留学は辛い?経験者によるエピソードと辛いと感じた際の対処方法を紹介

留学は辛い?経験者によるエピソードと辛いと感じた際の対処方法を紹介

「留学がつらい...」
「留学って楽しそうだけど、辛いこともあるのかな」
「どんな準備をすれば、留学中に辛くなりにくい?」

異文化の中で「外国人」として勉強をする留学。初めは話せなかった言葉が徐々に話せるようになったり、日本人以外の友人ができたりと、かけがえのない経験になるでしょう。ただし、日本とは大きく異なる文化に馴染めなかったり、思うように現地の言葉が話せなかったりすると、辛いと感じてしまうことも少なくありません。

この記事では、留学中に辛いと感じる理由、辛いと感じる時期、辛いと思った時の対処方法に付いて解説していきます。また、これから留学する人に向け、留学中の辛さを軽減するためにやっておくべきこともあわせて紹介しています。

留学中で辛い、帰りたいと感じている人や、これから留学をするのに不安がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

留学が辛いと感じる理由は?

留学が辛いと感じる理由は、人によってそれぞれ異なり、一概には言えません。しかし、辛さの原因となる悩みには共通する部分もあります。ここでは、留学中の人や留学経験者からよく挙げられる悩みを5つ取り上げ、それをもとに、留学が辛いと感じる理由について探っていきます。

  1. 友達ができない
  2. 英語や現地の言葉ができない
  3. 生活習慣や文化に馴染めない
  4. グループワークなどで積極的になれない
  5. 日本の友達が楽しそうにしている
それでは、見ていきましょう。

友達ができない

留学が辛いと感じる大きな原因のひとつに、友達ができないことが挙げられます。言葉がスムーズに通じないことや、慣れない文化で生活をスタートさせることで、留学中はただでさえストレスが溜まりがちです。そんな中でも、何でも話せるような友達が側にいれば相談したり、お喋りすることで発散したり、励まし合ったりすることで、また頑張ろうと思えるかもしれませんが、近しい友達ができないとストレスは積もる一方です。

留学中は、何をするにも人一倍努力が要される環境です。友達を作ることにも努力が必要であり、慣れないうちはなかなか気軽に話せるような人ができず、孤独との戦いだと感じる人も少なくありません。

英語や現地の言葉ができない

英語や現地の言葉ができないことも留学を辛く感じる大きな要因です。英語の習得そのものを目的に語学留学をした人はもちろん、現地の大学の授業を受けるべく、日本でたくさんの知識を詰め込んで来た人でも、英語の壁にぶつかる人は多いです。

よく言われることですが、知識を持っていることと、それを使えることとは大きく違います。「知っているのに口から英文がスムーズに出てこない」という悩みは多くの人が感じるのではないでしょうか。また、リスニングに関しても、ネイティブは教科書のように明瞭な発音で話してはくれず、聞き取れずに自信を失うこともあるでしょう。さらに、世界各国から留学生が集まるような学校では、あらゆる国の訛りを理解する必要もあります。

このように、英語のテストと実生活で使われる英語とでは大きな違いがあるのです。もちろん、これは英語に限ったことではありません。例えばカナダの一部やフランスに留学した人にとっては「フランス語が通じない」ということが、辛さの大きな原因となるのです。

生活習慣や文化に馴染めない

生活習慣・文化に慣れないことで辛さを感じる人もたくさんいます。例えばチップの習慣や、土足のまま部屋を歩く習慣、日々の入浴をシャワーで済ます習慣、意見をはっきりと言う人々、食生活の違いなど、ひとつひとつは些細なことに感じられるかもしれませんが、それが積み重なると大きなストレスになり得ます。

周囲の人が当たり前にやっていることがスムーズにできなかったり、日本との違いに違和感や居心地の悪さを感じたりすることが、辛さの原因となるのです。

グループワークなどで積極的になれない

特に現地の学生と一緒に授業を受けている留学生からよく聞く悩みのひとつに「授業中になかなか積極的に発言できない」というものがあります。アメリカやイギリスをはじめとした海外では、自分の意見を積極的に述べず、黙って座っているだけでは「内容を理解していない」とみなされることもあります。

また、授業中の発言の量や質が直接成績に影響してくることも少なくありません。それがわかっていても、内容を理解できなかったり、間違っていたらどうしようという思いがあったりして、なかなか発言できない人が多くいるようです。

授業中に意見できないことと同様に辛さを感じることとして挙げられるのが、グループワークやグループディスカッションなどで発言できないことです。ネイティブスピーカーの中に1人留学生として混ざり、高度な議論の内容を理解し、さらに自分の意見を持つというのは、最初はなかなか難しいでしょう。

ちなみにこの記事の筆者自身、アメリカへの留学を経験していますが、授業における「積極性」については大きく悩まされました。ネイティブの学生同士が激論を交わす中、意見をすることはおろか、理解することも難しかったのを覚えています。私が発言できていないことに気づいた1人の学生が意見を言うように誘導してくれても、上手く考えを表現することができません。相手にされないと感じてしまうことさえありました。

このような悩みは、多くの留学生が抱えているようです。

日本の友達が楽しそうにしている

異文化の慣れない環境の中で、母国語でない言葉で必死に勉強に励む日々。そんな大変な状況の中、遠く離れた日本の友達や家族が楽しそうな日常を送っているのを目にした時に辛さを感じるという人も多いようです。

今やInstagramやTwitterなどのSNSを通じて、日本にいる友人がどんな日常を送っているのかはすぐに目に入ってきます。日本で仲良くしていた友人の楽しそうな様子や、自分が参加したかったイベントなどを楽しんでいる姿を見た時には、自分の状況と比較して辛く感じてしまうこともあるでしょう。「自分は我慢している」「留学していなければ、自分も遊べたのに」と悲観的に考えてしまうこともあるかもしれません。

留学が辛いと感じる時期は?

留学が特に辛いと感じる時期はいつなのでしょうか。もちろんそれは人によって異なり、辛いと感じないまま留学を終える人もいます。しかし、留学経験者の声を見ると「授業開始後から」という声が多いようです。

その理由は、授業が始まることで現地の学生を含め、他人との関わりが増えるためです。言葉にも問題なく、他人と上手に関わりを持つことができれば良いですが、初めての留学や現地に来て間もない頃だとそういう訳にもいきません。授業が始まって初めて、友達ができない、言葉が思うように伝わらない、グループワークで積極的になれないなどの、辛さの原因を感じやすくなるのです。

また、留学初日から数日間は異文化や目新しさにワクワクしていたものの、環境に慣れるに従って、反対にホームシックに陥いってしまう人もいるようです。入国から数日間は、どこか旅行気分で楽しめていたものの、それが日常になると難しいことや不便さばかりに目が行くようになるものです。

留学が辛く「帰りたい」と感じたときに試して欲しいこと

ここまで見てきた通り、留学の辛さはいくつかのパターンに分けられます。ここでは、辛さを緩和できる可能性のある4つの対処方法を紹介します。

  1. 留学中や留学経験者の日本人の友人に相談する
  2. 学校以外での人との繋がりを探す
  3. 辛いと感じることも貴重な体験と受け止める
  4. 留学を中断して後悔しないか自分に問いかける
詳しく見ていきましょう。

留学中や留学経験者の日本人の友人に相談する

友達ができないことに辛さを感じた場合は、同じように留学中の日本人の友人、もしくは留学経験者の友人に相談してみることが有効です。留学経験者の中には、同じような辛さを感じたことがある人も少なくないでしょう。経験した人だからこそわかる解決方法や対処方法を聞くことで、次に進むきっかけになるかもしれません。

また、たとえすぐに解決しなくとも、話を聞いてもらえるだけで癒されることもあるでしょう。現地ではまだ友達がいなくとも、離れた地域には話を聞いてくれる友人がいるという事実に安心することができます。

周りに留学中の人や留学経験者がいない場合には、インターネットでブログや同じ体験をした人を探してみるのも良いでしょう。Yahoo!知恵袋などでは様々なリアルな体験談を閲覧することができます。留学を経て成功を収めた人の名言を探して、勇気をもらっても良いかもしれません。

もしも同じ学校や周囲に日本人がいるならば、彼らと友達になることから初めてみても良いかもしれません。「日本人ばかりとつるんでしまったら嫌だな」そんな思いから、日本人を避けて過ごそうとする人もいるようです。しかし、異国の地で言葉の問題を気にせずに話せる相手というのは貴重な存在です。適度な距離感を保ちつつ、ホッと一息つける場所として友達になってみるのも良い手段でしょう。

学校以外での人との繋がりを探す

授業などで友達を作るのが難しいと感じた場合には、趣味を通じて人との関わりを探すことも一つの手段です。大学のサークルや部活のほか、地域のコミュニティ活動を探してみるのも良いですね。例えば音楽やスポーツ、芸術などの趣味を持っていれば、例え言葉が充分に話せなくとも友達になりやすいでしょう。好きなことに時間を費やすことで、ストレス発散にも繋がります。

辛いと感じることも貴重な体験と受け止める

友達ができない、言葉が通じない、文化に馴染めないなど、どんなタイプの「辛さ」にも効く方法として「受け止め方を変えてみる」ということが挙げられます。たとえ今、辛さを感じているとしても、留学自体はきっと自分で決めた道のはずです。

英語を話せるようになりたい、成長したいという思いがあったから、留学を決意できたのではないでしょうか。辛い経験も「厳しい状況で英語力を急激に伸ばすチャンス」「積極的な自分に生まれ変わる良い機会」と受け止めてみましょう。もしも留学をせずに日本で過ごしていたら、確かに辛さは感じないかもしれませんが、大きな成長もしなかったかもしれません。

周囲の環境や、自分の英語力をすぐに伸ばすことは難しいですが「受け止め方を変えてみる」というのは今すぐにでもできることです。「これも貴重な経験だ」と、口に出して言ってみると、違った見方で今の状況を見ることができるかもしれません。

留学を中断して後悔しないか自分に問いかける

あまりに辛い日々が続くと、留学を中断して日本に帰国してしまおうかと考えることもあるかもしれません。そんな時には、留学当初の目的をもう一度考えてみましょう。「英語を話せるようになりたい」「単位や資格を取りたい」「学びたい」、留学を計画した時に描いていた目的を達成できているでしょうか。

もし今留学を中断して帰国したとして、その後後悔しないかもよくよく考えてみましょう。「留学を中断して帰国した自分の気持ち」を想像して、少しでも後悔の念を感じたらならば、まだ帰るべき時ではないのかもしれません。

とはいえ、あまりに辛い、もう頑張れないと思った場合には、無理に頑張り続けるのも禁物です。心身の健康が崩れてしまっては元も子もありません。限界を感じた場合には、帰る場所があるということも忘れずに過ごしましょう。すぐに帰国を決断しなくとも、例えば1週間じっくり休んでみる、家族に相談してみるなど、立ち止まってゆっくり一旦休んで考えてみても良いでしょう。留学も、英語を話すことも、単位を取ることも義務ではありませんので、心身の健康を第一に優先して考えてください。

留学中の辛さを軽減するためにしておく準備

これから留学をする予定の人の中には、留学中に辛くなってしまわないか不安に思う人もいるかもしれません。ここでは、留学中の辛さを軽くするために、留学前にできる3つのことを紹介します。

  1. 英会話に慣れておく
  2. 日常生活に関わる英語を覚えておく
  3. 留学の目的を明確にしておく
ひとつずつ、見ていきましょう。

英会話に慣れておく

留学の辛さを軽減するために最も有効なのは、やはり英会話に慣れておくことです。言葉をスムーズに話せれば、悩みを言語にして打ち明けることも、友達を作ることも比較的簡単になるでしょう。

ここで注意したいのは、留学中の辛さを軽減するためには、リーディングやリスニングなどの英語力よりも「英会話力」を重点的に伸ばす必要があるということ。いくら知識が豊富で、TOEICやTOEFLのスコアが高くても、実生活で話せるというわけではありません。

実用的な英会話力を身につけるためには、外国人の友達と積極的に話したり、英会話スクールに通ったりして、とにかく実践の場を増やすことが重要です。英語の会話に少しでも慣れておけば、現地で戸惑ってしまうことも少なくなるでしょう。

留学までに英会話力を底上げする必要がある人や、留学が目前に迫っているのに英会話に慣れていない人は、英会話コーチングスクールの利用も一つの手段です。英会話コーチングスクールとは、ただ英語を教わるだけでなく、1人ひとりに専属の「コーチ」が付いて目標達成までの学習計画を立て、指導してくれます。「留学で困らない程度の英語力を出国日までにつけたい」という目標を立てたならば、それを達成するために、いつ、何を、どのようにやればいいのかまで教えてくれるのです。

留学経験者のコーチも多く、留学についての実体験を聞くこともできるでしょう。留学までに必要な英語力を身につけられるか不安がある人は、一度検討してみても良いですね。

日常生活に関わる英語を覚えておく

日常生活で使用する英語に関する知識を身につけておくことも大切です。特に留学直後は、引っ越しや買い物、履修登録など、やらなければならない手続きがたくさんあります。そのような事務手続きに関する単語は、大学受験の教材やTOEIC、TOEFLなどではあまり出題されないため、いざ現地に行くと戸惑ってしまうかもしれません。口座開設や賃貸契約において使用する英単語など、使うだろうと予想できる英単語は事前に覚えておくと良いでしょう。

留学の目的を明確にしておく

留学の目的を明確にしておくことは、例え辛い期間があってもそれを乗り越え、留学を成功させるために必須です。そもそも明確な目標がなければ、留学が「成功」したか「失敗」したかの判定もできません。

ポイントは、なるべく明確な目標を立てることです。ただ単に「英語を話せるようになりたい」だけでは、明確とは言えないかもしれません。「現地でアルバイトできるレベルの英語力をつけたい」「現地で正社員として就職できるレベルの英語力が欲しい」「学士号・修士号・博士号を取りたい」「MBAを取りたい」。目標は人それぞれですが、明確なゴールがあれば、それが挫折しそうになった時のモチベーションになるでしょう。

また、目標は留学という限られた日々の生活の過ごし方を評価する軸にもなります。つい怠けたり遊んでしまいそうになったりした時にも、「このまま何となく過ごしてしまうと、目標を達成できない」という焦りを生んでくれるのです。

「留学を成功させたい」と思うならば、まずは「何を以て成功とするか」という定義を決めておくことが重要です。

挫折しないためにも目標を持って留学に臨みましょう

ここまで、留学が辛いと感じる原因やエピソード、辛いと感じる時期、辛さの対処方法や対策について解説してきました。

留学が辛いと感じる原因は人によって異なりますが、大きく言うと以下の5つが挙げられあます。

  1. 友達ができない
  2. 英語や現地の言葉ができない
  3. 生活習慣や文化に馴染めない
  4. グループワークなどで積極的になれない
  5. 日本の友達が楽しそうにしている
留学を辛く感じる時期も人それぞれですが、多い意見は「授業が開始してから」です。その理由は、英語力の足りなさなど、言葉の壁を感じやすく、ストレスが溜まりやすくなるためです。

留学が辛いと感じた際の対処方法として、以下があります。これらを試してみることで、辛さが緩和されることもあるでしょう。

  1. 留学中や留学経験者の日本人の友人に相談する
  2. 学校以外での人との繋がりを探す
  3. 辛いと感じることも貴重な体験と受け止める
  4. 留学を中断して後悔しないか自分に問いかける
ただし、あまりに辛いと感じたり、辛い日々が続いたりして心身に悪影響が出るようであれば、一旦帰国の選択をしたり、授業に出るのを休んだりするのも大切な選択です。

これから留学を計画している人が、留学中の辛さを軽減するためにやっておくべき準備としては、以下が挙げられます。

  1. 英会話に慣れておく
  2. 日常生活に関わる英語を覚えておく
  3. 留学の目的を明確にしておく
留学中で辛さを感じている人や、これからの留学に不安がある人は、この記事を参考に少しでも辛さの原因を緩和させてみてください。

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ユカ

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旅行好きなフリーライター。大学受験で英語の知識を叩き込み、在学時に留学や旅行で実践的な英語力を身につける。アメリカ留学を経験、世界一周をして40ヵ国近くへ訪問済み。TOEIC850点。

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