「TOEICって試験中にトイレに行っても大丈夫?」
「普段からトイレが近いし、2時間も集中できるか不安...」
約2時間という長い試験時間のTOEIC。
「長時間、集中し続けられるか」という心配と同時に、「試験中にトイレに行きたくなったらどうすれば良いのか」という点が気になる人もいるかもしれません。
緊張するとトイレが近くなってしまうという人も多いですよね。
今回は、TOEICの試験中におけるトイレのルールについて解説します。併せて、試験前にできるTOEICのトイレ対策についても紹介していきます。
TOEICの受験を控えている方、普段からトイレが近くて心配な方は、ぜひ参考にしてみてください。
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もくじ
TOIECの途中にトイレに行くことはできる?
結論から言えば、TOEICの試験中にトイレに行くことは可能です。
ただし、試験中はいつでも退出できるわけではありません。
また、それ以外にもいくつかの知っておくべき点があります。まずは、TOEICのトイレに関するルールについて、詳しく見てみましょう。
トイレ休憩の時間はない
TOEICのテスト中に退出することは可能ですが、トイレ休憩のための時間は設けられていません。
TOEIC L&Rはリスニング100問を約45分間で、リーディング100問を75分間で解く、合計2時間程度のテストです。
また、試験開始前にはテストについてのオリエンテーションや、リスニング音声が聞こえるかのチェックテストがあります。
具体的なスケジュールは以下の通りです。
午前実施 |
午後実施 |
|
受付 |
9:25~ 9:55 |
14:05~14:35 |
試験の説明・音テスト |
9:55~10:20 |
14:35~15:00 |
試験開始~試験終了 |
10:20~12:20 |
15:00~17:00 |
問題用紙・解答用紙の回収 |
12:20~12:35 |
17:00~17:15 |
解散 |
12:35(予定) |
17:15(予定) |
試験の説明から問題用紙・解答用紙の回収までを合計すると、約2時間40分かかる計算です。この間、トイレ休憩は設けられていません。
リーディング試験中の途中退出は可能
先述の通り、TOEICでは約2時間40分間は基本的にトイレに行くことができません。
ただし、トイレがどうしても我慢できない場合や、体調不良の場合など、やむを得ない時には一旦退出することも認められています。
その際は、手を挙げて試験管に許可をもらいましょう。
また、原則としてトイレ退出が認められているのは、試験開始前のオリエンテーションの時間、もしくはリーディングの試験時間中のみです。
リスニングセクションが実施されている間は、退席時の音などにより周りの人の試験結果に影響を及ぼすリスクがあるため、トイレに行くのは控えましょう。
もちろん、もしもトイレのために退出する場合は、オリエンテーション中やリーディング中であっても、周りの受験者の集中力の妨げにならないように、細心の注意を払う必要があります。椅子を引く音や足音を立てないよう、静かに速やかに退出しましょう。
途中退出しても採点対象
TOEICのテスト時間中に退席した場合も、そうでない場合と同様に採点してもらうことができます。
途中でトイレに行ったとしても、その分の試験時間が短くなること以外は、テスト結果に影響することはありません。
もちろん、一旦退出した場合も、再度教室に戻り試験を続行することが可能です。ただし、席を外した時間が延長されることはありません。
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TOIECのトイレ対策
このように、テスト時間が延長されないためテストに不利にはなりますが、どうしても我慢できないような場合には、TOEICの試験中であってもトイレに行くことはできます。
トイレに行くのは5分程度かもしれませんが、TOEICは約2時間で200問という大量の問題を解く制限時間の厳しいテストです。そのため、試験時間中にトイレに行くと大きく不利になってしまうでしょう。
トイレが近くて不安な人は、TOEICの試験前にできる限りの準備をしておく必要があります。
具体的には、以下のような対策が有効です。
- 試験前にトイレに行っておく
- 試験前の水分摂取を控える
- 試験官に相談して席の配慮をしてもらう
- 2時間のテストに慣れておく
- トイレに行きたくなったらどうするか想定しておく
- おむつを着用する
- 【IPテストの場合】自宅受験を選択する
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
試験前にトイレに行っておく
1つ目のポイントは、試験前にトイレに行っておくことです。
これは、トイレが近い人、そうでない人に関わらず、必ずしておくべきことと言えるでしょう。
先述の通り、TOEICでは試験前のオリエンテーションや問題・解答用紙の回収を含めると、約2時間40分は席を離れることができません。そのため、特に尿意を感じなくてもトイレに行っておくことをおすすめします。
また、特にトイレが近い人は、オリエンテーションの時間に挙手をしてトイレに行くという方法もあります。
TOEICを何度か受験したことがある人ならご存知かもしれませんが、多くの場合、オリエンテーションを全て終了してからテスト開始までに数分間の空き時間があります。
原則として、この時間もテスト時間と同じく、トイレに行くことは認められていません。
しかし、このタイミングでトイレに行くほうが、テスト時間中に我慢できなくなって席を立つよりは、他の人の迷惑にならないでしょう。
また、試験開始直前にトイレに行っておくことで、リスニングセクションに安心して集中できるというメリットもあります。
試験前の水分摂取を控える
2つ目のポイントは、試験前の水分摂取を控えることです。
これも、普段からトイレが近いかどうかに関わらず、気をつけるべきポイントと言えるでしょう。
コーヒーや紅茶、緑茶など、利尿作用のある飲み物は控えるようにしましょう。特に、「試験に集中したいから」という理由でテスト直前にコーヒーをたくさん摂取したり、夏場などに冷たい飲み物を一気に飲んだりすることは避けましょう。
試験官に相談して席の配慮をしてもらう
3つ目に、試験官に相談して席の配慮をしてもらうという方法もあります。
これは、特にトイレが普段から近くて、3時間弱の試験時間を乗り切れるか大きな心配がある人の手段と言えます。
TOEICは、予め席が決められており、基本的には指定の席に座って受験する必要があります。
しかし、空席がある場合は、希望すれば移動してもらうこともできるのです。TOEICを運営するIIBCの公式HPのQ&Aにおいても、以下のように明記されています。
障がいや疾患等により出入口付近やスピーカー近くなど、座席位置を希望の際は、試験当日、ご希望の位置に空席があれば、座席移動を承ります。受付や音テストの際に、教室試験官へお申し出ください。事前申請などは不要です。
上にある通り、席移動にあたっての特に事前の申し込みなどは不要です。
ただし、予め希望の位置へ座席の確保を希望する場合には、IIBCの「プライオリティサポート」から依頼することも可能です。
これは、障がいまたは健康上の理由により個別の配慮が必要な場合、希望に沿った受験環境を可能な範囲で用意してもらえるというサービスです。
プライオリティサポートを利用する場合は、TOEICの試験申し込み時に「プライオリティサポートを希望する」にチェックマークをつけ、申込締切日までに公式HP上から「プライオリティサポート依頼書」をダウンロード・記入して郵送する必要があります。
プライオリティサポートを使いたい場合は、申込期間にかかわらずできるだけ早めに申請しましょう。
2時間のテストに慣れておく
4つ目のポイントは、約2時間のテストに慣れておくことです。
試験本番前に一度、公式問題集などを使って試験通りの時間を測ってテストに取り組んでみましょう。
そうすることで、自分が長時間にわたってトイレに行かずに耐えられそうかを確認できます。
その際は、試験時間の2時間のみではなく、実際に当日にトイレに行くことのできない2時間40分を目安に机から離れないようにしましょう。
普段からトイレが近いとは特に感じない場合も、事前に一度試験本番に合わせて時間を測って予行演習をしておくことはおすすめです。
トイレに行かなくても大丈夫かどうかを確認できることに加えて、集中力がどれだけ持続するのかということや、腰や背中が痛くならないかといったことを確認できます。
トイレに行きたくなったらどうするか想定しておく
5つ目のポイントは、トイレに行きたくなったらどうするか想定しておくことです。
これは、普段からトイレが近く、途中で離席する可能性が高い人が事前にしておくべきことと言えます。
具体的には、「トイレに行きたくなった瞬間に手を挙げて離席する」「尿意を感じても、一旦は最後まで問題を解き切る」など、トイレに行きたくなった場合を想定して、その際にどう行動するかを事前に決めておくのです。
「トイレに行こうか、どうしようか」と悩んでいては、問題に集中することができません。
トイレに立とうか迷いながら試験を受け続けるよりも、尿意を感じたらすぐにトイレに行って5分で戻って試験を再開する方が、より集中できて高得点に繋がるかもしれません。
そのため、「少しでも尿意を感じたら、挙手をしてトイレ退出を認めてもらう」など、自分の中でルールを決めておく方が良いと言えるのです。
また、試験中にトイレに行きたくなる可能性のある人は、テスト開始までに会場のトイレの場所を確認しておくことも重要です。
受付開始時間には会場に着くようにして、トイレの場所や、教室からトイレまでの最短ルートをチェックしておくことで、いざという時にも落ち着いて行動できるでしょう。
おむつを着用する
6つ目に、大人用おむつを着用するという方法もあります。
これは、試験中にトイレに行きたくなる可能性が高く、なおかつ途中退出はしたくないという人の手段と言えます。
現在、吸収力が高く匂いも気にならない高機能かつリーズナブルなおむつや尿漏れパッドが数多く販売されています。実際に、インターネット上でも「おむつを着用してTOEICを乗り切った」といういくつかの実際の体験談を見つけることができます。
また、おむつを着用して試験に臨む場合は、事前に一度予行しておくことも大切です。いくら大人用おむつを着用しているとはいえ、心理的な面からなかなか試験中に要を足すことは難しいとも言われているためです。
そのため、おむつを着用してTOEICに臨む場合は、普段から大人用おむつを着用して慣らしたり、自宅での試験の予行演習の際に着用して、おむつで用を足す経験をしたりしましょう。
結果的に本番でおむつで用を足すことがなくとも、「おむつをしているから、万が一トイレに行きたくなっても大丈夫」と思えることは、心理的に大きな安心に繋がるでしょう。
【IPテストの場合】自宅受験を選択する
7つ目に、IPテストの場合は自宅受験を選択するという方法もあります。
テレワークの普及や新型コロナウイルスの影響により、2020年から、TOEICはIPテスト(=学校・企業などの団体向けテスト)のオンライン開催を始めました。
オンライン受験であれば、自宅でも取り組むことができるのです。オンラインでのIPテストの大きな特徴は、従来のペーパーベースのテストに比べて試験時間が短いことです。
具体的な試験時間は、リスニングとリーディングを合わせて約60分です。
リスニング45問、リーディング45問の全90問で構成されます。ペーパーテストのほぼ半分の問題数・試験時間ということです。
もちろん、試験前のオリエンテーションや試験用紙の回収といった時間もありません。
トイレが近い人にとっては、試験時間がこれほど短縮されるのは大きなメリットとなるでしょう。
学校や企業で実施されるTOEIC IPテストを受験予定の方は、オンラインでの受験を検討してみるのも良いかもしれません。
事前にトイレ対策を万全にして長時間のTOEICに備えましょう
ここまで、TOEICのトイレ事情やトイレ対策について解説してきました。
TOEICにはトイレ休憩は設けられていません。
しかし、どうしてもトイレに行きたい場合は途中で退出することは可能です。また、その場合もトイレ後に再度試験に戻り試験を続けることもできます。
試験時間中にトイレに行った場合も、他の人と同様に採点もしてもらえます。
ただし、その分の時間が延長されることはありません。そのため、試験の制限時間が厳しいTOEICでは、なるべく試験中にトイレに行かずに済むような対策をしておくことが大切です。
TOEICの試験中にできるトイレ対策としては、以下が挙げられます。
事前にこれらの対策を行うことで、トイレに悩まされることなく試験に集中しやすくなるでしょう。
- 試験前にトイレに行っておく
- 試験前の水分摂取を控える
- 試験官に相談して席の配慮をしてもらう
- 2時間のテストに慣れておく
- トイレに行きたくなったらどうするか想定しておく
- おむつを着用する
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この記事を参考に、できる限りの事前対策を行い、テストに集中して高得点を獲得してください。
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