです。ですので「なかなか結果が出ないから自分は劣等生だ」とは思ってほしくありません。

未来の自分に時間と労力を投資すると、必ず目に見える形で結果がついてきます。「未来の自分に投資しよう!」と思い続けられる秘訣は、何より自分の現状を知り、未来を思い描くところから。それには、英語コーチングが一番だと思います。

 

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