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【インタビュー】イングリッシュブートキャンプ「英会話の悩みにブレイクスルーを」

【インタビュー】イングリッシュブートキャンプ「英会話の悩みにブレイクスルーを」
話者プロフィール:阿部竜一(イングリッシュブートキャンプ マーケティング責任者)

大学卒業後は大手メーカーにてソフトウェアエンジニアとして勤務した後、2014年にイングリッシュブートキャンプを運営しているグローバルアストロラインズ株式会社に入社。CMOとしてウェブサイトの制作や広報、関連メディアの運営などを総括する。

イングリッシュブートキャンプの概要について

イングリッシュブートキャンプは、2日20時間で学習が完結する短期集中型英会話教室です。

基本的に毎週末の土日の2日間、平日は月に1〜2回のペースでレッスンを開催しています。

1日目は朝9時から夜21時まで、2日目は朝9時30分から18時30分までレッスンを行い、その後解散となるので、2日間で20時間英会話を続けることになります。

イングリッシュブートキャンプのコンセプトは、「心理的な壁を壊す」ことにあります。

イングリッシュブートキャンプに参加することで、日本人にありがちな「恥ずかしくて話せない」「間違えるのが怖い」という心理を克服できるので、一般的な英会話教室とは全く違う効果が期待できます。

イングリッシュブートキャンプに参加すると、開始時にレベルチェックテストが行われ、レベルに応じて3人程度のグループに分かれることになります。

レベルによってレッスン内容が変わるわけではなく、どんな英語レベルの方でも、自分が持っている英語力をアウトプットできる力を最大限引き出すことができる学習内容になっています。

そのため、TOEICスコア300点ぐらいから900点を保持する方まで、幅広いレベルの方が参加しています。

どのような教材を使用するのでしょうか?

教材については、当日必要なマテリアルをこちらが用意する形なので、受講者の方に事前に用意していただく必要はありません。

事前の準備や宿題などはなく、予約当日にやってくるだけなので、多忙な方でも気軽に受講できます。

教材はすべてオリジナルの物を使用します。具体的には、単語カードなどを使用します。

どのようなレッスンが行われるのでしょうか?

イングリッシュブートキャンプのコンセプトは、「英会話の壁を壊す」ことです。

そのため、1日目は自分が持っている単語だけを駆使して瞬時に自分が言いたいことを伝えるレッスンなどが行われます。

実際のレッスンでは、講師と1対1で「言葉の置き換え」を練習します。提示されたお題について、お題を知らない相手に説明することが求められます。

例えば「apple」という単語がお題の場合、「apple」という単語自体は使わずに、「red color」「shape is circle」など自分が知っている単語だけを使って説明することになります。

写真を渡されて、その情景を相手に伝え、相手がどれだけその情景を思い浮かべることができるかチェックする場合もあります。

2日目のレッスンでは、ケーススタディによるディスカッションを行い、実践力を磨きます。

教材内で、ある問題に直面している当事者の情報や、その人たちが抱えている問題を提示し、「あなたならどういう解決策を提案するか」についてグループでディスカッションし、最終的に解決策をまとめていきます。

参加者の多くがビジネスパーソンなので、社内人事の問題など、ビジネスシーンを想定したテーマが多く扱われています。

それぞれのレッスンは後日★5点満点で判定してもらうのですが、ケーススタディのレッスンは★4.7〜4.8と、特に高い評価を得ています。

実際に受講者に感想を聞くと、「難しい」という声も多いですが、「普段やらないことなので、いいトレーニングになった」という感想が多いです。

ケーススタディのレッスンが行われる2日目後半になってくると、多くの参加者は、英語漬けの環境を通して、英語を話すことに抵抗を感じなくなるようです。

1日目が終わると、宿題として15分のリスニング教材などが渡されますが、これは帰りの電車などで日本語を聞くことなく、「英語モード」を維持してもらうためのものです。

リスニング用のプレイヤーをレンタルすることもできます。

2日目に学習する内容も渡されますが、レッスン自体がかなり体力を消耗するものなので、宿題をしなくても翌日のレッスンに支障はありません。

英語講師はどのような方がいるのでしょうか?

英語講師はどのような方がいるのでしょうか?

講師の国籍は半分くらいがアメリカで、それ以外はフィリピン人講師など英語圏出身の方で構成されています。

採用率1.3%という厳しい基準を設けているので、優秀な講師ばかりなのはもちろんですが、人柄としては明るくパワフルな方を多く採用しています。

イングリッシュブートキャンプは、黙って座学をするよりは、常に英会話をしているようなレッスンスタイルなので、講師にもパワフルさが求められています。

そして、ハードなレッスンなので、受講者に対して適切な気づかいのできる人物を採用しています。

実際にレッスンを担当してもらって、受講生からの評判をもとに採用を決める場合もあります。

受講生にはどのような方が多いですか?

受講者の9割以上がビジネスパーソンです。男女比は半々で、年齢層としては40代が最も多いです。

企業で部下を持つ責任世代の方で、プロジェクトを率いる際に英語で恥をかきたくないということで受講される方が多いようです。

また、今すぐ英語力を底上げしないとビジネスに支障が出るというような、切羽詰まった動機で受講される方が多いです。

来月あるいは2週間後に海外に行かなければいけないとか、英語を多用する部署へと移動が決まっているなどの理由を抱えている方には、他社の2カ月や3カ月の短期集中レッスンでは準備が間に合いません。

そのため、イングリッシュブートキャンプは英語に関して切羽詰まった事情を持つ方の「駆け込み寺」のような存在になっています。

受講者の7〜8割は東京在住で、残りの2割が東京以外の首都圏在住、1割の方が遠方から参加されています。

ただ、遠方からの参加というのはむしろおすすめです。

実家から英会話スクールに通うと、家でテレビを見たりして、「英語モード」がリセットされてしまいます。

そのため、ホテルでも日本語をシャットアウトする合宿スタイルでご参加いただくと、より効果を実感できるのではないかと思います。

受講する方の傾向としては、単語や文法の知識は十分あるけれど、アウトプットのトレーニングが不十分で、英語を流暢に喋れないという方が多いです。

中にはTOEIC 900点を保持しているのに英語が話せないという方もいて、そういう方がイングリッシュブートキャンプを受講すると、爆発的な成長を見せます。

しかし、充分な英語学習経験を前提としているわけではありません。TOEIC300点レベルの受講者の方にとっても、得るものは大きいようです。

イングリッシュブートキャンプを受講した方から後日話を聞いたところ、海外のミーティングで、物おじせず自信をもってプレゼンができたというような声が寄せられています。

どのような受講生に来て欲しいですか?

英会話を始めたいと思っているが、何から始めていいか分からず二の足を踏んでしまっている人や英語を使うことに抵抗を感じている人、「自分に英会話はムリだ」と諦めている人に来てほしいです。

イングリッシュブートキャンプを受講することにより、脳内に一種のブレイクスルーが発生します。

それによって、今後オンライン英会話などを受講する時も、効率の良い学習ができると思います。

イングリッシュブートキャンプを受講すると、それぞれの受講者にとって「なぜ英語が話せないのか」が明らかになり、対策をするべき課題が2日間で一気に掘り返されることになります。

そのため、今後どう学習を進めていけばいいか道筋ができるという意味でも、イングリッシュブートキャンプを有効活用してもらえればと思います。

英語学習に取り組んでいる読者の方へのメッセージをお願いします。

英語学習に取り組んでいる読者の方へのメッセージをお願いします。

英語に対して「怖い」とか「難しそう」と感じている方ほど、気軽にイングリッシュブートキャンプに参加してほしいと思います。

イングリッシュブートキャンプでは、実は世界観にもこだわりがあります。

講師が迷彩服を着ていて、日本語を少しでも話すと「No Japanese! 」などと注意されたりもします。

ただ、実際には明るくて優しい講師ばかりなので、笑い声が絶えないレッスンになります。

そのため、「英会話のレッスンを受講する」というよりは「英語を扱ったテーマパークに遊びに来る」ような感覚で参加してもらえればと思います。

そして、ぜひ英語に対して「楽しいもの」という印象を持てる場として活用してもらえればと思います。

イングリッシュブートキャンプの概要

サービス名 イングリッシュブートキャンプ
公式サイト https://english-bootcamp.com/
運営会社名 イングリッシュブートキャンプ株式会社
本社所在地 〒158-0094 東京都世田谷区玉川3丁目15-16 金原ビル4F
設立 2018年5月
入学金 なし
期間 2日間
コースと料金

<短期集中2日間コース(20時間レッスン)>
料金:107,800円(税込)

・料金に含まれるもの
2日間(20時間)英会話レッスン
レッスン教材費
食事3回(1日目昼食・夕食/2日目昼食)

※平日割引あり(3,000円引)

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