英語を本格的に学ぶなら、海外へ留学して英語漬けの毎日を送るのが有効です。とはいえ、毎日仕事がありなかなか長期の休みが取れない社会人は、留学したくてもできない人がほとんどでしょう。
日本にいながら、まるで海外留学のように英語漬けの時間が過ごせるサービスとして注目されているのが「国内留学」です。中学生や高校生向けのサービスもありますが、忙しいなかで英語を学びたい社会人に向いているサービスもたくさんあります。社会人こそ、国内留学を活用すれば英語力のアップにもつながるでしょう。
国内留学の特徴やメリット、デメリット、さらに社会人向けのおすすめ国内留学を紹介します。コロナの影響で海外留学ができなくなってしまった、という人もぜひ参考にしてください。
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もくじ
国内留学とは?
国内留学とは、日本国内にいながら海外留学と同じように英語学習プログラムを受講できるサービスです。英語合宿とも呼ばれています。運営している企業や団体もさまざまあり、国内留学と一言にいっても中学、高校生向けのものや親子、シニア世代を対象としたものもあります。社会人向けのものは、個人で受けられるものもあれば、法人単位で受けられるものもあります。
国内留学は、最短で1日からで数か月間の長いものもあります。日本語禁止でEOP(English Only Policy)を採用している本格的なもの、施設によっては英語以外のいろいろなスキルを学べる場合もあるなど、プログラムの内容もさまざまです。参加したい期間や目的に合った国内留学のプログラムを選びましょう。
国内留学の7つのタイプ別の特徴
国内留学と一口に言っても、プログラムの内容や期間がさまざまあります。そのため、「どの国内留学を選ぶべきか迷う」という人も多いでしょう。まずは、国内留学のタイプを知ると選びやすくなります。特徴ごとで国内留学を分けると、以下の7つのタイプに分類できます。
- 合宿タイプ
- ホームステイタイプ
- シェアハウス
- スクールタイプ
- ワーキングホリデータイプ
- オンライン留学
- 一日体験タイプ
国内留学のタイプ別の特徴を解説していきます。
合宿タイプ
合宿タイプとは、最短で1泊2日〜8週間までの国内留学プログラムです。旅館やホテルなどの民間宿泊施設などに滞在しながら、集中的に英語を学びます。宿泊をともなう国内留学で、レッスン以外の食事などの時間はスケジュールで管理されています。
食事やレクリエーションなどの時間には、ほかの参加者との交流も可能です。国内留学のなかでも、合宿タイプはほかの参加者とのコミュニケーションが密に取れる特徴があります。また、期間やレッスン内容など幅広いコースがあるのも、合宿タイプの国内留学の特徴です。
ホームステイタイプ
日本に住む外国人家族に受け入れてもらい、一緒に生活を送るのがホームステイタイプの国内留学です。米軍基地内にあるアメリカ人の家庭が人気のため、受け入れ先は神奈川や沖縄などの米軍基地のある場所が多くなっています。
ホームステイタイプの海外留学は、外国人家族の元で生活をするため日本にいながら疑似的な海外生活が送れるのが特徴です。また、ネイティブの家族に受け入れてもらえるとネイティブの英語に触れられる機会にもなります。
中学生や高校生の受け入れが多いですが、社会人を受け入れているホストファミリーも多くいます。
シェアハウスタイプ
外国人留学生などが住むシェアハウスに長期滞在するのが、シェアハウスタイプの国内留学です。発生する費用は滞在費用のみで、英会話のレッスンなどは無料で受けられる場合があります。
シェアハウスに住む外国人は、英語圏だけでなくアジア圏などの留学生も多くいます。多彩な外国人たちと長時間一緒に生活するので、異文化交流ができ親睦も深められます。パーティやバーベキューなどのアクティビティも多数です。英語を学びながら、外国人の友達作りもできます。
スクールタイプ
スクールタイプは、合宿タイプと似ている国内留学のプログラムです。ただし、こちらは学校生活を主体としたものになっています。スクールと寮が一体化しているところも多いため、寮つきの学校で学ぶような体験ができるのが特徴です。
学校内では、合宿タイプと同じように決められたスケジュールで過ごします。決まった時間に英語のレッスンを受けて、食事や余暇はほかの学生や先生たちと交流をします。
ワーキングホリデータイプ
有名観光地で住み込みで働きながら、英会話のレッスンが受けられるのがワーキングホリデータイプの国内留学です。家賃・食費・光熱費・交通費などが無料なので、滞在中の費用を抑えられるのがメリットです。また観光地で働きながら英語漬けの日々を過ごすため、非日常を味わいながら英語に触れられます。
オンライン留学
日本国内、しかも自宅にいながら海外の大学の授業を受けられる選択肢もあります。オンライン留学とは、名前の通りオンライン環境を活用したコースやプランです。実際に海外現地で行われている授業をオンラインで受けられます。直接対面して授業は受けられませんが、コロナ禍の今だからこそ非接触・非対面で英語に触れる機会を得たいという人にも向いているでしょう。
一日体験タイプ
一日体験タイプとは、留学の雰囲気を体験できる施設を利用して留学を体験できるプログラムです。開催しているのも一日のみのため、継続的な学習よりも英語学習のきっかけ作りを目的としたものが多くなっています。そのため、エンターテイメント性が高く、どちらかとといえば幼児や小学生、中学生向けのプログラムが多いのが特徴です。
国内留学が社会人におすすめできる7つのメリット
国内留学は、コロナ禍で留学やホームステイが中止になってしまった中学生や高校生からも注目されていますが、社会人だからこそ受けられる国内留学のメリットもたくさんあります。
国内留学を社会人が利用することで受けられる、7つのメリットが以下の通りです。
- 短期間で集中して英語の勉強ができる
- 週末や連休を利用できる
- 社会人の参加率が高い
- 海外留学よりも気軽に参加できる
- 非日常の気分を味わえる
- 安全面で安心できる
- 実はコスパがよい
それぞれのメリットについて解説していきます。
短期間で集中して英語の勉強ができる
国内留学は、短期間で集中して英語の勉強ができるメリットがあります。国内留学は、プログラムによって以下のレッスン形式があります。
- 1コマ式の通学でのレッスン
- オンラインによるレッスン
- 外国人講師とのマンツーマンのレッスン
- 生徒同士と講師同士で行うグループレッスンなど
いずれのレッスン形式も、短時間で英語を徹底して学んだり、英語に触れたりする機会を設けています。短期間で国内にいながら海外留学と同レベルの英語の勉強ができるため、普段忙しくて英語を勉強する時間が確保できない社会人にこそ、国内留学は向いています。
週末や連休を利用できる
海外留学する場合、海外に長期滞在して英語を勉強したり、異文化に触れたりする時間を持つことができます。仕事をしている社会人は、海外留学をするためのスケージュールを確保するのは、なかなか難しいです。
国内留学なら、一泊二日から数日間までと、短期間の日程のプログラムもあります。社会人でも週末を利用したり、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始休暇などの連休を利用したりして英語を学べるのがメリットです。自分で仕事のスケジュールを調整したり、空いている期間や時間を国内留学に充てたりもできます。
社会人の参加率が高い
国内留学は社会人の参加率も高くなっています。空いている時間を利用したり、短期間で効率よく英語を勉強したりといった、英語を学びたい社会人のニーズに合っているプログラムが充実しているためです。
英語を仕事で使うようになった、スキルアップ、外資系の転職などを目的にして英語を勉強したい社会人にも、国内留学は向いています。社会人の参加者同士で交流もできるので、今後一緒に英語を勉強していく仲間を作ったり、刺激を受けあったりもできるのもメリットのひとつです。
海外留学よりも気軽に参加できる
国内留学は、海外留学よりも気軽に参加できるメリットがあります。海外留学の場合は、短期間でもパスポートやビザの申請、航空券の手配などいろいろな準備が必要です。一方国内留学は海外留学よりも準備が少ないため、参加へのハードルが低くなっています。
コロナウィルスの影響により、海外留学を断念してしまった人でも国内留学なら参加できます。
非日常の気分を味わえる
国内留学は、日本国内にいながら非日常の気分が味わえる機会でもあります。プログラムによっては日本語禁止、レッスン、食事の時間などを徹底されたスケジュールに加えて、ホテルや旅館などを利用して行う国内留学もあります。旅行のような普段なかなか体験できない、非日常の気分も味わえるのも、国内留学のメリットです。
安全面で安心できる
海外留学の場合、留学先が治安のよいと言われている国でも日本ほど治安が保証されていない場合があります。留学先によっては麻薬が合法だったり、裏道や繁華街の一角など立ち入りが禁止されている危険な場所があったりもするでしょう。
国内留学は日本国内で行うため、安全面で留学に抵抗がある人でも参加できるのがメリットです。たとえ国内留学中に病気やケガをしても、健康保険が使える、薬や病院などの心配もないメリットもあります。
実はコスパがよい
宿泊の有無や日数にもよりますが、国内留学は英会話スクールよりも1日当たりのコストが安い場合が多いです。国内留学の参加費には宿泊費、食事代、レッスン費用などがすべて含まれています。連泊した分だけ割引になる国内留学などを利用すると、よりお得に参加できる場合もあります。費用面をおさえつつ英語の勉強や英語漬けの環境を得たい、という社会人にも、国内留学は選択肢にはいります。
国内留学前に知っておきたい3つのデメリット
限られた時間でも参加できる、安全面や費用面が海外留学よりもメリットがあるなど、国内留学にはメリットがたくさんあります。一方、以下の国内留学の3つのデメリットも知っておかなければいけません。
- 短期の場合は目的が限られる
- 移動時間がかかる
- やや閉塞感がある
国内留学の3つのデメリットを、対策方法と一緒に解説していきます。
短期の場合は目的が限られる
国内留学のプログラムには、一泊二日や数日間などの短期間のものがあります。短期間の国内留学の場合は、効率的に英語の勉強はできる一方、長期留学で身につく総合的な英語力の取得は難しいでしょう。短期間の国内留学の場合は、目的をしぼってその目的に合うプログラムを選んで受講するのが有効です。
短期間の国内留学で達成できる目的には以下のものがあります。
- 海外出張などの前に英語を使う環境に慣れておきたい
- 英語を使うことへの抵抗感や苦手意識をなくしたい
- 今までインプットした知識を徹底してアウトプットしたい
- スピーキング、リスニングなど苦手分野を鍛えたい
- 英語を話す仲間が欲しい
- 英語を勉強しながら非日常感を味わいたい
- 英語が伸び悩んでいるのでブレイクスルーのきっかけが欲しい など
自分が国内留学を利用したい目的に合ったプログラムが見つかれば、短期間の国内留学を有効に活用できます。
移動時間がかかる
国内留学には、合宿先や勤務地(ワーキングホリデータイプの場合)に移動する必要のあるものもあります。宿泊施設がある場所や観光地などの郊外で宿泊して行う国内留学の場合、宿泊先への移動時間がかかるのがデメリットです。
移動時間を短縮したい場合には、居住地近くで行われている国内留学を利用するようにしましょう。たとえば都内なら都内のホテルで行う海外留学を利用するなどの方法があります。
やや閉塞感がある
国内留学は、開催中レッスン、食事など決められた時間で動くことになります。拘束時間が長く、自由に過ごせる時間が限られているプログラムもあります。さらに日本語禁止、外出禁止などの制約もあるので閉塞感を得てしまう人もいるでしょう。
合宿タイプやスクールタイプなどの宿泊をともなう国内留学の場合、リフレッシュできる施設があるプログラムを選ぶとよいでしょう。シアタールームやサウナなどのある宿泊施設を使っている国内留学もあります。英語漬けではなく、楽しみながら英語に触れる機会を設けたいなら、シェアハウスタイプなどを選ぶのも有効です。
国内留学はいろいろなプログラムやサービスがあるため、自分の目的やスケジュールに合ったものを選ぶのが重要です。次に、はじめて国内留学を考えている社会人のためにおすすめの国内留学をタイプ別に紹介していきます。
合宿タイプで社会人におすすめの国内留学
合宿タイプの国内留学は、一泊二日~数週間の日程で英語のレッスンを受けたり、英語漬けの日々を送ったりするプログラムが充実しています。
社会人におすすめの合宿タイプの国内留学は以下の3つです。
- ECヴィレッジ
- イングリッシュブートキャンプ
- エンハンス・ランゲージ・センター
それぞれ紹介していきます。
ECヴィレッジ
ECヴィレッジは、古民家を改装した合宿所で一泊二日~数週間の英語合宿を展開しています。以下の特徴があります。
- マンツーマンを中心にしたレッスン展開
- レッスン期間を自分で選べる
- 英語以外の体験もできる
- 便利な立地
- コストが安い
- 返金保証付き
ECヴィレッジは、フィリピンで歴史が長く、実績の高い独自のプログラムを導入しているのが特徴です。マンツーマンを中心にしたレッスン展開のため、とくに英語のなかでもスピーキング力を伸ばせるようになっています。
合宿の期間を幅広く設けているのもECヴィレッジの特徴です。国内留学がどのようなものか試してみたい人や、英語への苦手意識をなくしたい人にぴったりの一泊二日のものから、数週間の受け入れまで可能です。
マンツーマンやグループでのレッスンのほか、国際交流イベントや農業体験などの週末アクティビティ、そーめん流しやジャムづくりなどの季節のアクティビティも体験できます。ほかの参加者との交流も深められます。
泉佐野市の日根野にある、古民家を改装した合宿施設を使用します。アットホームな雰囲気で国内留学を体験できます。また、最寄駅から大阪の難波まで40分でアクセスできるため、立地がよいのも魅力です。近隣にはりんくうアウトレットパークや犬鳴温泉、ビーチや川など週末を過ごせるスポットも豊富にあります。関西国際空港からもアクセスできるので、空路を使っても参加できます。
ECヴィレッジはマンツーマンレッスンにオンラインでの指導を取り入れている特徴があります。そのため、コストが安いのが魅力です。たとえば一週間の滞在でも3万8,000円~で参加できます。
最後に、ECヴィレッジでは4週間以上の滞在に対して、返金保証をつけています。一定の条件を満たし、英語の力が身につかなかった場合は参加費用が全額返金されます。国内留学したのに何も得られなかった、という場合でも返金が受けられるため安心です。
イングリッシュブートキャンプ
イングリッシュブートキャンプは、「2日20時間」という短期集中型の合宿タイプの国内留学です。以下の特徴があります。
- ネイティブ講師によるレッスン
- 専門家と共同開発したプログラム
- 日本語一切禁止
- レッスン以外のこだわりある環境
- 全額返金制度
イングリッシュブートキャンプは、2日20時間という短期間で英語をしゃべれるようにする目的で開催されている合宿タイプのプログラムです。採用率はわずか1.5%の、指導力、人格ともに厳選されたネイティブ講師陣からの英会話レッスンが受けられます。
大手60社以上に研修を提供している専門家と「実践で使える」を追求し、共同開発したプログラムを採用し、短期間での成果を上げています。時間がない社会人はもちろん、英語を話せるようになりたいけれども何をしていいか分からない、という人にも向いています。
合宿期間中は、日本語は一切禁止の環境です。短期間ながら英語のみに触れられる機会が得られます。また、レッスン以外にはこだわりのおいしい食事、巨大スクリーンのシネマルーム利用可能など、快適に過ごせる工夫もそろっています。
もしも効果が実感できない場合、プログラム進行の1/3(1日目の16時まで)に申し出ると、費用を全額返金してくれる制度があります。
エンハンス・ランゲージ・センター
エンハンス・ランゲージ・センターは大阪、東京のホテルを利用した合宿タイプの国内留学プログラムを展開しています。
- 参加場所を2箇所から選べる
- ネイティブ講師によるレッスン
- ホテルを利用したラグジュアリーな合宿
- ひとりひとりの目的に合わせたプログラムを展開
エンハンス・ランゲージ・センターは大阪、東京いずれかの参加地を選べます。自宅から近い方、参加しやすい方を選べます。大阪の場合はハイアット・リージェンシー・オオサカ、東京の場合は晴海グランドホテルで合宿に参加します。
ホテルでの滞在中は、1日13時間英語漬けの生活を5泊6日過ごします。ネイティブ講師によるレッスンのほか、食事や休憩中なども英語で話します。
ホテルの個室に滞在するため、ラグジュアリーな雰囲気で国内留学ができる、社会人向けのプログラムです。ホテルの清潔感のある個室、シェフによる1日3食の食事も楽しめます。
合宿のレッスン内容は、参加者ひとりひとりに合わせたプログラムが展開されます。海外出張のため、資格取得のため、キャリアアップのためなど、目的に合った国内留学が受けられます。また、英会話のレッスンだけでなく、海外のマナーなども学べるので海外留学や海外赴任のために国内留学を利用したい社会人にも向いています。
ホームステイタイプで社会人におすすめの国内留学
外国人のホストファミリーの元で生活しながら英語を使う生活をして過ごすのが、ホームステイタイプの国内留学です。社会人向けのホームステイタイプのおすすめ国内留学が「Lily English Center」です。以下の特徴があります。
- 生活のなかで使う生きた英語が学べる
- 厳選した各地のホストファミリーを紹介
- 趣味や興味のあうホストファミリーを紹介してもらえる
Lily English Centerは、東京、神奈川、千葉、埼玉の関東圏または沖縄に住むホストファミリーの元で、ホームステイができる国内留学プログラムを展開しています。国内ホームステイは年齢制限がないため、社会人ひとりでの参加も可能です。
事前のヒアリングのあとに、厳選された各地のホストファミリーを紹介してもらえます。生活のなかで使われている英語に触れられるのが魅力です。また、ホストマザーは英会話教師として活躍している人を紹介してもらえるため、高い指導力のもとで英語のレッスンが受けられます。
ヒアリングで趣味や興味などを聞かれ、それに合ったホストファミリーを紹介してもらえます。アットホームな雰囲気で英語を学びたい人や、異文化に触れたい人に向いています。
シェアハウスタイプで社会人におすすめの国内留学
シェアハウスタイプは外国人留学生やバックパッカーなどと共同生活を送りながら、英語漬けの日々が過ごせる国内留学です。異文化交流もできるシェアハウスタイプで、社会人におすすめのサービスが「イングリッシュハウス」です。
- プライベートルームと共同スペースが分かれている
- 長期、短期集中、通学型がある
- プライベート、グループレッスンがある
- レッスンがない日も立ち寄れる
イングリッシュハウス内で住み込みながら英語漬けの日々を過ごします。プライベートルームと共同スペースは分かれていますので、プライバシーを確保しながらシェアハウス生活が遅れます。プライベートルームにはバス・トイレ・冷蔵暖房・ミニキッチン・Free Wifi・ベランダが完備されています。共有部分にはキッチン、ラウンジ、ダイニングがあります。
イングリッシュハウスのプログラムには、長期滞在、短期集中、通学型があります。じっくり英語漬けの日を送りたいなら、長期滞在が向いています。限られた時間でシェアハウスの体験や異文化交流がしたいときには、短期集中がよいでしょう。提供しているレッスンには、マンツーマンのプライベートレッスンとグループレッスンがあります。
国内留学とは異なりますが、通学型のプログラムもあります。スクールバスによる通学で、子供向けから大人向けのプログラムが展開されています。通学型の場合、レッスンがない日でもイングリッシュハウスの国際交流タイム(平日毎日夜7時から)に立ち寄れます。英会話を通じて、いろいろな人との交流を深めたい人にぴったりです。
スクールタイプで社会人におすすめの国内留学
合宿タイプとほぼ同じですが、学校やスクールといった環境に特化したレッスンやプログラムを展開しているのが、スクールタイプです。社会人におすすめのスクールタイプの国内留学が、「英会話・留学エース」です。
- 資格取得に特化したコース
- 滞在期間がさまざまある
- 少人数制クラス
- 学生寄宿舎で生活できる
- 日本全国からアクセスしやすい
英会話・留学エースのスクールタイプの国内留学は、資格取得に特化したコースが充実している特徴があります。TOEFL、IELTS、TOEIC高得点獲得、または英検合格を目的として2~8週間の合宿を行います。仕事で使う、スキルやキャリアアップなどを目的としている社会人にぴったりです。
入校時の英語学力テスト、模擬テスト、宿題の実施など学校の授業のように綿密なプログラムで、スコアアップや英検合格を目指します。授業は3名程度の少人数制で展開します。
滞在中は、学生寄宿舎で生活ができます。寄宿舎では寮母さんによる食事の提供が受けられます。共同のランドリーやダイニングが充実しているので、寮生活も楽しめます。男子学生用、女子学生用、社会人向けの3つの寮があります。また、近隣のウィークリーマンションを格安で紹介してもらうことも可能です。
広島の中心地にあるため、パルコなどの商業施設も近くにあります。カープタウン、平和公園、広島城などの観光名所も徒歩や市電でアクセス可能です。日本全国からも参加しやすいメリットがあります。
ワーキングホリデータイプで社会人におすすめの国内留学
外国人観光客の多い観光地の施設で住み込みで働き、英語に触れる機会を持つのがワーキングホリデータイプの国内留学です。社会人におすすめのワーキングホリデータイプの国内留学が「グローバルダイブ」です。
- 観光地のホテル、レストランなどで働く
- 寮、食事、光熱費、現地までの交通費が無料
- 職場の仲間と交流できる
- 日本のマナーなどを学べる
グローバルダイブでは、京都や箱根、ニセコ、飛騨高山、宮島など日本全国の外国人観光客の多いエリアの施設に住み込みで働きながら英語に触れます。お客様としてやってくる外国人観光客への接客を通じて、日常的な英語のアプトプットの機会を得られます。
観光地で働くため、非日常の気分を味わえるのが魅力です。また、寮、食事、光熱費、現地までの交通費は無料になっています。できるだけコストをかけずに英語を話す機会を得たいという人にも向いています。
職場の仲間と出会える機会もあるため、ワーキングホリデーが終了しても英語を一緒に学ぶ仲間作りもできます。職場では外国人向けのサービスを提供することもあり、着付けやおもてなしなどの日本のマナーや風習なども学べることがあります。将来海外へのワーキングホリデーを検討している人にも向いています。
オンライン留学で社会人におすすめの国内留学
自宅にいながらパソコンやスマートフォン、タブレットで海外現地の授業に参加できるのがオンライン留学です。社会人におすすめのオンライン留学が「ISI国際学院」です。以下の特徴があります。
- 教育機関が選べる
- 自宅で気軽に利用できる
- 好きな時間帯が選べる
- 現地のレッスンに参加できる
提携している海外の8つの教育機関から、受けたいコースを選んで利用できます。コースには一般英語、ビジネス英語、集中コースなどがあります。オンライン環境を利用するため、自宅にいながら海外現地のレッスンを受けられます。
自宅で気軽にはじめられるだけでなく、自分の都合によってレッスンの時間帯を選びやすいのもメリットです。コースごとに開講時間が異なるうため、受けたい目的や、仕事のスケジュールなどに合って利用できます。
一方的に授業を受けるだけでなく、グループワークなどには実際に参加できます。受け身で授業を受けるだけではないため、オンライン環境ながら現地の授業に参加できるのが魅力です。海外現地の授業を受けられるため、ネイティブの英語に触れられるメリットもあります。
ビジネス英会話を効率よく身につけたい方におすすめのスクール
英語コーチングスクールの体験レッスンやインタビューを30スクール以上行ってきた当サイトが、本当におすすめだと思ったスクールを3つだけ紹介しておきます。ぜひ活用してみてください。
ENGLISH COMPANY
公式サイト:https://englishcompany.jp/
『ENGLISH COMPANY』は、科学的なトレーニングと英語学習のコンサルティング(コーチング)で、最短距離で目標達成を目指すための英語コーチングスクールです。
ENGLISH COMPANYでは言語習得の科学「第二言語習得研究」の知見を活かしたトレーニングを行います。
第二言語習得研究に沿ってあなたの課題を発見し、それに適した学習方法を選択するので、一切の無駄を省いて効率的な学習ができます。
関連記事:ENGLISH COMPANYの口コミ・評判まとめ【時短で伸ばす!】
STRAIL(ストレイル)
公式サイト:https://strail-english.jp/
『ストレイル』は、ENGLISH COMPANYを運営しているスタディーハッカーが運営する英語のパーソナルジムです。
学習方法については、ENGLISH COMPANYと同じく「第二言語習得研究」に基づいています。
ENGLISH COMPANYとの違いは、自習中心の英語コンサルティングサービスを提供している点、グループレッスンを採用している点です。
ENGLISH COMPANYの半分程度の月額で受講できます。期間も2ヶ月と短いので、第二言語習得研究に基づいて、短期間で集中して成果を出したいという方におすすめです。
関連記事:【高密度トレーニングとは?】ストレイル(STRAIL)の口コミ・評判まとめ
トライズ
公式サイト:https://toraiz.jp/
『トライズ』は、1年間で1000時間の学習時間を確保して英語をマスターする英語コーチングスクールです。
他英語コーチングスクールと比べると、期間が長く、本気で英語を極めたいという強い意思がある方向けのサービスです。
英語の習得には最低でも1000時間必要と言われています。その1000時間の学習をコースに含めている英語コーチングスクールは他にはありません。
確かに英語コーチングで学習習慣を身につければ、受講後も自走して学習できます。しかし「本当に自走できるのか?」「途中でやる気がなくなってしまわないか」と不安ですよね。 しかしトライズでは、1年間のコーチングで確実に1000時間の学習時間を確保できます。
1年間の受講生の継続率は91.7%という高さです。「もう挫折したくない」「なんとしてでも英語力をあげたい」という方におすすめです。
関連記事:【1年で英語が話せる?】トライズ(TORAIZ)の口コミ・評判まとめ
無料カウンセリングをしっかり活用して、ご自身にあった英語コーチングスクールを見つけてみてください。
国内留学で学んだ英語は継続させることが重要!
国内留学は、日本にいながら英語漬けの日々を送ったり、目的に合ったレッスンやトレーニングを受けられたりするメリットがあります。スケジュールも調節しやすいため、仕事が忙しい社会人でも受けられる国内留学のプログラムやコースは多くあります。利用したい期間や目的に合った国内留学を選べば、忙しい社会人でも英語の力を伸ばせます。安全面やコスト面でもメリットの高い、国内留学を上手に活用してみましょう。
また国内留学で英語を学んでも、その後使わなくなると英語の力はどんどん下がってしまいます。英語は継続して勉強するのが重要です。社会人でも効率よく、継続して英語を勉強できる方法を指導してもらえるコーチングスクールを利用するなどして、継続的な英語力を身につけるようにしましょう。