「英語の勉強を続けているけれど、実際の英会話になるとなかなかスムーズに言葉が出てこないんだよね」
「いざ、ネイティブの人と話すと緊張してうまく喋れなくなっちゃう...」
英語を学習している人の中には、このように英会話の途中で言葉がつっかえてしまうとお悩みの人もいるのではないでしょうか。
焦りや緊張から言葉が詰まってしまったり、上手く意図が相手に伝わらなかったりして、後になって「こう言えば良かった」と後悔したことがある人も少なくないはずです。
この記事では、英会話の際に上手く言葉が出てこないことの原因と、その対処方法について解説していきます。
英文がスラスラと口から出てくるようになって、もっと自然な英会話を楽しみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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もくじ
スピーキングの際に英語がすらすら出てこない原因
まずは、英語をスピーキングする時に上手く言葉が出てこない原因について考えてみましょう。具体的には、以下のような理由が想定されます。
- 単語や文法の知識が不足している
- 日本語で文章を考えてから英語に直している
- 正しい文法で話そうとしている
- 相手の言っていることが聞き取れない
- 相手の発言に対する適切なリアクションがわからない
- 英会話に抵抗感がある・緊張している
それぞれの原因について、一つずつ詳しく見てみましょう。
単語や文法の知識が不足している
1つ目の原因は、単語や文法の知識が不足していることです。
自分が伝えたいこと、表現したいことについての英単語を知らなかったり、思い出せなかったりすると、スムーズに英語を話すことはできません。
文法についても同様に、知識が曖昧だったり、正確さに自信がなかったりすると、声が小さくなってしまったり、何度も言い直したりしてしまうでしょう。これでは完成された英文をスムーズに話すことは到底できません。
日本語で文章を考えてから英語に直している
2つ目の原因は、日本語で文章を考えてから英語に直していることです。
英語学習においてはよく言われることですが、英語をスムーズに話すためには、「英語を英語で考えて話す」ことが重要です。
逐一「日本語で言いたい文章」を「正しい英語の文章」に直していては、すらすらに話すことはできません。
日本語に対応する英単語を思い出し、日本語の語順を英語の語順に直していくのには時間がかかるためです。
正しい文法で話そうとしている
3つ目の原因は、ミスのない正しい文法で話そうとしていることです。
文法の正確性は英語力を測る重要な指標です。もちろん、実際の会話の中でも正確な文法で話すに越したことはありません。
しかし、文法の正しさにこだわるあまり文章がたどたどしくなってしまうこともあるかもしれません。
学校のテストであれば時間をかけてでも正しい文法について考えるべきですが、「英語をスムーズに話せるようになりたい」と考えているならば、あまり文法にこだわりすぎない方が良いと言えるでしょう。
相手の言っていることを聞き取れない
4つ目の原因は、相手の言っていることを聞き取れないことです。
当然ですが、相手が何を話しているのかを正確に理解できなければ、こちらもそれに正しく応答することはできません。
曖昧な理解のままで答えようとしても、「見当外れなことを言っていないか」などと考えてしまい、自信を持って話せないでしょう。
双方向なコミュニケーションではなく、スピーチやプレゼンテーションなど一方的に話す場合であれば、相手の言っていることを正確に聞き取る必要はないかもしれません。
しかし、英語力を伸ばしたいと考えているほとんどの人は、双方向なコミュニケーションを英語で行う必要があるはずです。
そのため、スピーキング力を鍛える際には、同時にリスニング力も鍛えることが重要なのです。
相手の発言に対する適切なリアクションがわからない
5つ目の原因は、相手の発言に対する適切なリアクションがわからないことです。
日本語においても英語においても、豊かな会話をするためには文章だけではなく、相手の発言に対するリアクションも重要となります。
嬉しい時、驚いた時、悲しい時、怒った時、同情を表す時などに適切な相槌や仕草をすることで、自分の気持ちをより伝えやすくなります。
しかし、日本と英語圏での相槌や、感情を表現する動作は違う部分もあります。これを理解していないと、上手く相手に自分の気持ちが伝わらずに困惑してしまうことがあるでしょう。
英会話に抵抗感がある・緊張している
6つ目の原因は、英会話に抵抗感があったり、緊張していたりすることです。
英会話に慣れていない場合、いざ実際に英語を話す場面になると焦ったり緊張したりしてしまい、上手く言葉が出てこなくなることがあります。
また、焦りや緊張により、相手の言ってることに集中できず、正しく聞き取れないこともあるかもしれません。
英語の発音に自信がない人の場合は、「周りに自分の英語を聞かれるのが恥ずかしい」と感じてしまうこともあるかもしれません。
結果として小声になってしまったり、正しい発音・文法で話さなければと考えすぎてしまったりして、スムーズに言葉が出てこなくなることもあるでしょう。
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英会話でスムーズに言葉が出てくるようにする方法
英語がスムーズに出てこない原因を見てましたが、いくつか思い当たることがあったかと思います。
ここからは、上で紹介した英語を話せない原因を解消する具体的な方法について解説していきます。
- 単語・文法などの基礎を学習する
- 会話で使える英語のフレーズを覚える
- 文法の正確さにこだわりすぎない
- 正しい発音をマスターする
- 英語ならではのリアクション・言い回しを覚える
- アウトプットの回数を増やす
それぞれについて詳しく解説していきます。
単語・文法などの基礎を学習する
1つ目の方法は、単語・文法などの基礎を学習することです。
当たり前ですが、英文は単語と文法から構成されているものです。これらをマスターしなければ、正しい英文を作って口から出すことはできません。
多くの単語・文法を知れば知るほど、表現の幅が広がってスムーズに自分の表現したいことを伝えられるようになります。
なお、単語・文法については、しっかりと意味や使い方を理解した上で、瞬時に口から出るようになるまでしっかりと記憶に定着させることが重要です。
「聞いたことがある」「意味がわかる」というレベルではなく、「日本語→英語に直せる」という段階になるまで覚えることで初めて「使える知識」となるのです。
会話で使える英語のフレーズを覚える
2つ目の方法は、会話で使える英語のフレーズを覚えることです。
英語を話せない原因の一つに「日本語を英語に直していること」が挙げられます。
これを解消するために有効なのが、会話で使えるような英語のフレーズを丸暗記することです。
特定の文法を使った1つのフレーズを丸暗記すれば、単語を入れ替えるだけで、さまざまなシチュエーションで応用することができるからです。
例えば、「〜する予定だ」を表現する文法の ” be going to do” を使ったフレーズとして、”I am going to go to Tokyo for a meeting next week.(= 来週、会議で東京に行く予定だ)” というフレーズを覚えたとしましょう。
”Tokyo” を他の土地に変更したり、”meeting” を “shopping(= 買い物)” や “meeting with friends(= 友達と会う)” に変更したりすることで、プライベートな予定を話すこともできるようになります。
このように、フレーズを丸暗記することで、英語を話す際に逐一「この文法は正しいか」「どんな風に表現すれば良いのか」と考える必要がなくなります。
使えるフレーズをたくさんストックして、それを組み合わせることで、自然と長い文章を話せるようにもなるでしょう。
文法の正確さにこだわりすぎない
3つ目の方法は、文法の正確さにこだわりすぎないことです。
先述の通り、正しい文法で話すことは重要ですが、それが原因でスムーズに英語が話せなくなっているような場合は、文法の正確性を追求することは後回しにしてしまうことも一つの方法です。
英語の上級者であっても、多少の文法ミスはするものです。最初から細かいルールを気にするよりも、まずはミスがあってもスムーズにテンポ良く英会話を続ける練習をする方が、スピーキング力は伸ばすことができます。
ある程度、英会話に慣れて自信をつけてから、細かな文法ルールをブラッシュアップする方が効率的でしょう。
正しい発音をマスターする
4つ目の方法は、正しい発音をマスターすることです。
これは、スピーキング力を向上させるためにも、リスニング力を向上させるためにも重要です。
学校の英語の授業などで、発音はカタカナで表記されていたという人も多いのではないでしょうか。
また、英語の授業の大半は単語や文法についてであり、正しい発音や発音記号の読み方がわからないという人もいるかもしれません。
しかしご存知の通り、カタカナで書けば同じように聞こえる発音でも、異なる音というのが英語にはたくさんあります。
多くの日本人が苦手とされる ”l” と ”r” のほか、 ”b” と ”v” 、 ”s” と ”sh” 、 ”si” と ”th” など、口の動かし方や舌の位置を理解していなければ正しく発音できない音が数多くあるのです。
また、「正しく発音できる言葉は聞き取れる」と言われる通り、発音をマスターすれば相手の言っていることを聞き取れるようにもなります。
つまり、正しく発音できるようになれば、リスニング力も大きく向上するのです。
英語ならではのリアクション・言い回しを覚える
5つ目の方法は、英語ならではのリアクション・言い回しを覚えることです。
先述の通り、英語には英語ならではのリアクションや言い回しがあります。それを知らずに日本式の相槌をしていると、自分の気持ちや感情を上手く伝えられなかったり、相手に「理解できているかな?」と不安を持たせてしまったりすることがあるかもしれません。
”I see.” や “Really?” といった、どんな会話でも使いやすい相槌を覚えることはもちろん、日本語で会話するよりも多めにジェスチャーをすることも有効です。
また英語圏では、「あなたの話を聞いていますよ」ということを示すために、相手の目を見て話すべきと考える人も多いです。ネイティブとの会話では目を見ることを意識してみるのも良いでしょう。
加えて、相手の言っていることがわからなかった場合に備えて、英語で聞き返すためのフレーズを覚えていくことも有効です。
”Sorry?(なんて言ったの?)” や “Can you say again?(もう一回言って)”、”What does it mean?(どう言う意味?)” などのフレーズを覚えておけば、ゆっくり話してくれたり、わかりやすい言い回しに変えてくれたりするでしょう。
アウトプットの回数を増やす
6つ目の方法は、アウトプットの回数を増やすことです。
これは、スムーズに英語を話すためには最も重要なことと言えます。
いくら単語や文法についての知識をつけても、いくらたくさんのフレーズを覚えても、それを実際の英会話のシーンで活用できなければ意味がありません。
覚えた知識を会話の中で適切に使っていくことで、それが「使える知識」として定着していくのです。
また、英会話自体に慣れておくことで、ビジネスや旅行など実践の場面でも焦ったり緊張したりすることなく、落ち着いて英語を話すことができるようにもなります。
日本で英語学習をしている人の中には、このようにアウトプットの機会が少ないと感じている人も多いでしょう。
日本で英語学習をしながらアウトプットの回数を増やす方法としては、以下の4つの方法がおすすめです。
- 英語コーチングスクール
- オンライン英会話
- 英語での独り言
- 英語日記
それぞれの方法について、少し詳しく紹介します。
英語コーチングスクール
英語コーチングスクールとは、ただ英語を教えるのではなく、生徒一人ひとりの英語学習の目的を達成するためのサポートまでしてくれるような英語スクールです。
具体的には、学習目的をヒアリングし現在の英語力を測った上で、目標達成までの期日から逆算して日々取り組むべき学習内容を提示してくれます。
学習の進捗状況をコーチに報告する仕組みを取っているスクールも多いため、仕事やプライベートの都合で学習が予定通り進められなくても、柔軟に調整することができます。
コーチに常に学習の進捗状況が把握されているため、途中でモチベーションが低下してしまう心配も少ないでしょう。
例えば「1年後に海外赴任の予定があるから、その時までに英語をスムーズに話せるようになりたい」という場合は、1年間後に目標達成するために日々やるべき学習を割り出した上で、「海外赴任」というシチュエーションに特化した、覚えるべき単語やフレーズを教わることができます。
オンライン英会話
オンライン英会話とは、パソコンやスマートフォンを使ってオンラインでレッスンを受講するタイプの英会話スクールです。
オンライン英会話の最大の特徴は、格安価格で毎日英語を話す機会を得られることです。
例えば大手オンライン英会話の「DMM英会話」であれば、1回25分のレッスンを毎日受けられるコースを6,480円(税込)で受けられます。
サイト上には英語力別の教材も豊富に用意されているため、話すネタに困ることもないでしょう。
また、多くの大手の各オンライン英会話では、講師が非ネイティブの通常プランのほか、ネイティブ講師と会話ができるプランも用意されています。
そのため、ネイティブが話すスピードで会話がしたいと考えている人にもおすすめできます。
英語での独り言
英語での独り言とは、言葉通り「英語で独り言を呟く」という学習方法です。いつでも、どこでも、すぐに取り組める学習方法と言えます。
例えば、散歩中に道を歩きながら思いついたことを、全て英語に直していきます。
単純なことに感じるかもしれませんが、実際にやってみると「あれ、これ英語で何て言うんだろう?」と感じることが多いはずです。
このように、頭に思い浮かんだことを一つずつ英語に直していき、わからなかった表現については後から調べてみましょう。
そして、正しい文章をフレーズとして暗記していきます。この作業を習慣化することで、知っている語彙や表現の幅がグンと増えてゆくのです。
英語日記
英語日記とは、英語で日記を書くという学習方法です。
日々自分の身に起きたことや、感じたこと、明日の予定などを英語で書いていきます。
ここでのポイントは、「日本語で言いたいことを考えてから、英語に直す」という作業をすることです。
先述の通り、スムーズに英語を話すためには「英語で考え英語で話すこと」が重要ですが、英語日記を書く際には「日本語で考えて英語で書く」のです。
その理由は、最初から英語で書いてしまうと、「自分が知っている表現・文法のみで英文を作る」という状態になってしまうからです。
同じ文構造での英文をたくさん作っても、表現の幅を広げることはできません。
英語日記や英語での独り言で作った英文は、英語コーチングスクールやオンライン英会話で実際に使ってみることも有効です。
きちんと通じるか確認して、会話の中で何度も使ってみることで、「実際の英会話で使えるフレーズ」となります。
このような「実際の英会話で使えるフレーズ」の数を増やしていくことで、徐々に英語をスムーズに話せるようになるのです。
知識と実践を重ねることでスムーズに英語を話せるようになる
ここまで、英語がスムーズに出てこない原因と対処法について紹介してきました。
英会話で上手く言葉が出てこない原因としては、以下のものが考えられます。
- 単語や文法の知識が不足している
- 日本語で文章を考えてから英語に直している
- 正しい文法で話そうとしている
- 相手の言っていることを聞き取れない
- 相手の発言に対する適切なリアクションがわからない
- 英会話に抵抗感がある・緊張している
上記を克服して、すらすら英語を話せるようになるためには、以下の方法が有効です。
- 単語・文法などの基礎を学習する
- 会話で使える英語のフレーズを覚える
- 文法の正確さにこだわりすぎない
- 正しい発音をマスターする
- 英語ならではのリアクション・言い回しを覚える
- アウトプットの回数を増やす
なお、日本にいながら英語のアウトプットの回数を増やすための具体的な方法としては以下がおすすめです。
- 英語コーチングスクール
- オンライン英会話
- 英語での独り言
- 英語日記
この記事を参考に、英語がスムーズに出てこない原因を理解・解消して、さらなる英語力の向上を目指してみてください。
ビジネス英会話を効率よく身につけたい方におすすめのスクール
英語コーチングスクールの体験レッスンやインタビューを30スクール以上行ってきた当サイトが、本当におすすめだと思ったスクールを3つだけ紹介しておきます。ぜひ活用してみてください。
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関連記事:ENGLISH COMPANYの口コミ・評判まとめ【時短で伸ばす!】
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関連記事:【高密度トレーニングとは?】ストレイル(STRAIL)の口コミ・評判まとめ
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関連記事:【1年で英語が話せる?】トライズ(TORAIZ)の口コミ・評判まとめ
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