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英語の音読におすすめの場所8選と、学習効率をアップするツール

英語の音読におすすめの場所8選と、学習効率をアップするツール

英語を話せるようになるための練習として、英語を声に出して読むこと、つまり音読のトレーニングは大変効果的です。とはいえ、声を出して音読の学習ができる場所は限られているうえ、あまり長時間声を出し続けるのも大変なことでしょう。

この記事では、英語学習に音読が必要な理由について説明した上で、音読するのにおすすめの場所と、音読学習の効率をアップするためのツールについてご紹介します。ぜひ明日からの英語学習に役立ててください。

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英語学習に音読が必要な理由

そもそも、どうして英語を習得する過程で音読が必要なのでしょうか。その理由には、日本語と英語との間にある隔たりが関係しています。

英語らしい発音を身につけるため

例えば、発音面。日本語の発音には、子音の次には必ず母音が来る、また語末は必ず母音で終わるといった特徴があります。一方英語では、子音が母音の前にも後にも来たり、複数の子音が連なったりすることがあります。

例えば、「りんご」を表す英単語appleを思い浮かべてください。英語を発音記号で書くと”æpl”となり、語末が母音を挟まない子音の連続で終わっているのが見て取れることでしょう。しかし、これを日本語風のカタカナ英語で「アップル」と発音すると、「プ」でも「ル」でも母音”u”を入れてしまうのが分かるでしょうか。余計な音が入ることで、違う音として認識されてしまったり、英語らしいリズムが崩れてしまったりして、英語話者にとって理解の妨げとなります。

日本人が外国語として英語を習得しようとすると、どうしても母語である日本語の影響を受けてしまいます。影響を受けることは自体は避けられませんが、日本語なまりの発音、カタカナ英語をそのままにしておくと、スピーキングの場面で英語話者に通じなかったり、英語話者の発音を認識できず聞き取れなかったりといったことが起こります。これを防ぐためには、日本語と英語との間にある音の違いを認識した上で、自分でも英語らしい発音ができるように繰り返し練習を行う必要があります。

また、私たちが英語を話すためには、知っている語彙や文法を使って、言いたい内容を頭の中で瞬時に英作文して口からアウトプットする必要がありますが、スムーズに英語を発するためには英語の音声を口頭で作ることに充分に慣れていないといけません。音読を通じて舌や唇、声帯を何度も動かして練習することで、意識しなくても上手に発音できるという「自動化」を実現することができます。

英語の語順を身につけるため

文法面でも、日本語は主語・目的語・動詞(SOV)の順番に連なりますが、英語は主語・動詞・目的語(SVO)の語順をとるという、大きな違いがあります。学生時代の英語の授業や受験勉強を通じて、英語を日本語に訳しながら、日本語の語順に合わせて後ろから読んでいく「返り読み」の癖をつけてしまった方もいるのではないでしょうか。

しかし、特に英語を聞き取る場面では、話の順番を行ったり戻ったりすることはできず、英語を英語の語順のまま理解することが求められます。音読を行う時には、英語を文頭から文末まで順番に読み進めることに意識が向くため、語や意味のまとまりを意識しながら音読を繰り返すことで、自然と英語を英語の語順のまま理解する回路が養われます。

英語の発音やリズム、語順を身体に染み込ませ、英語を英語のまま扱えるようになるためのトレーニングとして、英語学習に音読は不可欠といえるでしょう。

教材の選び方

次に、音読学習に使用する教材の選び方のヒントをお伝えします。いくつかおすすめの教材も挙げておくので、これから始めようとする方は参考にしてみてください。

手本となる音声のある教材を選ぶ

音読学習を行う時は必ず、テキストだけでなく手本となる音声のある教材を選んでください。ネイティブスピーカーの発音が収録されているものが望ましいです。なぜなら、正しい発音を確認しないまま自己流の音読を繰り返すと、間違ったまま覚えたものが定着してしまうからです(「化石化」と呼ばれる現象)。

日本語なまりから脱却して通じる英語発音を習得したいのであれば、耳で確認して口で真似できるお手本の素材を手に入れるようにしてください。そして、1つの素材について、慣れるまでは1文ずつ、もしくは語のかたまり(チャンク)ごとに区切ってこまめに再生を止め、リッスン&リピート形式で後について発声し、慣れてきたら通しで繰り返し音読することをおすすめします。

日本語訳がついているものがおすすめ

音読を行う時には、発音の正確性のほか、チャンクごとの意味や、文法構造を意識しながら読み上げることが大切です。そのためには、事前に課題のテキストを読み込んで、知らない語彙にを辞書で調べ、使われている文法を確認した上で音読に進むとよいでしょう。

日本語訳がついているテキストであれば、音読に進む前に自分の解釈が合っているかどうかの確認ができ、より正確に学ぶことができるため、特に初級者・中級者の独学の助けになります。

《おすすめコンテンツ・教材》
英会話・ぜったい・音読 【入門編】—英語の基礎回路を作る本
みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング

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おすすめの場所

お待たせしました。ここからは音読学習におすすめの場所についてご紹介します。無料で使える場所だけではなかなか充分な練習ができないという方のために、一部有料の場所についてもご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

自宅

自宅で声を出して音読できる場所が確保可能なら、これが一番いいですね。アクセス時間も費用もかからず、教材を持ち歩く手間もかかりません。立ったり座ったり、部屋の中を歩き回りながら声を出したり、身振り手振りを交えながら発声したりと、他人の目を気にせず自由な体勢で学習できるのもメリットです。集中学習でのどが乾いた時に備え、お気に入りのドリンクを用意して音読を始めましょう。

ただ、同居家族の目が気になることがあるかもしれません。一番いいのは、英語習得のために音読をすることを家族に伝えて協力してもらうことですが、なかなかうまくいかない場合もあることでしょう。

筆者が英語を学習していた時は、同居家族の方がより英語ができたため、音読をしているそばから「その音は変だよ、こうだよ」といった指摘が入りました。とてもありがたかったですが、反面、ペースが狂ってしまったり、なんだか恥ずかしい気持ちが芽生えて途中で止めてしまったりといったことが起こったため、自宅での音読は一人でいる時や家族の入浴中などに集中して行うようになりました。

また、寝ている家族を起こしてしまうなど、生活時間帯の関係で自宅だとなかなか音読ができない方もいらっしゃることでしょう。そのような、自宅で音読ができない方は、この後でご紹介する場所をぜひ参考にしてください。

車の中

車をお持ちの方であれば、車を個室代わりにして音読してみてはいかがでしょうか。スペースが狭いことでかえって自分の声が聞こえやすく、こもって音読するのにおすすめの場所といえます。

ただし車を運転しながらは危険なのでやめましょう。音読やシャドーイングの練習をするのは駐車場に停車している間にとどめ、また暑い季節には熱中症の心配があるので避けてください。

公園

人の少ない公園のベンチは音読学習におすすめです。集合住宅では遠慮してしまうような大きめの声を出しても周囲の迷惑になりにくいので、登場人物になりきって、お腹の中から声を張り上げるような音読ができます。筆者の個人的なおすすめは朝。散歩がてら近所の公園に行き、緑に囲まれたお気に入りのベンチで音読をして帰ってくるというのを日課の一つにすることで、朝から運動と英語学習とをセットで行えて、毎日の生産性向上が期待できますよ。

路上

これは、テキストを使った音読というよりは、テキストを何度も音読した後にシャドーイングを行う時により適した方法ではありますが、人が少なめの路上で英語を声に出してみるのも一つのやり方です。路上で行う時はマイク付きイヤホン(Bluetoothなどの無線も可)を装着して行うと、遠目にはスマートフォンで通話している人に見えるのでおすすめです。ただし、くれぐれも安全には気をつけてください。交通量の少ないところを選び、また極力テキストを注視することは控えましょう。

職場の会議室(業務時間外)

始業前や終業後など、業務時間外に職場の会議室を使って音読するのもよいでしょう。特に現職に英語が役立つ場合、業務時間外に勉強している姿を上司に見せることで印象アップの効果も見込め、一石二鳥です。予め「今後のキャリアのために勉強したいが、自宅だと集中できないので会議室で勉強してから帰宅したい」などと伝えて、部屋の使用許可をもらうといいですね。

筆者自身も一時期、終業後に会社の会議室で勉強していたことがあり、当時は上司にも英語学習を応援してもらえました。用事があって勉強せずに帰る日は「あれ、今日は勉強していかないの?」などと声を掛けられ、いいプレッシャーにもなりました。一方、現在の仕事が英語に関係ない場合は、あらぬ転職の疑いをかけられないように、英語を学んで叶えたい個人的な目標を周囲に公言しておくとよいかもしれません。

貸会議室

貸会議室を一人で使うのは、費用面から現実的でないのでは?と思う方もいるでしょう。しかし、近頃ではスペイシーInstabaseスペースマーケットといったWebサービスを使うことで、貸会議室やレンタルスペースをワンコインから借りることができます。

1時間500円で、周りを気にすることなく音読できるのならば悪くない投資ではないでしょうか。時間制限があることでより集中が進み、学習効率も上がりそうです。高速Wi-Fiが使えるところも多いので、途中で教材を追加ダウンロードすることもできますね。

カラオケボックス

一人でカラオケボックスを利用するのってどうなんだろう?と感じる方もいるでしょうが、一人カラオケの客、結構いるものです。そのような「ヒトカラ」の利用客に紛れてカラオケボックスを1部屋専有し、音読をしましょう。大声を出すことを前提に作られているカラオケボックスであれば、気兼ねなく声が出せますね。

カラオケボックスによってはドリンクバーもついており、音読で乾いた喉を潤すのに最適です。難点は、当たり前ですが、目の前にカラオケの機械があること。気分転換に1曲歌ってみようかな…から、一人カラオケ大会を始めないための意志力が必要です。

漫画喫茶・インターネットカフェの個室

最近、天井までしっかり壁のある、鍵付きの個室を持つ漫画喫茶・インターネットカフェが増えてきました。テレワークや、外出の合間のWeb会議といった需要に応えているので、当然声を出しても咎められることはありません。有名チェーンだと、快活CLUBマンボーネットカフェダイスカスタマカフェなど、「漫画喫茶 個室」のワードで検索するとたくさん見つかります。ぜひ、自宅から近く使いやすい場所を見つけてください。漫画喫茶で勉強する時は、くれぐれもマンガは個室に持ち込まず、自習に集中しましょう。

音読学習の効率をアップさせるためのツール

ここまでは、音読学習をするのにおすすめの場所をご紹介しました。ただ、音読は口と耳と目をフルに活用するため、長時間やるには負荷が大きいです。また、特に自宅以外の場所で行う時は、限られた時間で効率的に進めたいもの。ここからは、音読学習の効率をアップさせるためのおすすめツールについてご紹介します。

イヤホン

音読する時には必ず、手本となる音声を確認し、その発音やリズムをまねることが大切です。自宅でスピーカーで流す時以外は、イヤホンが必須になるので予め用意しておきましょう。ちなみに、マイク付きイヤホン(Air Podsなど、Bluetoothのものでも可)を選んでおけば、路上で声を出しても「電話で何か話している人」に見えるという副次的効果もありおすすめです。

《おすすめコンテンツ・教材》
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro(ワイヤレス)
ソニー イヤホン MDR-EX155AP(有線)

再生速度が調整できるMP3プレイヤーアプリ

恐らく多くの方が、手本の音声をスマートフォンで聴くのではないでしょうか。その際、スマートフォンに標準で入っているアプリを使うこともできますが、発音の細かいチェックのためには、再生速度を細かく変えられるアプリがあると便利です。発音が難しい箇所は、ゆっくり再生したものを繰り返しまねることから始め、できたら徐々にスピードアップしていくことで習得できます。

《おすすめコンテンツ・教材》
Audipo(iOS / Android
速度だけでなく、音声ファイルの任意の箇所にマークをつけて区間リピート再生が可能。無料でも充分使えますが、全機能を利用するにはPro版の購入が必要。(マークごとに何回リピートして次に進む、といった細かい設定が便利で、筆者はPro版に課金しています)。

(iPad使用の方に)ノートアプリ

英語を声に出して読む前に、調べた単語の意味やアクセントの位置、チャンクの区切りを素材となるテキストに書き込むことがあると思います。紙の本にそのまま書き込んで持ち歩くのでももちろんいいですが、もしiPadとApple Pencilをお持ちであれば、テキストをスキャンアプリ等でiPadに取り込み、ノートアプリに貼り付けた上で書き込みを行うと、原本をきれいに保てたり普段持ち歩く荷物が少なくなったりといったメリットがあります。また、Kindleなどの電子書籍も、iPad上でスクリーンショットを取ってからノートアプリに貼り付けることで、自由に書き込むことができるのでおすすめです。

《おすすめコンテンツ・教材》
GoodNotes 5(iOSのみ)

英語学習コーチングスクールの活用法

英語学習コーチングスクールでは、まず受講生一人ひとりの興味や目的に合った音読教材の選定を行います。そのうえで週ごとに自習課題を設定し、英文法の解説や英文解釈のサポート、習熟度チェック、発音指導と、あらゆる面から音読学習をスムーズに進めるための支援をしてくれます。

また通学制のスクールについては、音読が可能な自習スペースを校舎内に備えている場合もあります。音読の進め方に困っている、独学を続けてきたものの勉強法に行き詰まってしまったという方は、一度スクールの無料カウンセリングに参加してみると学習のヒントが得られるかもしれません。

音読の特集はいかがでしたか?音読は英語らしい発音やリズムを身につけるために必要なプロセス。少し時間や手間はかかりますが、きちんとした準備をして取り組むことで着実な英会話力の向上が期待できます。自分にあった場所を見つけて集中して学習に取り組み、実践的な英語力をアップさせてくださいね。

TOEICスコアを短期間で劇的に上げたい方におすすめのスクール

英語コーチングスクールの体験レッスンやインタビューを30スクール以上行ってきた当サイトが、本当におすすめだと思ったスクールを3つだけ紹介しておきます。ぜひ活用してみてください。

STRAIL(ストレイル)TOEIC®️L&R TESTコース

1位:STRAIL(ストレイル)

公式サイト:https://strail-english.jp/

STRAILは、ENGLISH COMPANYを運営しているスタディーハッカーが運営する英語のパーソナルジム。

TOEIC®️L&R TESTコースは、TOEICのスコアを重点的かつ短期間に伸ばしたいという方のための、3ヵ月集中TOEIC特化型プログラムです。語彙、文法からリーディング・リスニング力の向上、さらに演習問題での実践力の養成と、バランスよく学習を進めるカリキュラムを提供しています。

そのため公式サイトを見てもわかる通り、TOEICスコアを短期間で大きく上昇させることが可能となっています。TOEIC受験希望者は大変満足できるサービスです。

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関連記事:【高密度トレーニングとは?】ストレイル(STRAIL)の口コミ・評判まとめ

プログリットTOEICコース

2位:プログリット

公式サイト:https://www.progrit.co.jp/

プログリットのTOEICコースでは、初回無料カウンセリング時に英語テストを行い、課題を割り出すことで、TOEICスコアアップのための学習ロードマップを作成します。

そのため、どのトレーニングを取り組めばよいかを明確にして、効率的に学習を進めることができます。 初回無料カウンセリングだけでも、非常に価値のある体験になりますので、ぜひ受講されることをおすすめします。

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関連記事:プログリット(PROGRIT)の口コミ・評判まとめ

フラミンゴオンライン英語コーチング 試験対策コース

3位:フラミンゴオンライン英語コーチング 試験対策コース

公式サイト:https://coaching.app-flamingo.com/

『フラミンゴオンライン英語コーチング 試験対策コース』は、TOEICのスコアを上げるとともに実際の業務で活きる英語力も高めたいという欲張りをかなえられるプログラム。

TOEIC900点以上のスコアを持つ、今まさにビジネスの現場で活躍するコーチが所属しています。

TOEICのスコアを上げながら、ビジネスで実際に使えるような英語力を身につけられるように、効果的なトレーニングを提供しています。

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関連記事:フラミンゴ英語コーチングの料金・口コミまとめ【完全オンライン】

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