「TOEICってメモ書きが禁止されているけれど、どうして?」
「メモ以外に禁止行為はあるのかな」
「メモを取って英文を読むことに慣れてしまったけれど、どうしよう...」
TOEICでは、問題用紙および解答用紙への一切のメモ書きが禁止されています。英語検定や大学入試の共通テストなどにおいては、問題用紙への記入が許可されているため、メモを取りながら問題を解くことに慣れている人にとっては不便に感じられるかもしれません。
この記事では、TOEICでメモを取る行為が禁止されている理由と、メモを取ること以外の禁止事項、およびメモを取らずにTOEICで高得点を狙うコツや学習方法について解説していきます。
TOEICを初めて受験する人や、メモを取りながら英文を読むことに慣れている人は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
TOEICでメモを取るのが禁止されている理由とは?
TOEICにおいてメモを取る行為は、ETS(=Educational Testing Service)というTOEICの運営団体によって、明確に禁止されています。ETSの公式ページ上には、「問題用紙、ならびに解答用紙の所定の記入欄以外への書き込みは禁止です」と明記されています。
それでは、なぜメモを取ることが禁止されているのでしょうか、それには以下の3つの理由が考えられます。
- TOEICはメモを取らずに回答することを条件に開発されたテストだから
- カンニングを防ぐため
- テストの情報漏洩を防ぐため
1つ目の理由は、そもそもTOEICはメモを取らないことを前提として開発されているからです。メモなしで英語を読んで聞いた上で問題を解き、実際の英語力を測るテストなのです。例として、TOEICのテスト問題が全て日本語だったらと考えてみてください。TOEICで出題ような短い会話やチャット、メールなどの文章は、日本語だったらメモなど不要で簡単に回答できるでしょう。つまりTOEICは「母国語と同程度に英語を使ってコミュニケーションができるか」という基準で英語力を測定しているテストなのです。そのため、問題用紙・解答用紙ともにメモの記入を禁止しています。
2つ目の理由は、カンニングを防ぐためだと考えられます。メモを取ることが許可されていると、解答用紙や問題用紙に答えを書いて周囲の人に見せるというカンニングが起こる可能性があります。カンニングが発生すると、正しく受験者の英語力を判断できず、TOEICテストの価値が下がることになってしまいます。そのため、メモ行為自体を禁止することで、カンニングが起きるリスクを減らしているのです。
3つめの理由は、テストの情報漏洩を防止するためです。TOEICの問題の特徴のひとつに、過去に出題された問題が何度も使われることが挙げられます。そのため、何が出題されたかという漏洩があってはならないのです。TOEICにおいては、問題用紙は試験後に回収されるため、問題が漏洩する可能性はあまり大きくありません。しかし、もしもメモが許可されていると、持参したノートなどに試験問題を書き写し、それを持ち帰る人がいる可能性も出てきます。そのため、TOEICではメモ用紙・問題用紙・解答用紙問わずに書き込みを全面的に禁止していると考えられます。
TOEICにおいてメモ書きが禁止されている理由は、この3つと言えるでしょう。
もしもメモをとってしまったら受験資格は剥奪される?
メモを取ってはいけないというルールに従わずに、メモを取り続けた場合は、どのような対処がされるのでしょうか。
TOEICでは、メモ書き以外も含む不正行為への対処として、以下の可能性があると公式に示しています。
- 試験官による注意・警告
- 試験途中の退場
- 手荷物の確認
- テストの不採点
- 受験資格の剥奪
- 過去に受験したものを含むテストのスコアの無効化
上記を踏まえると、試験官にメモ書きが発見された場合は、最初に注意を受けることが予想されます。もしも注意に応じず、メモを取り続けた場合には、退場もしくはテストを採点してもらえない可能性があります。悪質とみなされた場合には、過去に受けたテストのスコアが無効となる場合もあります。
最初は警告で済むとはいえ、試験官に注意されることは、自分はもちろん周囲の受験者の集中力の妨げにもなります。マナーとして、しっかりとルールを確認し、守りましょう。
TOEICにおけるメモ以外の禁止事項は?
TOEICでは、メモ行為以外にも禁止事項がいくつかあります。カンニングや録音・録画・複写、電子機器類の使用など、他の多くの試験でも禁止されている事項に加え、TOEICならではの禁止事項もいくつかあります。
ここでは、特に気をつけたい以下の3つの禁止事項について詳しく解説します。
- 回収される問題用紙を持ち帰る
- 試験開始前に問題用紙を開く
- 指定時間外に異なるセクションの問題を解く
それでは、見ていきましょう。
回収される問題用紙を持ち帰る
TOEICでは、試験終了後に解答用紙と問題用紙の両方が回収されます。英検や大学受験の共通テストなどでは問題用紙は持ち帰るように指示されるため、うっかり持ち帰らないようにしましょう。
持ち帰りが禁止されている理由は、やはり問題の情報漏洩を防ぐためです。先述の通り、TOEICでは過去に出題された問題が繰り返し使用されることがあります。そのため、問題が漏洩して事前に対策を取られてしまうと、公正に英語力を評価できなくなる恐れがあるのです。
実際には、テスト終了後に、解答用紙と問題用紙が試験管によって回収されるため、持ち帰ってしまうことはないでしょう。回収される前にバッグに入れないように気をつけてください。
ちなみに、「問題用紙を持ち帰れないなら、自己採点はどんな方法で行えば良いの?」という疑問を持つ人もいるかもしれません。TOEICは990点満点、全200問のテストですが、実は1問=5点という単純計算でスコアが算出されるわけではありません。複雑な統計処理を用いてスコアが計算され、さらにその計算方法は公開されていないのです。そのため、もしも問題用紙を持ち帰ることができたとしても、スコアを予想することはほぼ不可能と言えるでしょう。
インターネットから申し込んだ場合は、スコア結果は試験日から17日後には確認できます。試験問題を持ち帰られない上に、仮に持ち帰ったとしても採点方法基準がわからないため、終了した試験の自己採点に時間を使うよりも、ゆっくり休んだり、次のテストに向けて勉強を再開する方が有意義と言えるでしょう。
試験開始前に問題用紙を開く
試験開始前に問題用紙を開くことも、TOEICの禁止事項のひとつです。問題用紙が配られても、合図があるまでは封を開いてはいけません。
TOEICは短い時間で大量の問題を解くことで英語力を測るテストです。制限時間もスコアを決める大きな要素となっています。そのため、事前にどんな問題が出題されるかを試験開始前に見てしまうと、正確な英語力を測定できなくなってしまう恐れがあるのです。
試験開始の合図があるまで、問題用紙の封を切らないようにしましょう。
指定時間外に異なるセクションの問題を解く
TOEICは、リスニング100問とリーディング100問で構成されるテストです。リスニングセクション終了後に、リーディングセクションが始まります。そして、それぞれのセクションの解答時間中に、異なるセクションの問題を解くことは禁じられています。
過去にTOEICを何度も受験している人や、問題集を繰り返した人の中には、リスニングセクションのナレーションの内容を既に知っており、ナレーション中にリーディングの問題を解きたくなる人もいるかもしれません。しかし、異なるセクションの問題を解くことは禁止されているため、リスニング中はリスニングの問題のみに集中しましょう。
メモを取らずにTOEICで高得点を取るコツ
ここまで、TOEICでメモを取ることが禁止されている理由やその他の禁止事項について解説してきました。ここでは、メモなしでTOEICで高得点を取るためのコツや勉強方法について紹介します。
演習時にもマークを付けずに解く
メモなしでTOEICで高得点を取るために最も重要なポイントは「普段からメモを取らずに解答することに慣れること」です。特に大学受験や英語検定などを経験した人にとっては、リスニング中に要点をメモしたり、長文読解で文中にスラッシュを書き込んだり、時間がかかりそうで飛ばした問題にマークしたりといった行為は、当たり前の行為として習慣付いているかもしれません。
しかし、TOEICでは一切のメモ書きが許されていません。入試や英検の受験時にメモを取って問題を解くことに慣れたように、今度はメモを取らずに問題を解くことに慣れましょう。メモを取らずに公式問題集の演習を繰り返すことで、その習慣は自然と身に付いてきます。また、そもそもメモ書きができない、スマホやパソコンなどのデジタルデバイスを使いながら長文読解を勉強することも良い方法です。
普段から、メモ書きをせずに英文に触れる機会を増やしましょう。
速読で要点をすぐに押さえる
速読は、リーディングセクションで有効な学習方法です。特に長文読解が求められるPart7では、速読をマスターすることで大幅なスコアアップが望めます。
速読が重要となるPart7の長文読解パートにについて詳しく見てみましょう。2021年時点において、Part7の出題問題数は54問です。つまり、全200問のTOEICの約4分の1がPart7を占めます。そのため、長文の内容を高速かつ正確に理解することは1番と言っていいほどに重要なのです。そのための有効な手段が、速読です。しかし、最後のパートでもあるため、集中力が切れたり制限時間が切れたりと、解き切れない人が多いのも事実です。
速読で英文の内容を理解するための大きなポイントは「頭の中で音読をしない」「英語を英語のままで理解する」「(頭の中で)スラッシュリーディングをする」ことです。それぞれ、詳しく見ていきましょう。
頭の中で音読をしない
英文を読むのが遅い人や、長文をパッと理解できない人の中には「頭の中で文章を音読する」という癖がついている人が多いようです。実は、この行為をすることで英語を読む速度は大きく落ちると言われています。
長文読解、特に時間との勝負であるPart7を解くにあたっては、全ての単語を頭の中で発音していては解き切れません。長文読解において大切なのは、書かれた英文を正しく発音できるかどうかではなく、目で見て文章の意味を理解できるかどうかです。パラグラフ全体を一読して、要点を拾い上げるような読み方ができるように練習しましょう。
英語を英語のままで理解する
長文を速読をするには、英語を和訳せずに、英語のまま理解することも重要です。TOEIC頻出の英単語や熟語を暗記することに加え、フレーズや構文も暗記することで、徐々に訳さずとも読めるようになってきます。また、英語をそのまま理解するためには、英語の語順のまま読みことも必要です。英語を和訳する癖がついている人の中には、ひとつの文章を最後まで読んでから、後ろから前へと訳していく傾向があります。
しかし、その読み方では少なくとも2度同じ英文を読むことになり、大きなタイムロスに繋がります。戻って読むのではなく、書かれた順に英語を読んで内容を理解しましょう。
頭の中でスラッシュリーディングをする
長文読解の際には、スラッシュリーディングを心がけることも有効です。スラッシュリーディングとは、前置詞や接続詞、that節、関係代名詞などを目印に、意味のかたまりごとに英文をスラッシュで区切って読む方法です。スラッシュリーディングをすることで、文章を意味の区切りごとにテンポよく読めるようになります。
さらに、英語を語順のまま理解することにも繋がります。だたし、TOEICにおいてはあくまで「頭の中で」スラッシュリーディングをすることが必要です。その理由は説明するまでもなく、メモ書きが禁止されているからです。意味のまとまりごとに、自分の中で区切りをつけて読むことを習慣づけましょう。
【関連ページ】スラッシュリーディングとは?英文速読に必須のトレーニングを紹介
速読を身につけるための学習方法
速読を身につけるための学習方法としては、英文を丁寧に読み込む「精読」を行った後で、英文に区切りを入れながら読む「スラッシュリーディング」を行い、さらに英文を「音読」、もしくは音声の後に遅れて読む「シャドーイング」を行うことがおすすめです。
この手順で学習を進めることがおすすめな理由は、最初に「精読」を行うことで英文を正しく理解する力が身につき、その後で「スラッシュリーディング」を行うことで徐々に意味の英文をかたまりごとに読めるようになり、「音読」「シャドーイング」を加えることで英語を英語の語順のまま読んで理解する力がつくからです。その後には、公式問題集などで量をこなしていきましょう。
もし、自分がどのステップから始めるべきかわからない、どんな教材を使うべきかわからないなどの悩みがある場合は、英語学習のプロの助けを借りるのもひとつの手です。例えば英語コーチングスクールでは、英語そのものを教えるだけでなく、1人ひとりの英語力を見た上で、最適な学習方法を提案してくれます。学習方法に不安がある場合には、一度相談してみても良いでしょう。
【関連ページ】シャドーイングとは?本当に効果のあるやり方と5つの注意点を徹底解説
時間配分をあらかじめ決めておく
リーディングセクションにおいて、時間配分をあらかじめ決めておくことは重要です。TOEICでは、あらかじめ出題されるおおよその問題数が決まっています。そのため、公式問題集などを参考にしながら、リーディングセクションにおける各パートに割く時間を決めておきましょう。
ちなみに、リーディングセクションにおけるパートごとの問題数は以下の通りです。
- Part5....短文穴埋め問題/30問
- Part6...長文穴埋め問題/16問
- Part7...長文度書き問題/54問
やはり、Part7の問題数が多いことがわかります。公式問題集などを活用して演習をしてみて、各問題にかける時間の上限を決めておきましょう。
時間配分は自分にとってちょうど良いものを探す必要がありますが、TOEICで高得点を出している人の声を見ると、Part5を10〜12分、Part6を10〜12分、Part7を50〜55分という時間配分をしている人が多いことがわかります。
これを目安に、自分に合った時間配分を考えましょう。例えば、見直しの時間を設けたい人は、各パートの時間配分を短くして、最後に5分程度時間が余るように組み立ても良いですね。
迷いすぎずにマークして次に進む
時間との戦いであるTOEICで高得点を取るためは、リスニング・リーディングともに、1問1問にあまり多くの時間を費やさずに、どんどん解き進めることが大切です。迷った場合には、とりあえず何かしらの記号にマークをして、次の問題に進みましょう。
TOEICはリスニング100問とリーディング100問をのセクションをそれぞれ45分、75分で解答する必要があります。単純計算しても、1問あたりに割ける時間はリスニングで45(分)÷100(問)=27(秒)、リーディングで75(分)÷100(問)=45(秒)です。当然ですが、この解答時間には、マークする時間だけではなく問題を読む時間も含まれます。
この短時間で全ての問題に解答するためには、たとえわからない問題や答えに迷う問題があっても、時間をかけて考えるのではなく、一旦マークして次に進むことが重要です。
注意したいのが、迷った場合は「飛ばして」解くのではなく「何かしらの答えにマークしてから次に進む」こと。その理由は、マークミスを防ぐためです。わからない問題をどんどん飛ばして、解答用紙に空欄がいくつも出てきてしまうと、どこまで解いたかが一目でわからずにマークミスの可能性が生じます。何かしらにマークすれば、4択問題ならば4分の1、3択問題ならば3分の1の確率で正解できるのだと割り切って、確信が持てなくともマークしてしまいましょう。
全てマークをし終わって時間が余った時に、迷った問題の見直しを行いましょう。
鉛筆の先を解答用紙のマーク欄に置いておく
鉛筆の先を 解答用紙のマーク欄に置くというのは、リスニングセクションで特に有効なテクニックです。
どういうことかというと、問題が流れている際に鉛筆を宙に浮かせておくのではなく、常に解答用紙のマーク欄に固定しておくのです。次の問題のマーク欄に鉛筆の先を常に置き、正解だと思う音声が流れたらすぐに該当する記号のマーク欄に鉛筆の先を移し、全ての音声が流れ終わって、解答を確信できたら塗りつぶします。
こうすることで、時間を大きく節約できます。注意したいのは、解答に迷っている段階では塗りつぶさないこと。もしも後から「こちらが正解だ」という音声が流れてきた場合には、消すことになり時間がかかってしまいます。
また、時間に余裕がない場合は、解答用紙の正解だと思う記号に印だけをつけておくことも有効です。1回しか音声を聞くことができないリスニングでは、いかに「聞くこと」に集中できるかが肝心です。マークすることに気を取られ、内容が頭に入ってこなかったという事態は防がなければなりません。そのため、マークする時間がない場合には記号に点だけを打って、次の問題を聞くことに集中しましょう。
特に会話を聞いて解答するPart3、 ナレーションを聞いて解答するPart4では、英語が流れてくる前に問題文を読むことが重要です。塗りつぶす行為は後からでもできると考え、とにかく聞き漏らしがないようにしましょう。
このような工夫は、意識するだけで大きく効果が出てきます。もし試したことがないものがあったら、次の問題演習から取り入れてみてください。
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関連記事:【高密度トレーニングとは?】ストレイル(STRAIL)の口コミ・評判まとめ
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関連記事:プログリット(PROGRIT)の口コミ・評判まとめ
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関連記事:フラミンゴ英語コーチングの料金・口コミまとめ【完全オンライン】
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また、メモを取ること以外の注意したい禁止事項としては、以下が挙げられます。
- 回収される問題用紙を持ち帰る
- 試験開始前に問題用紙を開く
- 指定時間外に異なるセクションの問題を解く
メモを取らずにTOEICで高得点を取るためには、以下の学習方法や工夫が有効です。
- 演習時にもマークを付けずに解く
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- 時間配分をあらかじめ決めておく
- 迷いすぎずにマークして次に進む
- 鉛筆の先を解答用紙のマーク欄に置いておく
この記事を参考にしながら、メモなしでもTOEICで高得点を取れるように学習を進めてください。
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