「英文をスムーズに組み立てられるようになるコツってある?」
英会話をしていて、自分の伝えたいことを上手く表現できずに、このように悩んでしまう人も多いかもしれません。じっくり考えればわかるのに、瞬時に英文を作れず、テンポの良い会話ができずに落ち込んでしまうこともありますよね。
この記事では、英文を上手く組み立てられない原因を解説した上で、英文を上手く組み立てるコツや、そのためのトレーニングを紹介していきます。
英文の組み立て方がわからずに悩んでいる人や、スムーズに英文を組み立てる方法を知りたい方は、参考にしてみてください。
TOEICスコアを短期間で劇的に上げたい方におすすめの3スクール
-
STRAIL(ストレイル)TOEIC®️L&R TESTコースTOEICに伸び悩み始めた中上級者向け。第二言語習得研究に基いたトレーニングにより、一切の無駄を省いて効率的な学習が可能。
-
プログリットTOEICコースTOEICスコアアップのための学習ロードマップを作成する初回無料カウンセリングが、TOEICと本気で向き合う学習者から大人気。
-
フラミンゴオンライン英語コーチング 試験対策コースTOEICスコアアップだけでなく、実際の業務に活きる英語力も高めたいという欲張りをかなえられるプログラム。
もくじ
英文を組み立てられない原因
まずは、英文を組み立てることが難しいと感じてしまう原因について簡単に解説します。
- 日本語をそのまま英語に訳そうとしている
- 英語の語順を理解していない
それぞれの原因について詳しく見てみましょう。
日本語をそのまま英語に訳そうとしている
1つ目の原因は、日本語をそのまま英語に訳そうとしていることです。
英語は日本語と大きく語順が異なる言語です。そのため、日本語の文章をそのまま単語に置き換えて話そうとしても、正しい英文は作れません。
例えば「明日ラーメンを食べに行くんだ」という日本語を、そのまま英語にしてしまうと"Tommorow ramen eat go"というように、主語がなく、語順も誤った文章になってしまいます。
このように、日本語をそのまま英語に訳そうとしていることが、英文を組み立てられない原因の1つ目です。
英語の語順を理解していない
2つ目の原因は、英語の語順を理解できていないことです。上の例を見てもわかる通り、英語は日本語と異なる語順で文章が組み立てられます。
具体的に言うと、日本語は「主語(省略されることも多い)+目的語など+動詞」の順で話されるのに対して、英語は「主語+動詞+目的語など」の順序で組み立てられます。
このような違いを理解していないことが、英文を組み立てられない原因の2つ目です。
英文の組み立て方のコツ
ここまで、英文を組み立てられないと感じる主な原因について紹介してきました。
それでは、どのような工夫をすれば、英文をうまく組み立てられるようになるのでしょうか。
ここでは、4つの英文の組み立て方のコツを紹介します。
- 主語を明確にする
- 主語+動詞から話し始める
- 重要なことから話す
- 様子・場所・時間の順で話す
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
主語を明確にする
英文の組み立て方のコツの1つ目は、主語を明確にすることです。日本語と英語の大きな違いのひとつに、「主語をはっきりさせるかどうか」ということが挙げられます。
日本語は「主語が省略されがちな言語」と言われています。例えば、レストランでよく使われる「ご注文はお決まりですか?」というフレーズは、主語がありません。英語にすると”Are you ready to order?“や”Can I get you anything?” と表現されます。
このような例は数多くあります。例えば友人に「髪を切った?似合うね」と声をかけたとしましょう。違和感のない、自然な日本語に聞こえますが、これも主語が省略されています。英語に直すと”Did you get a haircut? It suits you.”と表現され、主語が省かれることはありません。
このような日本語と英語の違いを理解していなければ、いざ英語を話そうとしても「どう話始めれば良いんだろう」と迷ってしまうことが多いはずです。
英語を話す前には、「今伝えたいことの主語は誰か」ということを一度考えることで、自然な英文を組み立てやすくなります。
このように、文章の主語を明確にすることが、英文の組み立て方のコツの1つ目です。
主語+動詞から話し始める
英文の組み立て方のコツの2つ目は、主語+動詞で話し始めることです。
先ほど「初めに主語を明確にする」とお話ししましたが、主語を明確にした後は、原則として直後に動詞を続けるということも覚えておきましょう。これも日本語と英語の大きな違いのひとつで、英語は主語+動詞の順序で話すのに対して、日本語では動詞が文章の最後に来ることが多いです。
例えば日本語で「昨日、映画を観た」という文章は英語にすると" I watch an movie yesterday."となります。否定文も同様に、「私はキウイが嫌いです」という文章は" I don't like kiwifruits."と否定詞と動詞が主語のすぐ後に続きます。
学校の英語の授業で、基本5文型というものを習った人も多いでしょう。あらゆる英文の基礎となるこの5つの文型も、全て主語+動詞から成り立ちます。
このように、主語+動詞の並びを意識することが、英文を組み立てるコツの2つ目です。
重要なことから話す
英文の組み立て方のコツの3つ目は、重要な事項から話し始めることを意識することです。
「主語+動詞の並びはわかっているけれど、文章が複雑になると、何をどのような順序で話して良いかわからない」と悩む人もいるでしょう。確かに、主語+動詞だけでなく、さまざまな情報を加えたい場合、どのような語順で話せば良いのかと混乱してしまいますよね。
そんな場合は、「重要な情報、核となる情報から話す」ことを意識しましょう。
例えば「隣の部屋で赤ちゃんが寝ている」という日本語は英訳すると"A baby is sleeping in the next room."となります。これは、「隣の部屋で」という情報よりも「赤ちゃんが寝ている」という情報の重要度が高いからと考えられます。
また「A社の人事部長の田中です」という日本語は英訳すると"I am Tanaka, Director of Human Resources at A company"となります。これも自分を中心として、核となる情報の順に説明されています。
「昨日、友達と近所の映画館でジブリの新作を見た」という日本語は"I watched the latest Ghibli movie with my friend at a movie theater in my neighborhood yesterday."となります。
このように、重要な事柄から話すことが、英文を組み立てやすくするポイントの3つ目です。
誰と・場所・時間の順で話す
英文の組み立て方のコツの4つ目は、誰と・場所・時間の順番で話すことです。主語+動詞で英文を作っても、これらの情報をどの順番で話せば良いかと迷ってしまう人も多いはず。
上の"I watched the latest Ghibli movie with my friend at a movie theater in my neighborhood yesterday."という文章を例にしてみましょう。この文のように、基本的には誰と( "with my friend")・場所("at a movie theater in my neighborhood")・時間("yesterday"の順番で話します。
ただし、これは明確な決まりがあるわけではなく、順番が前後しても間違いではありません。
ただし、毎回英文の組み立て方で迷ってしまう場合は、「誰と・場所・時間」の順番を頭に入れておくと自然な文章を作れるでしょう。
このように、誰と・場所・時間の順序を意識することが、英文を組み立てるコツの4つ目です。
TOEICスコアを短期間で劇的に上げたい方におすすめの3スクール
-
STRAIL(ストレイル)TOEIC®️L&R TESTコースTOEICに伸び悩み始めた中上級者向け。第二言語習得研究に基いたトレーニングにより、一切の無駄を省いて効率的な学習が可能。
-
プログリットTOEICコースTOEICスコアアップのための学習ロードマップを作成する初回無料カウンセリングが、TOEICと本気で向き合う学習者から大人気。
-
フラミンゴオンライン英語コーチング 試験対策コースTOEICスコアアップだけでなく、実際の業務に活きる英語力も高めたいという欲張りをかなえられるプログラム。
英文を素早く組み立てるトレーニング
ここまで、英文を素早く組み立てるためのコツについて紹介してきました。しかし、コツを知ったからと言ってすぐに英文を作れるようになるわけではありません。
ここからは、英文を素早く組み立てるためのトレーニングを紹介します。
- 5文型を理解する
- スラッシュリーディングを行う
- 基本フレーズを暗記する
それぞれの練習方法について詳しく紹介していきます。
5文型を理解する
1つ目のトレーニングは、英語の基礎となる5文型を理解することです。先ほども登場しましたが、英語の5文型とは、全ての英文の基礎となる文章の組み立てルールです。
英語に強い苦手意識がある人は、5文型と耳にするだけで「難しそう、学校の授業でもよく理解できなかった」と感じる人も多いかもしれません。
しかし、これは実は非常に単純なものです。簡単に5文型を見てみましょう。
第1文型は「主語+動詞」で構成される文章です。例えば "I laughed."(=私は/笑った)という文章が挙げられます。
第2文型は「主語+動詞+補語」で構成される文章です。"She is beautiful."(=彼女は/美しい)という文章が例に挙げられます。第2文型は「主語=補語」を意味する際に用いられる、と覚えても良いでしょう。上の文章では「彼女=美しい」という構図が成り立ちます。
例えば"He became an actor."(=彼は/俳優になった)という文章では「彼=俳優」が成り立ちますね。
第3文型は「主語+動詞+目的語」で構成される文章です。"I play the piano."(=私は/ピアノを/弾く)という文章が例です。第2文型との違いは、「主語=補語」が成り立たない点です。
第4文型は「主語+動詞+目的語+目的語」で構成される文章です。"I tell him the truth."(=私は/彼に/真実を/話す)という文章が例となります。第4文型のポイントは、後ろに2つの目的語を取れる動詞は限られていることです。"tell"の他に代表的なものでは"give"、"show"、"teach"、"buy"などが挙げられます。
このような動詞を1つずつ覚えていくことで、スムーズに英文が作れますね。
第5文型は「主語+動詞+目的語+補語」で構成される文章です。"He makes me smile."(=彼は/私を/笑顔に/させる)という文章が例として挙げられます。ここでのポイントは、「目的語=補語」であるという点です。この例文では「私=笑顔」という構図と成ります。
他の例としては"I named him Taro."(=私は/彼を/タロウと/名付けた)では、「彼=タロウ」が成り立ちますね。
このように、全ての英文はこの5つの文型を基本として構成されています。関係詞や接続詞が用いられる複雑な文章でも、分解すればこの5つの文型のいずれかが核となっているのです。
まずは、この基礎となる5文型を理解することから始めてみましょう。
スラッシュリーディングを行う
2つ目のトレーニングは、スラッシュリーディングを行うことです。スラッシュリーディングとは、言葉通り、英文にスラッシュ(/)を入れて読み進める勉強方法です。
スラッシュリーディングを行うことで、上で説明した5文型を理解しやすくなります。慣れないうちは、主語、動詞、補語、目的語ごとにそれぞれ区切り、各単語の上にSVOCを振ってみると良いでしょう。そうすることで、どの文型が使用されているかが可視化されます。
慣れてきたら、徐々に区切る範囲を大きくしてみましょう。意味のまとまりごとにスラッシュを入れる、関係詞や接続詞のみにスラッシュを入れる、というように、区切る範囲を拡大してもスムーズに読むことができるようになれば、英文を英文のまま理解できるようになったということです。
このように、5文型を理解したら、スラッシュリーディングで瞬時に文型を理解するトレーニングがおすすめです。
関連記事:スラッシュリーディングとは?英文速読に必須のトレーニングを紹介
シャドーイングを行う
3つ目のトレーニングは、シャドーイングです。シャドーイングとは、お手本となる英文の音声に続いて、シャドー(影)のように音読していく勉強方法です。
シャドーイングでは、基本的にスムーズに文章を読めるようになるまで、何度も同じ文章を音読します。それを繰り返すことで、そこで使われているフレーズが意味・文型と共に頭に定着します。
そして、しっかりと理解して覚えた英語のフレーズは、実際の英会話のシーンでも自然と口から出せるようになってきます。
このように、スラッシュリーディングと並行してシャドーイングを行うことが、英文の組み立てトレーニングの3つ目です。
関連記事:シャドーイングとは?本当に効果のあるやり方と5つの注意点を徹底解説
基本フレーズを暗記する
4つ目のトレーニングは、基本フレーズを暗記することです。いくら文型を理解しても、実際の英会話の場面で「主語、動詞、目的語は…」と考えているとテンポよく会話をすることは難しいかもしれません。
例えば先ほども登場した"He makes me smile."(=彼は私を笑顔にさせる)という文章を覚えてしまえば、主語や動詞を変更して"She make him cry."(=彼女は彼を泣かせた)、"It makes me happy."(=それは私を幸せにする)など、さまざまな表現が瞬時にできるようになります。
また、英語学習の目的が旅行であれば旅先で使えるフレーズを覚えたり、仕事のために英語を勉強しているなら実務で使えそうなビジネス英語を覚えたりというのも有効です。
フレーズを覚えてしまえば、文型をゼロから考える必要なく、スムーズに自分が言いたいことを言えるようになります。
このように、基本フレーズを暗記することが、英文組み立てトレーニングの4つ目です。
TOEICスコアを短期間で劇的に上げたい方におすすめの3スクール
-
STRAIL(ストレイル)TOEIC®️L&R TESTコースTOEICに伸び悩み始めた中上級者向け。第二言語習得研究に基いたトレーニングにより、一切の無駄を省いて効率的な学習が可能。
-
プログリットTOEICコースTOEICスコアアップのための学習ロードマップを作成する初回無料カウンセリングが、TOEICと本気で向き合う学習者から大人気。
-
フラミンゴオンライン英語コーチング 試験対策コースTOEICスコアアップだけでなく、実際の業務に活きる英語力も高めたいという欲張りをかなえられるプログラム。
コツを理解し練習を重ね英文の組み立てをマスターしましょう
ここまで、正しい英文を組み立てるコツについて紹介してきました。
英文を組み立てられない原因としては、主に以下の2つが考えられます。
- 日本語をそのまま英語に訳そうとしている
- 英語の語順を理解していない
正しい英文を組み立てるためには、以下の4つのポイントを意識すると良いでしょう。
- 主語を明確にする
- 主語+動詞から話し始める
- 重要なことから話す
- 様子・場所・時間の順で話す
上記のポイントを意識した上で以下のことを行うと、実践の英会話の場面でもスムーズに英文を組み立てられるようになります。
- 5文型を理解する
- スラッシュリーディングを行う
- 基本フレーズを暗記する
この記事を参考にしながら、基礎から着実に英文の組み立てトレーニングを行ってみてください。
TOEICスコアを短期間で劇的に上げたい方におすすめのスクール
英語コーチングスクールの体験レッスンやインタビューを30スクール以上行ってきた当サイトが、本当におすすめだと思ったスクールを3つだけ紹介しておきます。ぜひ活用してみてください。
STRAIL(ストレイル)TOEIC®️L&R TESTコース
公式サイト:https://strail-english.jp/
STRAILは、ENGLISH COMPANYを運営しているスタディーハッカーが運営する英語のパーソナルジム。
TOEIC®️L&R TESTコースは、TOEICのスコアを重点的かつ短期間に伸ばしたいという方のための、3ヵ月集中TOEIC特化型プログラムです。語彙、文法からリーディング・リスニング力の向上、さらに演習問題での実践力の養成と、バランスよく学習を進めるカリキュラムを提供しています。
そのため公式サイトを見てもわかる通り、TOEICスコアを短期間で大きく上昇させることが可能となっています。TOEIC受験希望者は大変満足できるサービスです。
関連記事:【高密度トレーニングとは?】ストレイル(STRAIL)の口コミ・評判まとめ
プログリットTOEICコース
公式サイト:https://www.progrit.co.jp/
プログリットのTOEICコースでは、初回無料カウンセリング時に英語テストを行い、課題を割り出すことで、TOEICスコアアップのための学習ロードマップを作成します。
そのため、どのトレーニングを取り組めばよいかを明確にして、効率的に学習を進めることができます。 初回無料カウンセリングだけでも、非常に価値のある体験になりますので、ぜひ受講されることをおすすめします。
関連記事:プログリット(PROGRIT)の口コミ・評判まとめ
フラミンゴオンライン英語コーチング 試験対策コース
公式サイト:https://coaching.app-flamingo.com/
『フラミンゴオンライン英語コーチング 試験対策コース』は、TOEICのスコアを上げるとともに実際の業務で活きる英語力も高めたいという欲張りをかなえられるプログラム。
TOEIC900点以上のスコアを持つ、今まさにビジネスの現場で活躍するコーチが所属しています。
TOEICのスコアを上げながら、ビジネスで実際に使えるような英語力を身につけられるように、効果的なトレーニングを提供しています。
関連記事:フラミンゴ英語コーチングの料金・口コミまとめ【完全オンライン】
無料カウンセリングをしっかり活用して、ご自身にあった英語コーチングスクールを見つけてみてください。