TOEIC Bridgeとは?概要や効率的な学習方法から出題単語まで紹介

TOEIC Bridgeとは?概要や効率的な学習方法から出題単語まで紹介

「TOEIC Bridgeってどんなテスト?」
「TOEIC Bridgeを受けたいけれど、どうやって勉強を進めていけば良い?」

TOEIC Bridgeは、英語の初心者に向けて作られたたテストです。問題は従来のTOEICよりも簡単な英単語・英文法で構成されており、中高生や英語力に不安がある人、英語の勉強をやり直そうと考えている人にぴったりな試験となっています。

この記事では、TOEIC Bridgeの試験概要やTOEICとの違いついて詳しく紹介します。また、TOEIC Bridgeの効率的な学習方法やおすすめの学習ツール・参考書などについても解説していきます。TOEIC Bridgeに興味がある人や、受験予定のある方はぜひ参考にしてみてください。

TOEIC Bridgeとは?

TOEIC Bridgeとは、英語の初~中級者の向けに作られた英語力を測定するテストです。TOEIC Bridgeには「TOEICへの架け橋」という意味が込められており、TOEICを受験する前段階における英語力を評価することを目的としています。後ほど詳しく紹介しますが、従来のTOEICに比べて基礎的な単語が使用されていたり、読解問題の文章が短かかったりなど、比較的易しい問題が多いことが特徴です。

以下で、具体的な試験概要や問題形式、TOEICとの違いについて見ていきましょう。

試験概要

まずは、TOEIC Bridgeを受験するにあたり知っておくべき試験概要を紹介します。なお、TOEIC BridgeではTOEIC同様に「Listening & Reading」「Speaking & Writing」の2タイプの試験が用意されています。TOEIC Bridgeの試験概要は以下の通りです。

受験料(税込) Listening & Reading:4,950円
Speaking & Writing:9,350円
試験時間 Listening & Reading:約60分(リスニング25分、リーディング35分)
Speaking & Writing:約52分(スピーキング15分、ライティング37分)
開催頻度 年4回:3月、6月、9月、11月
試験会場 Listening & Reading:札幌、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡
Speaking & Writing:東京、大阪
評価方法 30~100点のスコアとして評価
結果通知日 試験日から35日以内

ちなみに、TOEIC Bridgeは2019年6月に試験形式が変更となりました。改訂前は180点満点のテストでしたが、新形式では100点満点となっています。

出題内容

続いては、TOEIC Bridgeのパートごとの出題内容と問題数について解説します。

まずは「Listening & Reading」について、各セクションにおける出題内容と問題数は以下の通りとなっています。

セクション 問題内容 出題数
リスニングセクション Part1:画像選択問題  6問
Part2:応答問題 20問
Part3:会話問題 10問
Part4:説明文問題 14問
リーディングセクション Part1:短文穴埋め問題 15問
Part2:長文穴埋め問題 15問
Part3:読解問題 20問

続いて「Speaking & Writing」のセクションごとの問題内容と出題数についてです。

セクション 問題内容 出題数
スピーキングセクション Part1:音読問題  2問
Part2:写真描写問題  2問
Part3:聞いたことを伝える問題  1問
Part4:短い質疑応答  1問
Part5:ストーリー作成問題  1問
Part6:アドバイスをする問題  1問
ライティングセクション Part1:文を組み立てる問題  3問
Part2:写真描写問題  3問
Part3:短文メッセージ返信問題  1問
Part4:ストーリー記述問題  1問
Part5:長文メッセージ返信問題  1問

問題数は少ないものの、さまざまな出題形式で試験が構成されていることがわかります。なお、スピーキングおよびライティングはパソコンを使用してオンラインにて実施されます。

TOEICとの違い

続いては、従来のTOEICとTOEIC Bridgeの比較をしていきます。なおここでは、受験者数が多い「Listening & Reading」の試験を取り上げ比較していきます。

項目 TOEIC TOEIC Bridge
受験料(税込) 6,490円 4,950円
試験時間 120分 60分
開催頻度 年10回程度 年4回
試験会場 全都道府県に1箇所以上 全国13都市
評価方法 10〜990点のスコア評価 30~100点のスコア評価
受験者数(2019年度) 2,205,000人 163,200人

表を見ると、TOEICに比べて、TOEIC Bridgeは開催頻度も試験時間も少なく、規模も小さいことがわかります。

ちなみに、TOEICとTOEIC Bridgeで対応する目安スコアはTOEIC公式により、以下のように示されています。

TOEIC TOEIC Bridge
〜120 30
210 40
265 50
325 60
400 70
490 80
605 90
610〜 91〜

TOEIC Bridgeを受験して80以上のスコアを取れた場合は、TOEICの受験をしてみても手応えを感じられるでしょう。

申込方法

TOEIC Bridgeの申込は、インターネットから行います。以下の手順にて受験申込をしましょう。

  1. TOEIC Bridge公式サイトにアクセス
  2. 画面に表示される受験要領を確認・同意する
  3. 必要事項を申込フォームに入力
  4. 申込フォームで支払方法を選択
  5. 受験料を支払う
  6. 申込受領通知を受け取る

なお、TOEICとは異なり試験結果をインターネットで確認することははできません。試験結果は、郵送にて届けられる公式認定証にてのみ確認できます。

TOEIC Bridgeの勉強方法

ここでは、TOEIC Bridgeの効率的な学習方法を解説していきます。

サンプル問題・過去問をチェックする

TOEIC Bridgeの受験を決めたら、まずは問題形式やレベル感を確認しましょう。最初に試験問題をチェックすることで、目指すべきゴールが見え、効率的に学習を進められます。

TOEICの公式サイトでは、TOEIC Bridgeで出題される問題例が無料で公開されています。TOEICを受験すべきか、TOEIC Bridgeを受験すべきか迷っている場合も、まずはで問題のレベルを確認してみましょう。もしも出題例を見て簡単すぎると感じた場合は、TOEICの受験に挑戦しても良いかもしれません。

単語を暗記する

TOEIC Bridgeの受験にあたり、もっとも重要とも言えるのが出題される単語をしっかりと理解しておくことです。TOEICで扱われる問題や英単語はビジネスシーンで必要となるものがメインとなりますが、TOEIC Bridgeで使用される単語は日常会話のみに焦点が当たっています。

TOEIC Bridgeのおすすめの単語の暗記方法は、以下の通りです。

  • 単語集を1冊用意する
  • 収録されている単語一覧を見て「知ってるもの/知らないもの」に分ける
  • 「知らないもの」のみ繰り返し音読しながら暗記する

なお、TOEIC Bridge用におすすめできる単語集については、記事の後半で紹介しています。

英文法を理解する

単語の暗記と同時に行いたいのが、英文法の理解です。TOEIC Bridgeでは、あまり複雑な英文法は出題されません。文法問題対策として最低限学習すべきこととしては、以下の4つが挙げられます。

  • イディオムについての問題
  • 似た意味を持つ単語から適切な選択をする問題
  • 動詞の時制を選ぶ問題
  • 適切な品詞を選ぶ問題

1つ目のイディオムとは「look forward to〜(〜を楽しみにする)」「get in touch with〜(〜と連絡を撮り続ける)」など、複数語の連なりで意味をなすものです。TOEIC Bridgeでは、前置詞部分が穴埋めとなり出題されることが多いです。イディオム問題は、暗記してしまうことで簡単に解けるようになります。単語の暗記と併せて、英熟語の暗記も行いましょう。

2つ目の似た意味を持つ単語から適切な選択をする問題とは、「water」という単語に対して「many」「much」「a lot of 」「lots of」という選択肢が与えられ、適切なものを選ぶというものです。

3つ目の動詞の時制を選ぶ問題とは「Last night」「yesterday」「tommorow」といった単語が含まれた文中の穴埋めとして「go」「going」「went」「gone」といった自制の異なる動詞が示され、どれが正しいかを選択するタイプのものです。

最後に、適切な品詞を選ぶ問題とは、「easy」「easily」「easiness」「easier」など、同じ意味を示す異なる品詞が選択肢として与えられ、前後の単語から適切なものをを選ぶという問題です。

TOEIC Bridgeを受験する際には、頻出のこれら4つの文法の勉強からはじめてみましょう。

問題演習を行う

一通りの単語と文法の学習を終えたら、学んだ単語や英文法が身についているか確認するために問題演習を行いましょう。なお、問題演習を行う際には、試験形式に慣れるためや実力を本番と同じように時間を計って取り組むことがおすすめです。

また、問題演習を行う中で未学習の単語や文法が出題された場合には、都度暗記・理解していきましょう。

TOEIC Bridgeの学習におすすめの参考書・アプリ

ここまで、TOEIC Bridgeの学習方法について紹介しました。それでは、実際にどのようなツールを使用して学習を進めていくべきでしょうか。ここでは、おすすめの参考書やアプリを紹介します。

参考書・問題集「TOEIC Bridge 公式ガイドブック」

おすすめの参考書の1つ目は、「TOEIC Bridge 公式ガイドブック」です。

この本では、2019年の改定後の新しいTOEIC Bridge Testsのすべての問題形式が詳しく紹介されています。各セクションの各パートについて、問題形式と解答までの流れが紹介され、さらに解答、解説、和訳、音声スクリプトまでが掲載されています。

また、Readig、Listening、Writing、Speaking各セクションのテストも各1回分ずつ収録されています。収録される問題は、TOEIC Bridgeを制作しているETSが本番のテストと同じプロセスにて作られているため、本番と同じレベルの問題に触れられます。また、テストの指示文や問題文も本番のテストと同じスピーカーにより話され、試験前の練習としても最適です。

この本はTOEIC Bridgeの概要を詳しく知りたいという人や、初めて受験するという人におすすめの1冊です。TOEICの運営元である国際ビジネスコミュニケーション協会により出版されている本であり、内容の信頼性も非常に高いと言えるでしょう。

単語集「銀のフレーズ」

TOEIC Bridgeの単語集としておすすめなのは「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ 」です。

銀のフレーズとはTOEICを受ける初心者向けに作られた英単語集です。具体的にはTOEICのスコア600程度を目指す人がターゲットとなっています。先述の通り、TOEIC Bridgeでは得点率85%でTOEIC500点、90%でTOEIC600点程度が目安となります。TOEIC Bridgeで高得点を狙うためには、銀のフレーズがぴったりと言えるでしょう。

TOEIC Bridgeで出題される英単語のほとんどは中学校で習う範囲のものであると言われます。そのため、中学校で使用される単語帳などで学習を進めても大きな問題はありません。しかし、TOEIC Bridgeを目的に学習を進めるのであれば、TOEIC用に設計され、かつ単語のみではなく、TOEICで頻出のフレーズが掲載されている銀のフレーズの方が効率的に学習できると言えるでしょう。

ちなみに、銀のフレーズではアプリ版も発売されています。アプリでは、掲載されている単語をクイズ形式で覚えられる機能のほか、音声での学習も可能です。

アプリ「スタディサプリENGLISH」

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スキマ時間を使って効率的にTOEIC Bridgeの対策をしたい人には、アプリを利用することもひとつの手段です。おすすめは、「スタディサプリENGLISH」。

スタディサプリENGLISHとは、予約なしで気軽にレッスンを受けられることや、短時間で毎日飽きずに学習を続けられる工夫がされていることから、非常に高い人気を誇る英語学習アプリです。日常会話からビジネス英語まで幅広いレベルのコースが用意されており、それぞれのコースで120のレッスンが受けられます。

スタディサプリENGLISHでは「TOEIC対策コース」も用意されており、TOEIC対頻出の英単語暗記や文法についてのクイズができるほか、パート別の攻略法を学べたり、実践演習ができたりします。また、本番と同じような音声でのリスニング対策も可能です。最短3分から学習が可能なため、通勤・通学時間などを有効に使いたいという人にはおすすめです。

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学習方法でつまずいたら英語コーチングスクール

TOEIC Bridgeの受験を考えている人の中には「英語が苦手」「そもそもどうやって学習を進めるべきかわからない」といった方も多いのではないでしょうか。英語学習の進め方で悩んでしまう場合は、英語コーチングスクールの利用も手段のひとつです。

英語コーチングスクールとは、ただ英語そのものを教わるのではなく、1人ひとりの目標に合わせて学習スケジュールの設計や、日々の学習状況の管理をしてもらえるタイプの英会話教室です。あなたの今の英語力を客観的に判断した上で、TOEIC Bridgeの受験予定日から逆算して毎日やるべき学習を提示してくれるのです。また、多くの英語コーチングスクールでは毎日の学習の進捗状況を報告する仕組みとなっているため、試験日までにモチベーションが下がってしまうことも防げるでしょう。

英語学習に強い苦手意識のある方や、忙しくて学習計画を上手く立てられないという方は、英語コーチングスクールの利用を検討してみても良いでしょう。

効率的に学習を進めて良い成績を残しましょう

ここまで、TOEIC Bridgeの概要や学習方法について紹介してきました。

TOEIC Bridgeとは、英語の初~中級者の向けに作られた英語力を測定するテストです。従来のTOEICに比べて、試験時間が半分かつ、出題される単語や文法のレベルも抑えられているため、英語を学習し始めた中高生や、英語力に不安がある人、英語の勉強をやり直そうと考えている人に適した試験と言えます。

TOEIC Bridgeのおすすめの学習方法は、中学校レベルの単語・文法を暗記・理解した上で、問題演習に取り組むことです。なお、おすすめの学習ツールとしては、以下が挙げられます。

  • 問題集「TOEIC Bridge 公式ガイドブック」
  • 単語集「銀のフレーズ」
  • アプリ「スタディサプリENGLISH」

なお、学習の進め方やモチベーションの維持に不安がある場合は、英語コーチングスクールの利用もひとつの手段です。英会話コーチングスクールでは、最短距離で高得点を取得できるような学習計画を組み立ててくれるでしょう。

この記事を参考に、TOEIC Bridgeを正しく理解して効率的な試験対策をしましょう。

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ユカ

旅行好きなフリーライター。大学受験で英語の知識を叩き込み、在学時に留学や旅行で実践的な英語力を身につける。アメリカ留学を経験、世界一周をして40ヵ国近くへ訪問済み。TOEIC850点。

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