【音読もおすすめ】TOEIC公式問題集を使った効果の出る勉強法

【音読もおすすめ】TOEIC公式問題集を使った効果の出る勉強法

TOEICで目標スコアを獲得するためには、TOEICテスト開発元であるETSが実際の試験と同じプロセスで開発した公式問題集を活用し、問題の難易度や出題傾向、解き方を事前に把握して対策を取ることが欠かせません。

しかし、何となく一度解いただけになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、TOEIC公式問題集を使って勉強することのメリットと、効果の出る使い方についてご説明します。

TOEIC公式問題集を音読やシャドーイングなどのトレーニングにも活用して、着実に成果を挙げましょう。

TOEIC公式問題集とは?

TOEICのテスト開発機関であるETSが、実際のテストと同様のプロセスで作成した問題集です。

2021年7月時点でこれまでに7冊刊行されており、1冊あたり2回分のテストが収録されています。

テストの難易度や形式、またリスニング問題の話し手や速度まで本番の試験同様の内容となっています。

ただ解くだけでなく、問題集に掲載されているコンテンツに繰り返し接してトレーニングを積むことで、TOEICでハイスコアを獲得できる英語力を身につけられます。

新しく出たものの方が、より最近の出題傾向を反映しています。これから購入する方は「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7」を選ぶとよいでしょう。

TOEIC公式問題集を使ったおすすめの勉強法

TOEIC公式問題集を使ったおすすめの勉強法

ここからは、TOEIC公式問題集を使ったおすすめの勉強法について説明します。

これから公式問題集を購入する方だけなくすでに自宅に持っている方も、ぜひご自身の学習方法の見直しに役立ててください。

まずは時間を計って問題を解く

実際の試験での時間感覚を体感するためにも、初回は時間を計ってチャレンジしましょう。

リスニングは45分間、これはリスニングの問題を途中で止めずに流せばいいですね。リーディングは75分間です。

また実際のテストではリスニングパートを解いた後、疲れた頭でリーディングパートに挑まなければいけません。

試験さながらのコンディションを再現するため、休日などに2時間通しで取り組める時間を確保した上で解くことをおすすめします。

時間内に解ききれなかったら、延長してでも最後の問題まで解き切る

まずは時間を区切って取り組むことをおすすめしますが、時間が足りなくて最後の問題まで解けなかった場合、時間を延長して、最後の問題まで解き切ってください。

リーディングパートの最後の15問は3つの文書を参照するトリプルパッセージと言われる形式で、解答の根拠となる部分を探すのに特に時間がかかるかもしれませんが、今持っている知識で解けるかどうかを知るためにもチャレンジしてみてください。

答え合わせをする

答え合わせをする

リスニング、リーディング合わせて200問の問題を解いたら、答え合わせをしていきます。

その時も、ただ正解不正解のマルバツを付けるだけでなく、公式問題集別冊の『解答・解説』を見ながら、正解した箇所は正しい根拠に基づいて正解を導き出せたかのかどうか、また不正解だった箇所はどうして間違えたのかを一つ一つ細かく確認していきましょう。

『解答・解説』は問題冊子と切り離すことができ、かつ問題・スクリプトの両方がまとまって掲載されているので、間違えた問題、理解が不十分な問題については『解答・解説』の方に印を付けたり書き込んだりしながら学習することをおすすめします。

このプロセスを経ることで、語彙や文法の知識が不足しているとか、紛らわしい選択肢に引っかかってしまったとか、リスニングの冒頭部分で油断して聞き逃してしまったとか、問題文の途中で集中が途切れてついていけなくなってしまったとか、自分の弱点が見えてくることでしょう。

一度解いた問題を使って学習する

これまでのところでTOEICテスト1回分に相当する問題を解き、解説を読み込みました。

一度解いた問題からは「もうこれ以上学ぶことはないのでは」と思われる方もいるかもしれません。

しかしTOEIC公式問題集は本番のTOEICテストと同等の難易度、出題傾向に沿って作られているため、公式問題集に出てくる英文に繰り返し触れたり、付属の音声を使いTOEICのスピーカーを真似して音声学習をしたりすることで、テスト本番で高得点を取れる力を効果的に身につけることができます。

以下に、効果的な勉強法を紹介しますので、ぜひ試してみてください。

TOEIC公式問題集を使った学習

TOEIC公式問題集を使った学習

繰り返しの学習におすすめなのは、リスニングのPart 3(会話問題)とPart 4(説明文問題)です。

どちらも、ひとまとまりの会話や説明文を聞いて問題に答えるという形式ですが、TOEIC公式問題集に付属する音声と、『解答・解説』冊子のスクリプトとを活用し、出てきた表現を着実に自分のものにしていきましょう。

学習の中心となる方法は「音読」や「シャドーイング」となりますが、効果的に行うには事前の準備が大切です。

以下に外国語習得を効果的に行うためのトレーニング理論「第二言語習得理論」に基づいたステップを説明しますので、ぜひ試してみてください。

1.まず何も見ないで聴く

最初はスクリプトを見ずに聴き、どんなことを言っているかをキャッチできるかどうか試してみましょう。

何度か繰り返し聴いてもかまいません。先に問題を解いた時と比べて、落ち着いた状況であれば「こんなことを言っていたのか!」と聴き取れることも増えるのではないでしょうか。

2.聴こえたものをつぶやく(マンブリング)

まだスクリプトは開かない状態で、今度は音声に合わせて小さな声で口を動かしてつぶやく「マンブリング」に取り組みましょう。

聴いた音を口に出すことに慣れることが目的のプロセスなので、はっきりとした言葉にはしなくてもかまいません。

分かる部分だけでもいいので、音を拾って声に出してみましょう。

3.スクリプトを見て、分からない単語を調べ、文全体の意味を確認する

ここで初めてTOEIC公式問題集の別冊『解答・解説』を開いてスクリプトを確認します。まず英文を読んで単語の意味が分からないところは調べ、文全体の意味が取りにくかったところは日本語訳と照らし合わせながら構文を把握して、文全体の意味を理解しましょう。

4.音声の後について音読(リッスンアンドリピート)

スクリプトを開いたまま、文もしくは節単位で音を聴いた後、音声を一時停止してお手本の音声を真似るように声に出して音読します。

直前に聴いた発音や強弱をできるだけ再現するようにしてください。CDプレーヤーやスマートフォンのポーズボタンを操作しながら、なめらかにできるまで繰り返しましょう。

5.音声にかぶせるように音読(パラレル・リーディング)

文や節で区切りながらの音読がなめらかにできるようになったら、今度は一時停止はせず音声を聴きながら、それにかぶせる形で音読してください。

TOEICの音声の速さはWPM(Words Per Minutes、1分間あたりの語数)150程度で、これはネイティブスピーカーが英語の文章を音読する速度と言われています。

この練習は、英語らしい音の強弱やイントネーションを損なわずに、自然な速さに遅れずについていけるようになることが目標です。これも、スムーズにできるようになるまで繰り返し練習しましょう。

6.音を再現することに意識を向けたシャドーイング(プロソディ・シャドーイング)

テキストを見ながら、お手本の音声にかぶせる形での音読ができるようになったら、いよいよテキストを見ないでのシャドーイングにチャレンジしましょう。

初めは、捉えた音声を口頭で再現することに集中してください。

途中でつまずいて言えなくなってしまっても、素早くリカバリーをして、切りのいいところからすぐにシャドーイングを再開することが大切です。

音に意識を向け、実際に自分でも発音できるようになることで、「音声知覚」と呼ばれる音を感じ取る能力が強化され、意識せずとも英語の音声をキャッチしやすくなります(この現象は音声知覚の自動化と呼ばれます)。

7.意味に意識を向けたトレーニング(コンテンツ・シャドーイング)

音を再現するシャドーイングがある程度できるようになったら、意識を意味に向けて、流れてきた英語音声のイメージを頭で思い浮かべながらシャドーイングをしてみましょう。この時、口での発音はつぶやく(マンブリング)程度でもかまいません。

聴き取った音の意味を考えて頭でイメージするトレーニングを繰り返すことで、聴こえてきた英語の意味を処理する「意味理解」の回路が強化され、リスニング力の向上が期待できます。

また、ここまで同じコンテンツを何度も繰り返し学習しているので、繰り返し出てくる表現や重要なポイントは自然と暗記していることでしょう。

またPart 3とPart 4以外でも、上記の方法を使って学習することは可能です。

特にPart 1、Part 2は、課題文と問題文の両方を正確に聴き取って口頭で再現できるようになれば、よくある引っ掛け問題のパターンや注意して聴かなければいけないポイントが身体に染み込み、本番での得点率も大幅アップします。

またPart 7の長文問題についても上記の手順を踏むことで、制限時間内に問題を解き切るために必要と言われるWPM150程度の速度で英文を処理する能力と、TOEICに頻出の単語・表現とを同時に身につけることができます。

学習法に迷ったら英語学習コーチングスクールもおすすめ

公式問題集を使っての学習が効果的なのは理解できたものの、そもそも公式問題集に書いてある解説の意味が分からなかったり、音読を進めるにも自分の発音に不安がありうまく進められなかったりする方もいることでしょう。

英語コーチングスクールであれば、個人の課題に合わせて専属コーチが効果的な学習方法を提案し、また理解度や習熟度についてもチェックしてくれるため、効率的に学習を進められます。

独学に不安のある方、特に英語学習初心者の方は、気になるスクールの無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。

まとめ

この記事では、TOEIC公式問題集を活用した効率的な英語学習方法についてご紹介しました。

TOEICテストでハイスコアを獲得するためには、まず目標とするテストを深く知ることが大切で、そのためには一冊のTOEIC公式問題集を何度も活用するのが近道です。

ぜひ公式問題集を活用して、TOEICでの目標スコアを達成してください。

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英語コーチングスクール比較ナビ 編集部

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