※一部広告が含まれている場合があります

【インタビュー】ENGLISH COMPANY「根性や量で英語を学ぶ時代はもう終わり」

【インタビュー】ENGLISH COMPANY「根性や量で英語を学ぶ時代はもう終わり」

ENGLISH COMPANYは、その人気から数百人待ちになったことがある、今最も人気のある英語コーチングスクールの一つです。第二言語習得研究に基づき、量や根性に拘らず、科学的かつ効率的な英語学習を提供しています。

「自分にぴったりの英語コーチングスクールを探している」「ENGLISH COMPANYについて公式サイト以外の情報も知りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで我々英語コーチングスクール比較ナビは、ENGLISH COMPANYを運営する株式会社スタディーハッカーのENGLISH COMPANY 神戸スタジオマネージャーである東範泰氏にお話を伺いました。

MEMOENGLISH COMPANYについては「ENGLISH COMPANYの口コミ・評判まとめ【時短で伸ばす!】」でまとめてるので、参考にしてください。

話者プロフィール: 東範泰氏 (ENGLISH COMPANY 神戸スタジオマネージャー)

大阪大学外国語学部にて認知言語学を専攻。コーパスを用いて地域別・年代別に英語表現の使用実例とその背景を分析した。前職の英語スクールではTOEICを含む英語資格対策全般の指導や講師の育成に従事。

「かけた時間を無駄にしない」それがENGLISH COMPANYのポリシー

「かけた時間を無駄にしない」それがENGLISH COMPANYのポリシー

Q. ENGLISH COMPANYの特徴は?

東:ENGLISH COMPANYは、第二言語習得研究に基づき、無駄な学習を省いて短い時間で英語力を伸ばすことに特化した英語コーチングスクールです。

株式会社スタディーハッカーでは、ENGLISH COMPANYとSTRAIL、2つの英語コーチングスクールを運営しています。「課題を発見し、その解決方法をお伝えする」これはどちらのスクールでも同じです。STRAILは自習メインのスクールなので、課題と解決方法をお伝えし、受講者はその方法を使って自習を行います。一方ENGLISH COMPANYでは、自習に加えて、課題を解決するためのトレーニングをトレーナーと一緒に行います。

例えば「90日間集中プログラムパーソナルトレーニングコース」では、1回90分のトレーニングを週に2回行います。トレーニングの内容は受講者の英語レベルや学習の目的によって異なります。英語初学者の場合は語彙や文法のトレーニング、基礎はできるが英語が読めない方はチャンクリーディング、リスニングができない方はディクテーションやオーバーラッピング、シャドーイングなど受講生によって必要な勉強方法は異なりますがENGLISH COMPANYでは、受講者の様々なニーズにお答えすることが可能です。

Q. 第二言語習得研究に着目した背景は?

東:楽をして短期間で英語の力を伸ばすためです。

株式会社スタディーハッカーは、元々は予備校からスタートした企業です。日本の学校教育では「勉強時間が多い受験生の方が偉い」のように量や根性が重要視されてきました。しかし我々が運営してきた予備校では、量や根性ではなく「科学に基づいて必要なことだけを効率的にやる」ことに特化しました。その結果、多くの受験生の偏差値を上げて、志望校合格に導くことに成功します。

「予備校でのこの経験を大人の英語学習にも応用できないか?」と考えた結果が、我々が第二言語習得研究に着目した背景です。

「話すだけ」はスピーキング力向上の遠回り

Q. どのようなレッスンが受けられる?

東:レッスン内容は、大きく4つに分かれます。

文法と単語

東:まず英語初学者の場合は、文法と単語の学習を行います。ENGLISH COMPANYでは特に文法を重要視しており、認知英文法というアプローチで学習を行います。認知英文法とは、「英語ネイティブがどのように文法を認知しているのか」から理解するアプローチのことです。日本人は、文法を一旦日本語に訳して考えてしまうので、理解に時間がかかってしまいます。例えば現在完了形”have + 過去分詞”を日本語に訳すと、経験・継続・完了・結果の4つの意味があります。丁寧に「この文章は現在完了4つの用法のどれかな?」と考えていると時間がかかります。

しかし英語ネイティブは、わざわざ「この現在完了形は4つの用法のうちどれに当てはまるかな?」とは考えません。英語ネイティブは「”have”=持っている」「”過去分詞”=〜しちゃっている」という意味の組み合わせから、英語を理解しています。ここが理解できると、きれいな日本語に訳さずとも英語が理解できるようになります。

また日本語から英語、英語から日本語に素早く翻訳するパターンプラクティスを行います。

教材はコアグラマーというオリジナルの教材を使用します。コアグラマーには、認知英文法の解説とパターンプラクティス用の例文が載っています。自習では、コアグラマーの内容を動画にしたものを使用します。動画は受講生専用サイトからアクセス可能です。

リスニングとリーディング

東:英語は読めるが読むスピードが遅いという方の場合は、リスニングとリーディングに重点をおいて学習を行います。学習方法はチャンクリーディング・サイトトランスレーション・音読がメインです。

チャンクリーディングは、返り読みをせずに英文を前から理解するための勉強方法です。サイトトランスレーションでは、英語を見て瞬時に意味を回答します。通訳もよく実践している勉強方法です。

発音や音声の聞き取り

東:英語の音声が聞き取れない方の場合は、ディクテーションやシャドーイングで、母音・子音の発音や音声変化ルールを学びます。

スピーキング

東:英語を話したい方の場合は、概念化・言語化・調音の3つのプロセスに沿って英語を学習します。概念化とは「話す内容」を生成する段階のことです。言語化は単語を選び、文法を選び、概念を英語の文として組み立てる段階です。ー調音とは、アクセントやイントネーションを意識しながら実際に英語を発音する段階のことを指します。

文法学習や発音練習を行えば、言語化と調音は鍛えられます。しかし概念化に関しては、鍛えられないままです。そこでスピーキングのトレーニングでは、概念化のところから学習をスタートします。概念化の学習は、論理的な説明・議論の掘り下げ・プレゼンに役立つ状況説明・問題解決の4つに分けてトレーニングを行います。

「英語が話せるようになりたい」と考えて英語を学ぶ方は多くいらっしゃいます。しかしただ「話す練習」だけをしていても、スピーキング力アップの遠回りなのです。英語が話せるようになるためには、「言いたいことが出てこない」「言いたいことを英語にできない」「英語を話しても聞き返される」のように英語が話せない原因を細分化し、概念化・言語化・調音のどれが足りないのかを理解して、それに応じたトレーニングを行う必要があります。

Q. レッスンで使用する教材は?

東:市販の教材、もしくはオリジナル教材を使用します。

オリジナル教材の一部は、TOEIC向けの教材を元に作成しています。TOEIC向け教材に登場する英文を、チャンクリーディングやシャドーイングなど、各勉強方法に最適化して使用しています。ビジネス英語を学べる教材は他にもたくさんありますが、ENGLISH COMPANYがTOEIC向け教材を採用しているのには、理由があります。

それは、多くの受講生がビジネスシーンでの英語使用を目的とされているということ。TOEICではビジネスで役立つ英語を盛り込んでいます。。これをESP(English for Specific Purpose)といいます。「特定の目的のための英語」という意味ですね。ビジネスシーンで使われる単語は常に変化していますが、公式問題集をはじめとするTOEIC系の教材は定期的に販売されており、常に最新の英語情報が盛り込まれています。

またキクタンのアプリも使用しています。書籍ではなくアプリを使う理由としては、場所を問わずにすぐ勉強を始められるからです。また音声も一緒についているので、使いやすいからです。

学習の進捗管理には、スタディプラスを使用します。キクタンアプリでの学習進捗は、全てスタディプラスで自動で管理されます。またアプリ以外の教材を使用した際は、進捗を手入力します。

他スクールにはない、コーチ2人体制でのコーチング

他スクールにはない、コーチ2人体制でのコーチング

Q. ENGLISH COMPANYの英語コーチはどのような方がいる?

東:高い英語力を有していることは大前提として、第二言語習得研究に精通していたり、大学や大学院で言語学やその周辺分野を学んだ経験のあるコーチが多く在籍しています。男女比率は半々で、30〜40代のコーチが多いです。教育業界に携わっていた方も多いですね。

私自身も大学では認知言語について学んでいました。研究の中でも特に興味深かったのが、同じ英語でも時代によって使われている言葉が異なるという点です。英語も日本語と同じように、流行りの言葉もあれば死語になっていく言葉もあります。

例えば最近の英語では名詞が動詞化する特徴があります。Googleという固有名詞が「Googleで検索をする」という動詞として使われています。”I google it.”のような使い方です。日本語でも「ググる」と言いますよね。他にもコピー機で有名なXeroxが動詞化して「コピーする」という意味で使われています。少し話が逸れましたが、ENGLISH COMPANYには私のように英語に興味を持ち、学んできたコーチが揃っています。

Q.コーチの方はどのようなサポートをしてくれる?

東:常にスタディプラスを使って学習進捗を把握し、間違った方向に進んでいたり、本来の予定から脱線したりしている場合には、コーチが正しい軌道に戻します。

また学習時に浮かんだ質問には答えられるような体制を整えています。

Q. 目標設定はどのように行う?

東:まずは受講生の目標を確認します。その後、今の英語力を診断します。

そして最終的な目標だけではなく、スモールゴールを設定します。スモールゴールには、1週間や2週間で達成できるようなゴールを設定します。スモールゴールを設定する理由は、学習の道筋を見えやすくするためと、小刻みに成功体験を得ることで、学習のモチベーションを保つためです。

受講生の目標で多いのは、「会議やテレカンができるようになりたい」「リスニング力・スピーキング力を鍛えたい」という目標です。

Q. 受講生がコーチとの日々のやりとりをする際に使うツールは?

東:スタディプラスを使用しています。メッセージのやりとりも学習進捗の確認も一つのアプリで行えるので、便利です。

Q. 2名のコーチの役割分担について教えてください

東:ENGLISH COMPANYでは、他の英語コーチングスクールとは異なり、受講生1名に対し、コーチが2名つきます。コーチが2名つく理由は、セカンドオピニオンのような形で、多角的な視点から指導を行うためです。もちろんどのコーチも十分なコーチング力を持っていますが、2人いた方が、より受講生のためになるようなサポートができます。

Q. コーチングの受講は、どのような方におすすめ?

東:「英語を勉強したいけど、どこから手をつけていいか分からない」「英語学習で挫折した経験がある」という方におすすめです。

ただし英語コーチングは、レベルに関わらず英語学習者全員に必要だと考えます。なぜなら英語コーチングを受講すれば、正しい学習方法を知り、継続的に学習ができるからです。自分一人で英語を学んでも、課題発見や軌道修正はなかなかできません。

ビジネスから旅行まで幅広いニーズにお応えします

Q. 受講生にはどのような方が多い?

東:ビジネスで英語を使う方が最も多いです。

しかし受講生はビジネスパーソンだけではありません。中高生や、就職活動を控えた大学生、主婦など幅広いです。

Q. どのような受講生に来て欲しい?

東:レベルに関係なく、多くの方にENGLISH COMPANYを受講してほしいと考えています。英語を学ぶ目的も、ビジネスに関する目的でなくても構いません。

実際にENGLISH COMPANYの受講生の中には、主婦の方で「英語を使って快適に海外旅行をしたい」という目的で英語を学んでいる方もいます。

3ヶ月のプランに加えて6ヶ月のプランも用意しているので、受講生のニーズに応えられると自負しています。

Q. 受講生同士が交流できる場は?

東:今回メインでお話をしているパーソナルトレーニングコースには、受講生同士が交流できる場はありません。しかし少人数で行うグループトレーニングコースでは、メッセージ機能を使って、日々学習進捗を報告しあったりしています。お互いの学習状況を報告して、モチベーションをアップさせることが狙いです。

最後に

最後に

Q. ご自身の経験も踏まえ、英語学習で最も大切だと感じることは何ですか?

東:正しい学習方法を知ることと継続することの2つです。

参考書やインターネットに載っている学習方法は、どれも基本的に正しいものです。しかしその学習方法の中からあなたが「今」必要な学習方法を選定しなければなりません。またせっかく学習を初めても、途中で挫折してしまっては意味がありません。正しい学習方法の選定と学習を継続するためのサポートは、特にENGLISH COMPANYのコーチが重要視していることです。

私は正しい学習方法を知らないまま、英語を勉強してきました。英語を習得するまでに必要以上に時間がかかってしまい、もっと早く第二言語習得研究について知っていたらなと後悔しています。最後に、英語学習に取り組んでいる読者の方にメッセージをお願いします。

東:英語学習に近道や魔法はありません。しかし遠回りは存在します。自分一人で遠回りをせずに最短ルートを歩むことは難しいのです。

最短ルートを歩むためのサポートを、我々ENGLISH COMPANYにお任せいただければと思います。「英語学習を始めよう」という最初の一歩だけは、我々がサポートすることはできません。しかしその一歩さえ踏み出せしていただければ、後は全てサポートいたします。

私自身、ENGLISH COMPANYの卒業生から「会社でプレゼンを任されたよ」「商談がうまくいったよ」と喜びの報告をいただくことがあり、それが何よりの喜びです。

現在無料体験に加えて、”1week ENGLISH COMPANY”という1週間の超短期間、英語コーチングを体験できるプラン(11,000円)も用意しています。1週間で「これを続ければ英語は伸びる」と確信していただけることを約束します。

編集後記

学生時代、「昨日は何時間勉強したよ」と友人に誇らしげに自慢していたことを思い出しました。「時間は意識しても、質を意識したことがなかった」という方は意外と多いのではないでしょうか。学習の質を上げるには、自分に何ができないのかを細分化して考えなければなりません。そしてそこに合った学習方法を選択しなければなりません。

ENGLISH COMPANYは、予備校時代から「効率的な学習」をとことん追求してきたスクールです。仕事や学校で時間がないのに、時間をいかに確保するかばかりに気を取られている方にとっては、ぴったりのスクールだと思います。

ENGLISH COMPANYの概要

サービス名 ENGLISH COMPANY
公式サイト
運営会社名 株式会社スタディーハッカー
本社所在地 〒102-0084 東京都千代田区二番町3-4 麹町御幸ビル4F
スクール オンライン
スタジオ:新宿、銀座、神田、梅田、神戸、四条烏丸
設立 2010年2月
入学金 全コース共通:55,000円(税込)
ENGLISH COMPANY MOBILE除く
教材費 レッスン料に含まれる
期間 1週間・3ヶ月・6ヶ月
コースと料金

全てオンライン対応可

〜パーソナルトレーニング〜
全レベル対応90日コース
期間:3か月
料金:
・入会金 55,000円(税込)
・受講料 561,000円(税込)
・受講生・卒業生からの紹介で10,000円割引
・分割3回払いまで手数料ゼロ
・30日返金保証
全レベル対応180日コース
期間:6か月
料金:
・入会金 55,000円(税込)
・受講料 679,800円(税込)
・お友達紹介割引で10,000円割引
・分割6回払いまで手数料ゼロ
・30日返金保証
〜初級セミパーソナルコース〜
期間:6か月
料金:
・入会金 55,000円(税込)
・受講料 264,000円(月あたり44,000円)(税込)
・教材費 11,990円(税込)
〜中級セミパーソナルコース〜
期間:3か月
料金:
・入会金 55,000円(税込)
・受講料 231,000円(月あたり77,000円)(税込)
・教材費 19,030円(税込)
〜上級セミパーソナルコース〜
期間:3か月
料金:
・入会金 55,000円(税込)
・受講料 240,900円(月あたり80,300円)(税込)
・教材費 6,380円(税込)
〜大学受験部〜
3ヶ月コース
期間:3か月
料金:
・入会金 55,000円(税込)
・受講料 396,000円(税込)
・教材費は別途
6ヶ月コース
期間:6か月
料金:
・入会金 55,000円(税込)
・受講料 419,100円(税込)
・教材費は別途
〜STRAIL(ストレイル)〜
期間:3か月
料金:
・受講料 297,000円(税込)
(入会金は55,000円(税込))
〜ENGLISH COMPANY MOBILE〜
期間:1ヶ月〜
料金:
・バリュープラン 月額:4,378円(税込)
・フィードバックプラン 月額:21,780円(税込)
※ENGLISH COMPANY、STRAIL、ENGLISH COMPANY大学受験部の受講生・卒業生は「フィードバックプラン」が1万円引きの月額10,780円(税込み)になります
〜1week English Company〜
期間:1週間
料金:11,000円(税込)
※別途レベルに合わせて市販教材の購入が必要な場合あり
無料体験 あり
返金保証 コースによって30日返金保証あり
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

-英語コーチングスクール

© 2024 英語コーチングスクール比較ナビ