「留学するのに目標って必要?」
「具体的な目標がない場合は、留学しない方が良い?」
留学することを検討していたり、留学が決定したりしている人の中には、このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
結論から言えば、留学を充実したものにするためには、目標設定は必要です。
この記事では、留学するにあたって目標設定をすることがなぜ必要なのか、留学の目標としてはどのような例があるのか、留学の目標を決めるにはどうすれば良いのかについて解説しています。
留学にあたっての目標設定で悩んでいる方や、留学をしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
留学に目的は必要?目標設定の重要性とは
留学期間を充実したものにするためには、留学中に何を成し遂げるか、帰国後にどのような姿になっていたいかという目標設定が重要です。
また、留学において目標設定をすることで、以下のようなメリットを感じられます。
- 限られた時間を有意義に過ごせる
- 適切な留学先・コースを選択できる
- 帰国後に評価されやすくなる
- 留学中のモチベーションになる
それについて詳しく解説していきます。
限られた時間を有意義に過ごせる
留学するために目標設定が必要な理由の1つ目は、留学という限られた時間を有意義に過ごせるからです。
多くの人にとって留学とは、3カ月間、半年間、1年間など、事前に決めた一定期間の体験です。
海外で、外国語を学びながら外国人として暮らすという貴重な体験ができるのはその短い期間だけなのです。
留学にあたって「これを学びたい」「こんな自分になりたい」「こんなことに挑戦したい」という具体的な目標を持っておくと、その貴重な時間を有意義に活用できるでしょう。
反対に、具体的な目標なしに留学してしまうと、特別なスキルを身につけたり、新しい体験をしたりすることなく、ただ観光気分で何となく過ごしてしまうかもしれません。
せっかく時間とお金を投資して留学するのであれば、それではもったいないと言えるでしょう。
帰国後に「もっと勉強すればよかった」「もっといろいろなことにチャレンジすればよかった」といったような後悔が残らないようにするためにも、留学において目標設定することは重要なのです。
適切な留学先・コースを選択できる
留学に目標設定が必要な理由の2つ目は、明確な目的があると、それに沿った適切な留学先やコースを選択できるからです。
例えば、「英語を身につけること」が留学の大きな目的であるのならば、英語圏への語学留学が最適な選択肢となります。
一方で、「自分の専攻している分野について深く学びたい」ということが目的であるのならば、その学問の権威ある教授がいる大学への留学や、研究が進んでいる機関への留学が適切でしょう。
他にも、「バイオリンのスキルを上げたい」というように特定の芸術やスポーツに関する技術力向上を目指すのであれば、その分野が発展している国へ留学することが選択肢となります。
「留学をキャリアアップに繋げたい」という目的を持って、MBAを取得しにアメリカへの留学を決める人もいるでしょう。
このように、留学そのものの目的が明確であると、どこの国のどんなタイプの学校に、どんな形で留学すべきかが見えてきます。
また、学びたい学問以外にも「なるべくコストを下げて留学をしたい」「日本人の少ない環境に身を置きたい」といった目的があると、より自分にとって適切な留学先を絞り込みやすくなります。
留学することに対して明確な目的を持っておくことで、目的に合った国やコース、学校を選ぶことができて、後悔のない留学を実現できるでしょう。
帰国後に評価されやすくなる
留学するにあたって目標を決めておくべき理由の3つ目は、帰国後の就職や転職、昇進などの場面で評価されやすくなるからです。
留学をすると、就職活動や転職活動などでアピールできるのではないかと考えている人もいるかもしれません。
確かに海外に飛び込んで学習したという事実は、大きなアピールポイントとなるでしょう。
しかし、ただ「留学した」という経歴だけではあまり高く評価されないかもしれません。
就職活動や転職活動における面接では、留学したかどうかを問われるだけでなく、「なぜ留学したのか」「なぜその留学先を選んだのか」「どんな経験をしたのか」「どう努力したのか」「留学先でどんな能力を身につけたのか」という部分まで問われます。
このような質問にきちんと応えることができて、初めて留学したという経験が評価されるのです。
そして、目標を決めて留学に挑戦することで、なぜ留学をして、留学中に何を学んで、何を達成したのかということを論理的に答えられるようになります。
また、大学を休学して留学する場合や、社会人になってから留学する場合には、履歴書に空白の期間ができてしまうことになります。
その場合には、なぜ休学や休職という選択をして留学をしたのか、その結果どんなスキルを得られたのかということを明確に語ることがより重要となります。
このように、帰国後に就職活動や転職活動などの場面で、留学経験を適切に評価してもらうためにも、留学に目標は必要と言えます。
留学のモチベーションになる
留学に目標が必要な理由の4つ目は、はっきりとした目的や目標があると、留学中のモチベーションになるからです。
留学中は、日本とは異なる文化の中で、外国語を使いながら生活していくことになります。
大学への留学の場合にはさらに大量の宿題を課されたり、慣れない英語でディスカッションやプレゼンテーションなどをしたりすることもあるでしょう。
語学留学の場合でも、英語を英語で学び、多国籍の生徒に混じって授業を受けるという環境で勉強を続けることになります。
このように普段とは異なる生活環境の中では、多かれ少なかれストレスがかかるものです。
ときには、言語の壁や慣れない生活を辛く感じて、「帰国したい」「もう頑張れない」などと挫折しそうになることもあるかもしれません。
しかし、そのような場合にも、留学における明確な目標があると「辛いけれど、目標達成するまで頑張ってみよう」「今ここで帰国すると、目標を到達できない」と考え直せる可能性があります。
このように、明確な目標は、挫折しそうな時にも留学を続けるモチベーションにもなるのです。
留学目的の例
ここまで、なぜ留学するにあたって目的が必要かについて解説してきました。
次は、留学の目標としてよく挙げられる例を紹介していきます。
- 語学力向上ため
- 専門分野を深く学ぶため
- 就職活動に活かすため
- 人脈を広げるため
- 広い視野を持つため
- 学位・資格取得のため
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
語学力向上ため
留学の目標例の1つ目は、語学力向上のためです。
特にこれは、語学留学をする人の目標としてよく挙げられます。
英語の習得を目的とした語学留学の多くでは、話す、聞く、読む、書くの4技能をまんべんなく向上させるようなレッスンを受けられます。
また、英語を英語で学ぶことになるため、効率よく英語力を伸ばせるでしょう。さらに、世界各地から英語を学びに来ている人とクラスメイトとなるため、さまざまなイントネーションの英語を聞く良い機会ともなりえます。
語学留学に限らず、留学をすると身の周りで聞こえる言葉が全て英語という環境で生活することになります。
スーパーでの買い物や公共交通機関の利用などの些細な日常生活も英語で行い、テレビから聞こえるニュース番組やバラエティー番組の声も当然ですが英語です。
留学中はネイティブと話す機会も多くあり、教科書には載っていないような単語やフレーズ言い回しも学べるでしょう。
このように、1日中英語に触れられる環境に身をおくことで、総合的な英語力を効率的に上げられます。
もちろん、日本にいながらも英語を学ぶことは可能です。
しかし、日本語で書かれた英語のテキストを使って、毎日一定の時間のみ英語の学習に費やすという学習スタイルでは、英語力が身につくまでに時間がかかります。
一方で、留学をすると24時間英語に触れている状態を作り出せます。そのような環境に身を置くことでよりスピーディに語学力をあげられるのです。
海外に身を置くことで得られる様々なメリットを活かしながら語学力向上を狙うことが、目標例の1つです。
専門分野を深く学ぶため
留学の目標例の2つ目は、専門分野を深く学ぶためです。
これは大学での学部留学などの場合によく見られる目標です。
日本の大学である学問を専攻していて、さらにその学問について深く勉強したいと思った場合、日本よりも研究が進んでいる国や大学で学ぶことも選択肢となるでしょう。
また、研究の進度によらず「他の国の視点からも学んでみたい」「他の国の研究方法を見てみたい」「外側から日本について見つめたい」と感じることもあるかもしれません。
このような希望も、海外の大学に留学することで叶えられます。
また、先進的な研究をしている大学や規模の大きな大学では、様々な国から優秀な学生が集まっています。
異なる教育を受けてきた人たちが多くいる環境で学ぶことで、違った角度から学問について考えられたり、新たな視点を身につけたりできるでしょう。
このように、自分の専門分野を深く学ぶことが、留学の目標の例の2つ目です。
就職活動に活かすため
留学の目標の例の3つ目は、就職活動に活かすためです。
グローバル化が叫ばれて久しい日本では、業種や職種を問わず英語力が求められるケースが増えています。
新卒の就職活動や転職活動においても、英語の能力が必要になることが少なくありません。
TOEICのスコアで英語力を判断する企業も多くありますが、それだけではなく実践的な英語力を求める企業も増えています。
そのようなケースでは留学経験というのは有利に働くでしょう。
もちろん、留学をしたことで評価されるのは、英語力だけではありません。
留学をしたということ自体が、能動的に行動を起こせる人物だと評価されるケースもあるでしょう。
留学をした目的や、そこで学んだこと、身につけたスキル、困難に立ち向かったエピソードなどを話すことで、自分自身で目標設定を行い、それに向けて努力ができるということを示せます。
また、特に将来の就職希望先が明確でない場合や、やりたいことがはっきりと決まっていないような場合でも、英語ができると、就ける職業の選択肢の幅が広がります。
英語を使わない仕事に就いたとしても、昇進や出張、海外赴任のためにTOEICスコアなどの英語スキルが求められることもあります。
そのような場合にも、留学して英語を学んだという経験は活きてくるでしょう。
このように、就職活動に生かして、自分の将来の選択肢の幅を広げるためというのが、留学の目標の例の3つ目です。
人脈を広げるため
留学の目標の例の4つ目は、様々な国の出身の人と交流をして人脈を広げるためです。
留学先では現地の学生と知り合いになれるだけではなく、他の様々な国から来た留学生と交流することもできます。
さまざまな国籍の人が住む欧米諸国とは異なり、日本に暮らす多くの人は日本人です。
そのため、特別に意識しなければ、日本で暮らしていては外国人と交流する機会はないでしょう。
日頃から外国人との交流がないと、英語力を身につけにくいこと以外にも、グローバルな人脈を広げにくいというデメリットがあります。
しかし、世界中から人が集まるような学校へ留学をすると、日本で生活していると出会えないようなバックグラウンドの人と出会えます。
様々な国籍、経歴、考え方を持った人と知り合うことで、友人の輪を広げられるでしょう。
また、留学をすると、自分が「外国人」としてその国で生活を送ることになります。そのため、そこにいるだけで興味を持ってもらえやすいという利点もあります。
人脈を広げるとは、友人の輪を広げるという意味があるだけではなく、将来の仕事にも活かせることがあります。
特に大学院への留学やMBA留学をするような場合には、そこで得られる人脈が直接的に仕事に生きることもあるでしょう。
各分野のビジネスに詳しい人たちが集まる大学では、卒業後、仕事で困ったときに「あの分野に詳しい専門家の人に聞いてみよう」と相談する人ができたり、新しいビジネスを始めたいときに、パートナーとなる人を見つけたりもできるでしょう。
このように、異なる価値観を持つ友人を見つけたり、将来的に仕事の助けとなってくれるような人を見つけたりと、人脈を広げられることが留学の目標の例の4つ目です。
広い視野を持つため
留学の目標の5つ目は、自分の視野を広げるためです。
上記の「人脈を広げるため」という目標に関連しますが、留学ではさまざまな国の人と会うことや、異なる文化圏で生活することで、色々な考え方や価値観に触れられます。
例えば、アメリカの大学へ留学をした場合は、課題の多さや生徒の講義に対する積極性などに驚くでしょう。
講義中のディスカッションや、現地の友人との会話では、自分の意見をはっきりと述べることの重要性に気付かされるかもしれません。
そのほかにも、国内に時差があったり、サマータイムがあったり、室内で土足だったり、チップの習慣があったりと、1つひとつは些細なことかもしれませんが、生活してみることで深く理解できることがたくさんあります。
このように、日本とは違う文化圏で生活することで、日本での常識が覆され視野を広げることができます。
このように自分の視野を広げることが留学の目標例の5つ目です。
学位・資格取得のため
留学の目標の6つ目は、学位や資格を取得するためです。
特に、将来は海外で就職したいという場合は、その国での学位があることが望ましいとされている場合があります。
一時的な旅行や留学ではなく、海外就職をして永住権や就労ビザの得るためには、専門性の高い技術や知識、英語力、学歴などが必要になるケースがあるのです。
また、海外就職は考えていなくても、転職活動や昇進のためのMBA取得を目的に留学をする人もいるでしょう。
コンサルティングファームや、大手企業の幹部職では、会計学、金融、マーケティングなどのスキルや分析的、論理的に考えられる思考力が求められます。
総合的に経営を学べるMBAでは、このような能力を集中的に身につけられます。そのため、MBAを取得したという経歴が転職活動や昇進において有利に働くのです。
このように、将来的に海外で生活していくことや、新たなキャリアを想定して、そのための第一歩として海外での学士号や修士号を取得することが、留学の6つ目の目標例として挙げられます。
留学の目的を決めるポイント
ここまで、留学をする目的の例を6つ紹介してきました。
ここからは留学の目的をどのように決めるべきかについて解説していきます。
- 帰国後の理想の自分をイメージする
- 将来就きたい仕事や分野を考える
- 留学中に成し遂げたいことを具体的に挙げる
- 目標を数値化する
それぞれについて、1つずつ詳しく解説していきます。
帰国後の理想の自分をイメージする
留学の目的を決めるポイントの1つ目は、帰国後の理想の自分の姿をイメージすることです。
具体的には、帰国後にどんな能力をつけて、どんな経験をした自分でありたいかを明確にすることが大切です。
例えば「英語を話せる自分」が帰国後の理想の姿であるのならば、留学の目的は「語学力を身につけること」となります。
このとき、なるべく具体的に自分の姿をイメージしましょう。
ただ単純に「英語を話せる自分」というのではなく、「海外旅行をスムーズにできる自分」「海外の学生の中で英語で積極的にディスカッションできる自分」「英語を使って仕事ができる自分」など、英語を使って何をしたいかという部分まで具体的に考えましょう。
そうすることで、どの程度の英語力を留学中に身につけるべきかが明らかになります。
「帰国後の理想の自分の姿になること」が、そのまま留学の目標となるでしょう。
なお、理想の自分の姿をイメージできたら、次は「理想の自分になるためには、留学中にどんな行動をして、どんな勉強をすべきか」を考えていくことが大切です。
それが、留学中の具体的な行動目標となります。
将来就きたい仕事や分野を考える
留学の目的を決めるポイントの2つ目は、将来つきたい仕事や深く学びたい分野について考えてみることです。
上記の「帰国後の理想の自分の姿」にも関連しますが、将来的に就きたい職業や深く学びたい分野について考えておくことで、自分がどのような分野のどのような英語を集中的に身につけるべきかが見えてきます。
もちろん英語に関してだけではなく、留学中に挑戦したいこと、行きたい場所などの目標も立てられます。
例えば「将来的には、英語を使って旅行に関わる仕事をしたい」という場合には、英語をマスターするだけではなく、留学中に近隣の観光地について調べて実際に遊びに行ってみる、自分がガイドだったらどのように説明するか考えてみる、売れそうなプランを練ってみるなど、将来に繋げられる行動ができます。
また、日本の観光スポットや歴史などについて、英語でネイティブの友人に話してみるのも、良い練習になるでしょう。
このように、将来就きたい職業や学びたい分野について事前に考えておくことで、留学生活をより充実したものにできます。
留学中に成し遂げたいことを具体的に挙げる
留学の目的を決めるポイントの3つ目は、留学中に成し遂げたいことをできるだけ具体的に考えることです。
これは、帰国後どんな姿になりたいかという理想像や、将来関わりたい仕事を決めてから行うと良いでしょう。
将来像が明確になることで、留学中に何をすべきかが具体的に見えてくるからです。
上の例では、「将来的には、英語を使って旅行に関わる仕事をしたい」という理想像に対して、やるべきことは「留学中に近隣の観光地について調べてみる」「実際に遊びに行ってみる」「自分がガイドだったらどのように説明するか考えてみる」「売れそうなプランを練ってみる」「日本の観光スポットや歴史などについて、英語でネイティブの友人に話してみる」となります。
このような将来を意識した行動をしておくと、実際の就職活動の面接シーンでも、「この仕事に就きたいから、留学中はただ英語を学ぶだけではなく、こんなことをしました」と語ることができて、有利に働くでしょう。
中には、「将来就きたい職業がまだわからない」「専門的に深く勉強したい学問もない」という人もいるかもしれません。
そのような場合には、趣味や好きなことに関ることを目標として挙げることをおすすめします。
例えば「映画が好き」という人であれば、「字幕なしで洋画を観て理解する」ことを大きな目標として設定しても良いでしょう。
そして、「洋画を観る」「映画で学んだフレーズを、必ず実生活で使う」「映画好きが集まるコミュニティに参加してみる」などがやるべきこととして挙げられます。
また、直接的な英語力の向上などには繋がらないかもしれませんが「好きな映画のロケ地に行ってみる」「ハリウッドに旅行してみる」なども、良い目標となるでしょう。
このような行動は、ダイレクトに将来に繋がったり、学びに繋がったりせずとも、ただなんとなく休日を過ごしてしまうことを防げます。
留学生活を充実させるためにも、なるべく目標は具体的な行動に落とし込みましょう。
目標を数値化する
留学の目的を決めるポイントの4つ目は、目標をなるべく数値化して、期限を決めることです。
上で決めた目標に関して、1つ1つに対して、具体的な数値目標といつまでにそれを達成するのかということを決めましょう。
そうすることで、目標を達成できたのか、未達成のままなのか、進捗状況はどうかを客観視することができます。
例えば上の例では、「字幕なしで洋画を観て理解する」という目標達成の期日を「帰国時」とすることができます。
さらに、「洋画を観る」という目標は「週に1本、洋画を観る」と数値を決めることで具体的になります。
「映画で学んだフレーズを、必ず実生活で使う」という目標は、「毎日、映画で学んだ3つのフレーズを使う」とすることで、必ず毎日新しいフレーズを使えます。「映画好きが集まるコミュニティに参加してみる」という目標は、より具体的にして「◯人と友達になる」としても良いでしょう。
「好きな映画のロケ地に行ってみる」「ハリウッドに旅行してみる」という目標については、必要な予算と行く時期を明確にすることで、より現実化しやすくなります。
なお、このような具体的な目標を決めたら、次は1つ1つの目標に対して、達成までの期限を設けることをおすすめします。
「留学中にこれとこれをやる」という目標では、いつまでに何をすべきかが曖昧になりやすいです。
個別の目標に対して、いつまでにやるかを決めることで、進捗状況をチェックしながら余裕を持って行動ができます。
目標を定めて後悔のない留学を実現しましょう
ここまで留学するために目標は必要なのかということと、目標の例、目標の決め方のポイントについて紹介してきました。
留学を充実したものにするためには、目標設定は大切です。
留学をするにあたって明確な目的を持っておくことには、以下のようなメリットがあります。
- 限られた時間を有意義に過ごせる
- 適切な留学先・コースを選択できる
- 帰国後に評価されやすくなる
- 留学中のモチベーションになる
留学における目標の例としては以下のようなものが挙げられます。
- 語学力向上ため
- 専門分野を深く学ぶため
- 就職活動に活かすため
- 人脈を広げるため
- 広い視野を持つため
- 学位・資格取得のため
なお、留学にあたっての目標設定で悩んだ場合には、以下のポイントから考えてみると良いでしょう。
- 帰国後の理想の自分をイメージする
- 将来就きたい仕事や分野を考える
- 留学中に成し遂げたいことを具体的に挙げる
- 目標を数値化する
この記事を参考にしながら、自分の将来を想像して適切に留学の目標設定をしてみてください。