「日本の大学に落ちてから、海外の大学に留学するまでの流れは?」
日本で大学受験を経験して、残念ながら志望校に合格しなかった人の中には、このように海外の大学への進学を検討する人もいるかもしれません。
海外の大学の多くは、日本の大学よりも入学時期が遅かったり、入学可能期間が年に何度もあったりするため、日本での大学入試終了後であっても、その年に進学できる可能性が大いにあります。
この記事では、日本の大学受験に失敗した場合に、海外の大学に進学できるのか、海外の大学に進学することのメリット、海外大学への留学までの流れなどを説明していきます。
大学受験に失敗して海外への留学を考えている人や、海外大学への進学を考えている高校生は、ぜひ参考にしてみてください。
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もくじ
大学受験に失敗した場合の選択肢
日本の大学入試に失敗した場合の選択肢は、当然ですが海外の大学の進学だけではありません。
ここでははじめに、日本での大学受験に失敗した場合の主な以下の4つの選択肢について紹介していきます。
- 海外留学
- 浪人
- 専門学校への進学
- 就職
それでは、それぞれの進路について具体的に見ていきましょう。
海外留学
日本での大学受験に失敗した場合の選択肢の1つが海外の大学への留学です。
冒頭でも簡単に触れた通り、海外の大学の出願期間は、日本の大学の入試よりも遅い事が多く、浪人することなくストレートで大学へ進学することが可能です。
また、日本のように1回きりの試験で合否が決まるということも少なく、高校での成績や、課外活動、人物像など総合的に評価してもらえることも特徴です。
とはいえ、今まで日本の大学への進学を考えていた人にとっては、英語力などに不安がある人も多いかもしれません。
しかし、そのような場合も、まずは語学学校へ入学したり、語学学校が併設されている大学へ進学したりなどと、幅広い選択肢が用意されています。
浪人
日本の大学受験に失敗した場合の選択肢の2つ目は、浪人をして、翌年の大学合格を目指すことです。
浪人は、日本の大学入試に落ちた人の多くが、1度は検討する選択肢でしょう。
1年間予備校に通ったり、自宅で勉強したりして実力をつけ、再度、翌年の入学に挑戦する方法です。
絶対に入学したいと思える大学がある人にとっては、浪人が唯一の選択肢となるかもしれません。
しかし、浪人生活では、365日を翌年の入試のために努力をし続け、当日に力を発揮しなければいけません。
浪人生活を経て受験を成功させるためには、絶対に合格したいという強い思いや、自分を律して勉強し続ける力、忍耐力が必要になってきます。
大きな決意と覚悟が必要な道とも言えるでしょう。
専門学校への進学
日本での大学受験に失敗した場合の3つの選択肢は、専門学校への進学です。
美容、IT技術、保育、栄養、医療、映像など、特定の分野においては、4年制の大学に進学するよりも、専門学校へ進学する方が早く実務的な技術を身に付け、それを生かした仕事に就きやすくなることがあります。
また、4年生の大学では専攻として学びにくい分野もあるでしょう。
また、多くの専門学校は卒業まで要する期間が2年間や3年間などであり、4年制の大学へ進学するより短いです。
なるべく早く手に職をつけて、自分で稼げるようになりたいと考える人にとっては大きなメリットとなるでしょう。
そのほか、専門学校の中には、2年間の課程を修了した後に4年制大学への3年次に編入できる場合もあります。
入学してみて、「やっぱり4年制の大学へ進学したい」と感じた場合は、そのような手段を取ることも可能です。
就職
日本での大学入試に失敗した場合の選択肢の3つ目は、就職することです。
就きたい職業が決まっていたり、ここで働きたいと思える企業があったりする場合、また、金銭的な事情で浪人や海外への留学が難しい場合は、高校卒業直後に働くことも1つの選択肢となります。
ただし、多くの企業は大卒よりも高卒の方が初任給が少なく設定されています。
また、企業の中には高卒だと役職につけなかったり、昇進しにくかったりする場合もあります。
就職する場合はそのようなリスクも加味しながらよく考えましょう。
また、日本の大学の合格発表後からの就職では、希望の就職先の募集が既に終了してしまっていたり、条件の良い募集を既に締め切られていたりという可能性も少なくありません。
そのような場合には、勉強して公務員試験を受験したり、翌年の就職を考えたりしてみても良いでしょう。
大学受験に失敗して海外留学する場合の選択肢
ここまで、日本の大学の受験に落ちた場合の選択肢を紹介してきました。
上で説明した通り、海外の大学に進学することも選択肢の1つです。
しかし、一口に海外留学と言っても、進学先のタイプは様々あります。
ここからは、日本の大学受験に失敗して海外留学する場合に関して、具体的にどのような進学先があるのかについて詳しく紹介していきます。
- 語学学校への進学
- 海外大学への進学
- 海外専門学校への進学
- ワーキングホリデーの利用
それぞれの進学先で学べることや、かかる金額などについて具体的に見ていきましょう。
語学学校への進学
海外留学の選択肢の1つ目は、語学学校に進学することです。
これは、海外の大学で英語の授業を受ける自信がない場合の選択肢となります。
日本の大学の合否結果を受け取るまで、海外の大学の進学を全く考えていなかった場合は、英語力に自信がないという人も少なくないでしょう。
そのような場合は、まずは英語を集中的に学べる語学学校へ進学することが選択肢となります。
「将来的に海外の4年制大学へ進みたいけれど、まだ実力が足りない」という場合にも、まずは語学学校へ進学するケースが多いです。
語学学校とは、名前の通り英語など語学を中心的に学ぶ施設です。
入学のために試験や成績などの条件が設けられていることは少なく、比較的ハードルも低いと言えるでしょう。
語学留学にかかる金額は、国や期間によって異なります。
例えばアメリカやイギリスでは授業料、滞在費、生活費合わせて半年間なら120~200万円、1年間なら250~400万円が目安となります。
フィリピンをはじめとした東南アジア圏では、授業料も生活費も安く済むことが多く、欧米の半額以下が目安となるでしょう。
このように、語学学校への進学は、海外の大学に直接進学するには英語力が足りない場合に、1つの手段となります。
海外大学への進学
海外留学の選択肢の2つ目は、直接海外の4年制大学へ進むことです。
これは、高い英語力を保有していて、大学での授業についていく自信がある場合の選択肢となります。
海外の4年制の大学では、英語力や学力、人物像、エッセイなどを総合的に評価され、合否判定が下されます。
合格を勝ち取るためには、現地の学生と対等に議論できるレベルの高い英語力のほか、高校までの好成績、課外活動を頑張った経験やリーダーシップを発揮した経験なども求められます。
4年制の海外大学への留学にかかる金額は、行く国や、公立か私立か、何年制かによっても異なります。
具体的には、アメリカの私立大学の場合は1年間の学費が350万円程度、公立大学の場合は150万円程度、イギリスは公立大学が多く、1年間の学費は130万円程度となっています。
英語力には自信があるという人、海外でチャレンジしたいという人に向いている選択肢です。
海外専門学校への進学
海外大学の選択肢の3つ目は専門学校へ進むことです。
IT、ビジネス、観光、医療など、興味のある特定の分野の専門学校へ進学することで、その分野の実践的な知識と英語の両方を身につけることができます。
手に職を得たいと考えている人や、学びたい分野や就きたい仕事が明確になっている場合は、海外の専門学校で学ぶことで、実践的な技術を英語で習得することができます。
専門技術を持ちながら、英語も日本語も話せるようになることで、世界で活躍する人材ともなり得るでしょう。
また、卒業後にはそのまま海外で働けるチャンスも得やすいというメリットもあります。
専門学校への進学にかかる金額は、行く国や参加するプログラム、専攻分野によって大きく異なり、一概には言えません。
将来的に就きたい仕事が決まっている人にとっては、良い選択肢の1つとなります。
ワーキングホリデーの利用
海外留学の選択肢の4つ目はワーキングホリデーを利用をすることです。
留学とは異なりますが、異文化で暮らす経験をしたいと考える人の選択肢となるでしょう。
ワーキングホリデーとは、18歳~30歳を対象とした、日本と協定国の異文化交流や相互理解を促進するための留学制度です。
協定国によって制限は異なりますが、語学学校に通って英語の勉強をしたり、アルバイトをしたりと、やりたいことを自由にできることが特徴です。
やりたいことが明確でない場合や、留学しながらもお金を稼いでいきたい、異文化で自由に暮らしてみたいという人に向いている選択肢です。
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大学受験に失敗して海外留学するメリット
ここまで、海外留学する場合の進学先の選択肢について紹介してきました。
それでは、日本での大学受験に失敗して海外留学することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは海外留学の6つの利点について紹介していきます。
- 進学先の選択肢が多くある
- 総合評価で合否が決まる
- 視野が広がる
- 自立できる
- 英語力を効率的に伸ばせる
- 将来の選択肢が広がる
それぞれについて詳しく解説していきます。
進学先の選択肢が多くある
海外留学するメリットの1つ目は、進学先の選択肢が非常に豊富にあることです。
上で述べた通り、海外留学と一口に言っても、その選択肢は語学学校への進学や4年制大学への進学、専門学校、ワーキングホリデーなど非常に幅広くあります。
さらに、専攻できる学問の選択肢の幅も広がります。
例えばアメリカの4年制大学へ進学した場合では、日本の大学では学びにくい分野が多く用意されていることがあります。
具体的には、英語教授、ファッション・アートのマネジメント、ゴルフコース経営、ブドウ栽培・ワイン学などが専攻として存在する大学もあります。
奨学金制度が充実していることも、海外留学のメリットと言えるでしょう。
日本学生支援機構や企業など、日本側が行っている奨学金もあれば、優秀な学生に対して現地の大学が実施している奨学金もあります。
中には返済不要の奨学金もあるため、金銭的な事情がネックとなって留学を躊躇っている場合は、奨学金制度についても調べてみることで、選択肢を広げられます。
また、上で紹介した通り、語学学校に通ったり、そのまま進学したり、語学学校に通いつつ大学の授業を受けたりと、現状の英語力に合わせたさまざまな選択肢が用意されています。
このように、現状の英語力や興味のある分野、金銭的事情に縛られることなく、自分の希望する環境・レベルの進学先を選べることが、海外留学をするメリットの1つです。
総合評価で合否が決まる
海外留学をすることのメリットの2つ目は、日本の入試のように一発勝負の試験ではなく、高校までの成績や課外活動の様子、人物像、エッセイなど総合的な評価をして合否が決まることです。
高校生活を頑張ってきた人や、学級代表などのリーダーを務めてきた人、課外活動を頑張ってきた人にとっては、それら全てを評価してもらえるため、メリットに感じられるでしょう。
また、大学で学びたいこと、やりたいことが明確になっている場合は、エッセイでそれを大学にアピールすることも可能です。
暗記をベースにした一発勝負の試験で合否が決まってしまう日本の大学入試に疑問を持っている人には、良い仕組みと言えます。
このように、1度きりの試験結果だけでなく、高校生活も総合的に評価してもらえることが、留学をするメリットの2つ目です。
視野が広がる
海外留学をすることのメリットの3つ目は、視野が広がることです。
留学先にもよりますが、さまざまな国から優秀な学生が集まる大学では、日本にいては関われないような人たちと学ぶことができます。
育ってきたバックグラウンド、母国語、文化が異なる人たちと一緒に生活することで、異なるものの考え方やものの見方を知ることができるでしょう。
今まで暮らしてきた環境と異なる文化圏に身を置き、自分自身が外国人として暮らす経験をすることは、辛く感じられることも多いかもしれません。
しかし、そのような困難に立ち向かう経験を若いうちから積んでおくことで、今後の人生の大きなプラスになることは間違いありません。
また、さまざまな価値観を学ぶことは、将来組織で仕事をする上でもメリットとなります。
異なる価値観を持った人たちと生活する中で、相手の意見をその人の立場に立って理解しながら、自分の意見を発言する力を身につけられます。
そのような力を持つことで、仕事をしていく中でもリーダーシップを発揮できるようになるでしょう。
このように、自分の視野を広げられることが、海外留学をすることのメリット3つ目です。
自立できる
海外留学をすることのメリットの4つ目は、自立して生活ができるようになることです。
日本の大学では実家暮らしをする人も少なくありませんが、海外留学では、ほとんどの場合、親元を離れて寮暮らしや一人暮らしをすることになるでしょう。
料理や掃除、洗濯などの身の回りのことを自分で行うことで、生活する力を身につけられます。
留学中は、慣れない文化の中でこれらの家事をこなさなければいけません。
また、語学の勉強や学校の課題、課外活動などと両立して、身の回りのことをする必要があります。
日本ではスムーズにできていたスーパーでの買い物やゴミ出しなども、言葉や現地のルールがわからずに戸惑ってしまうこともあるでしょう。
しかし、そのような困難を乗り越えて、勉強しながら家事もこなしていくことで、自分に対する自信を身につけられます。
学生として、1人で異国で暮らしたという経験をすることで、自分はどこでも生きていけるというような自尊心を持てるようになるでしょう。
このように、親元を離れて海外で暮らすことで自立できることが、留学することのメリットの4つ目です。
英語力を効率的に伸ばせる
海外留学をすることのメリットの5つ目は、英語力を効率的に伸ばせることです。
上でも少し触れた通り、海外留学をすることで、日本で学ぶよりも遥かに効率よく英語を習得することができます。
その理由は、留学をすると1日中英語を耳にする環境に身を置くことになるためです。
「英語の勉強であれば、日本でもできる」と思う人もいるかもしれません。
確かに、日本でも語学学校に通うことはできます。
しかし、日本の英語教室に通う場合は、1週間のうち英語に触れる時間が、授業を受けている時間と課題などをこなしている数時間のみとなることがほとんどでしょう。
一方で、留学して語学学校に通う場合は、学校までの道のりも、休み時間のクラスメイトとの会話も、食事中も、休日に友達と遊ぶ際も、全て英語での会話となります。
会話を通じてわからない表現をインプットしたり、新たに学んだ言葉を自分でも使ってみたりすることで、英語力が急速に上昇するでしょう。
また、授業に関しても、日本では「日本語で英語について学ぶ」のに対して、語学学校では「英語で英語について学ぶ」ことになります。
クラスには日本人だけでなく、世界各国から留学生が集まっているため、友達同士の会話も英語になるでしょう。
また、わからなかった部分を質問する場合も、当然ですが英語で行います。
このように、1日中英語を聞き話す環境に身を置くことで、英語力を効率的に伸ばせることが、海外留学のメリット5つ目です。
将来の選択肢が広がる
海外留学をすることのメリットの6つ目は、将来就くことができる職業の選択肢の幅が広がることです。
海外留学をすると、英語を習得できることに加えて、自分の意見を論理的に伝える力や、新しいことに挑戦する力、異なる考え方を理解する力など、様々な能力が身に付きます。
そのような能力を持った人は、どのような企業においても必要な人材として求められるでしょう。
就職活動の際には、留学での経験や身につけた能力を客観的に話すことで、希望の企業に採用される確率も高くなります。
このように、留学することで身につけた力が評価され、将来の選択肢の幅が広がることが、海外留学のメリット6つ目です。
大学受験に失敗して海外留学する流れ
ここまで、大学受験に失敗して海外留学することのメリットについて紹介してきました。
それでは、実際に大学受験に失敗して海外留学を決意した場合、どのような流れで大学入学をするのでしょうか。
ここからは、海外留学までの以下の具体的な流れを簡単に紹介します。
- 出願期限の確認
- TOEFL・IELTSの受験
- 推薦状・成績証明書・財政能力証明書の準備
- エッセイの執筆
- 願書の提出
それぞれのステップや時期について詳しく解説していきます。
出願期限の確認
海外留学を決心した際、初めにやるべきことは、志望校の出願期限を確認することです。
日本の大学のほとんどが4月入学となっていますが、海外大学の場合、基本的に入学は9月となります。
4年制の大学へそのまま進学する場合は、アメリカの場合は12月上旬から出願の受付がスタートし、締切は1月〜3月中に設けられることが多いです。
イギリスの場合は、大学や学部によって異なりますが、9月から翌年の6月30日までとなるケースが多くなっています。
語学学校へ進学する場合は、プログラムや進学先によって締め切りも異なります。
私立の語学学校の場合は、クラスが開始される3ヵ月前、大学付属の語学学校の場合は4ヵ月前には願書提出が求められることが多いです。
行きたい国や気になる地域の語学学校の出願期限を個別に調べてみましょう。
4年制の大学に進む場合も、語学学校に進む場合も、出願までに、TOEFLの受験や各種書類の発行を済ませておく必要があります。
TOEFL・IELTSの受験
出願期限を確認して、願書を出す学校決めた後にやるのはTOEFLやIELTSの受験です。
TOEFLはアメリカに留学する場合、IELTSはイギリスへ留学する場合に必要となる英語のテストです。
4年制大学へ進む場合は、これらのスコアが合否判定の要素の1つとなります。
学校ごとに必要となる目安スコアが公表されているため、しっかりと事前に勉強をして、目標スコアを取得しておきましょう。
大学付属の語学学校に進学する場合も、これらのスコアが求められる場合があります。
また、アメリカの4年制大学へ願書を提出する場合は、SAT・ACTといったテストの受験も必要となります。
これらは日本で言う共通一次試験のようなもので、アメリカの高校生が学力を示すためのペーパーテストです。
これも合否判定の要素の1つとなるため、志望校の目標スコアに向けて勉強を進めましょう。
推薦状・成績証明書・財政能力証明書の準備
英語の試験やSAT・ACTを終えたら、次は出願に必要な書類を揃えましょう。
具体的には、推薦状や成績証明書、財政能力証明書などが必要となります。
推薦状とは、受験者の性格や人柄を大学に紹介するものです。
高校の先生に依頼して、英語で執筆してもらいましょう。
英作文に自信がないという先生の場合は、他の人に英語に翻訳してもらったり、翻訳サービスを利用する必要があります。
成績証明書とは、高校での成績が記載されたものです。
卒業見込み年月日や、高校3年間に履修したすべての科目と成績が記されています。
先生に頼んで、学校印の入った英語の原本をもらいましょう。
財政能力証明書とは、留学のための十分な費用があることを証明する書類です。
大学ごとに金額が指定され、その額の財源があることを証明する必要があります。
指定の金額の預金がある銀行で、英文の預金残高証明書を発行してもらいましょう。
これらの書類は、作成を依頼して即日発行されるわけではありません。依頼から1週間は見ておき、可能な限り早く準備を始めましょう。
エッセイの執筆
上で紹介した学習済書類を取り揃える事と同時に行いたいのは、エッセイを執筆することです。
エッセイとは、志望理由書に近いもので、なぜその大学・専攻を志望するのか、どんなことを学びたいのか、将来どんなことを実現したいのか、なぜ自分がその学校に適していると思うのか、などを記載します。
これも、合否を左右する重要な1つの要素となります。
願書の提出
推薦状等の書類とエッセイの執筆を終えたらいよいよ願書を提出します。
現在では、ほとんど全ての大学で郵送ではなくオンラインでの願書提出が求められます。
学校指定のHPにエッセイや推薦状などの書類をアップロードすることで、願書の提出が完了となります。
願書提出後、合否判定の結果を受け取り、進学先を決定します。
TOEICスコアを短期間で劇的に上げたい方におすすめのスクール
英語コーチングスクールの体験レッスンやインタビューを30スクール以上行ってきた当サイトが、本当におすすめだと思ったスクールを3つだけ紹介しておきます。ぜひ活用してみてください。
STRAIL(ストレイル)TOEIC®️L&R TESTコース
公式サイト:https://strail-english.jp/
STRAILは、ENGLISH COMPANYを運営しているスタディーハッカーが運営する英語のパーソナルジム。
TOEIC®️L&R TESTコースは、TOEICのスコアを重点的かつ短期間に伸ばしたいという方のための、3ヵ月集中TOEIC特化型プログラムです。語彙、文法からリーディング・リスニング力の向上、さらに演習問題での実践力の養成と、バランスよく学習を進めるカリキュラムを提供しています。
そのため公式サイトを見てもわかる通り、TOEICスコアを短期間で大きく上昇させることが可能となっています。TOEIC受験希望者は大変満足できるサービスです。
関連記事:【高密度トレーニングとは?】ストレイル(STRAIL)の口コミ・評判まとめ
プログリットTOEICコース
公式サイト:https://www.progrit.co.jp/
プログリットのTOEICコースでは、初回無料カウンセリング時に英語テストを行い、課題を割り出すことで、TOEICスコアアップのための学習ロードマップを作成します。
そのため、どのトレーニングを取り組めばよいかを明確にして、効率的に学習を進めることができます。 初回無料カウンセリングだけでも、非常に価値のある体験になりますので、ぜひ受講されることをおすすめします。
関連記事:プログリット(PROGRIT)の口コミ・評判まとめ
フラミンゴオンライン英語コーチング 試験対策コース
公式サイト:https://coaching.app-flamingo.com/
『フラミンゴオンライン英語コーチング 試験対策コース』は、TOEICのスコアを上げるとともに実際の業務で活きる英語力も高めたいという欲張りをかなえられるプログラム。
TOEIC900点以上のスコアを持つ、今まさにビジネスの現場で活躍するコーチが所属しています。
TOEICのスコアを上げながら、ビジネスで実際に使えるような英語力を身につけられるように、効果的なトレーニングを提供しています。
関連記事:フラミンゴ英語コーチングの料金・口コミまとめ【完全オンライン】
無料カウンセリングをしっかり活用して、ご自身にあった英語コーチングスクールを見つけてみてください。
海外留学のメリットを理解して進路を決めましょう
ここまで、日本の大学受験に失敗した場合に海外留学をすることについて紹介してきました。
日本の大学受験に失敗した場合の選択肢としては、以下の4つが挙げられます。
- 海外留学
- 浪人
- 専門学校への進学
- 就職
また、海外留学といっても様々な選択肢が存在します。
具体的には以下のような進学先が考えられます。
- 語学学校への進学
- 海外大学への進学
- 海外専門学校への進学
- ワーキングホリデーの利用
日本の大学の受験に失敗した場合に、海外の留学することには以下のようなメリットがあります。
- 進学先の選択肢が多くある
- 総合評価で合否が決まる
- 視野が広がる
- 自立できる
- 英語力を効率的に伸ばせる
- 将来の選択肢が広がる
日本の大学の合否結果を受け取った後に海外留学をする場合は、具体的に以下の手順で入学準備を進めます。
- 出願期限の確認
- TOEFL・IELTSの受験
- 推薦状・成績証明書・財政能力証明書の準備
- エッセイの執筆
- 願書の提出
この記事を参考にしながら、海外留学という選択肢について前向きに考えてみてください。