英会話教室には効果がないのか?英会話スクールの必要性と効果的な通い方を紹介

英会話教室には効果がないのか?英会話スクールの必要性と効果的な通い方を紹介

「英会話教室に通おうか迷っている」
「スクールに行っても意味がないって噂は本当?」
「英会話スクールに行っているけど、英語が身についている気がしない...」

仕事や海外旅行などで英語が必要になり、英会話スクールに通う人も増えています。実際に英会話スクールに興味を持ちつつも「英会話教室に通っても意味がない」という意見を耳にして不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、英会話教室に意味がないのではないかと疑問に思っている方に向け、なぜ「英会話スクールは効果がない」と言われるのかについてその理由を説明し、どうすれば有意義に英会話スクールを利用できるのかについて解説します。また、記事の最後では、特にビジネスで英語を使う人や独学での英語学習に不安がある人におすすめの英会話スクールのタイプも紹介しています。

英会話スクールに通うことに疑問をっている方、英会話学校に通っているのに英語が身についていなく感じてしまう方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

英会話教室・英会話スクールに通う意味はある?

結論を先に述べると、英会話教室や英会話スクールに通うことは「選択するスクールのタイプ」および「英会話教室に通う目的」次第では「効果がある」と言えます。より具体的に言うと「英会話スクールに通う目的がハッキリしていて、目的に合った英会話学校に通うことは非常に有意義」ということです。

そもそも「英会話教室・スクールに意味がない」と言う人の多くは「何となく英語が話せるようになればいいなとスクールに通ってみたけれど、思ったように英語を話せるようにならなかった」という経験をした人ではないでしょうか。確かに、そのような人が多くいるのは事実です。しかし、一方で英会話スクールに通うことでTOEICのスコアを大きく上げたり、目標とするビジネス英語を身につけたりと成功している人も大勢います。

また「英会話スクール・英会話学校に通いさえすれば英語ができるようになる」と思っている人も少なくないようです。記事内で詳しく解説しますが、英語をスムーズに話せるようになるためには、週に1,2回の英会話スクールへの通学では勉強量が不十分です。英会話教室は日々の自宅での学習のアウトプットの場所として活用するのが適していると言えるでしょう。

「英会話教室・スクールに意味がない」という人と「英会話スクールに通うことで英語力が大きく伸びた」という人の大きな違いは、「英会話教室に通う目的を自覚しているか」という部分にあります。これはつまり「英会話スクールをアウトプットの場として活用できているか」ということです。

まとめると「英会話スクールに通う目的を明確にして、学んだことをアウトプットする場として活用する」ことができる人にとっては、英会話スクールは有意義なものになるです。これについて、以下で詳しく解説します。

英会話教室・英会話スクールには効果がないと言われる理由

「英会話教室や英会話スクールに通っても英語力の向上には効果がない」「お金がかかるだけだ」と考える人には、共通点がいくつかあります。このように考える人の多くは、英会話スクールへの通い方や捉え方に原因があることが多いようです。具体的には、以下のようなケースが挙げられます。

  • 英会話レッスンを受けることで満足している
  • 学習時間が足りていない
  • 前提となる単語や文法の知識が足りていない
それぞれのタイプについて、以下で詳しく見ていきましょう。

英会話レッスンを受けることで満足している

1つ目のタイプは、英会話スクールに申込み、レッスンに通うだけで満足してしまっているケースです。多くの英会話スクールでは、週に1回、もしくは2回などの決められた日時に教室に通い、学習を進めます。宿題を課せられることもあるようですが、それ以外に自主学習をしなければ、週あたりの学習時間は1時間、よく復習をする人であっても5時間程度となるでしょう。

この後詳しく紹介しますが、英語を習得するために必要な学習時間のトータルは「2,200時間」と言われています。そのため、週に1回レッスンを受けるだけでは、いつまで経ってもゴールまでの道のりが縮まらないのです。

また、人間の記憶力の点から見ても、週1回の学習では英語の習得がほぼ不可能なことがわかります。ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによる「忘却曲線」という記憶力についての研究があります。これによれば、人間は何か新しいことを学んだ時、以下のように忘却していくそうです。

  • 20分後...42%を忘却
  • 1時間後...56%を忘却
  • 9時間後...64%を忘却
  • 1日後 ...67%を忘却
  • 2日後 ...72%を忘却
  • 6日後...75%を忘却
つまり、週に1度英会話スクールに通っている人の場合、復習をしなければその日に学んだことの75%を翌週には忘れてしまっているということです。さらに、週1の学習では、新たな知識をインプットできる機会も週に1回だけということになってしまいます。これを見ると、英会話スクールに通うだけでは、いつまで経っても英語を習得できないことに納得できるのではないでしょうか。

当たり前ですが、週に1回ネイティブの教師と会話をしたからと言って、劇的に英語力が向上することはありません。英語を教えてくれる教師の質や授業内容、カリキュラムによらず、週に1回の学習では勉強量が足りないのです。

しかし、多くの人が「英会話スクールに高いお金を払って勉強している」という事実に満足してしまっています。そして、週に1度の学習では圧倒的に学習時間が足りていないのにもかかわらず「英会話スクールには意味がない」と結論付けているのです。

学習時間が足りていない

上でも少し触れましたが、週に1回英会話のレッスンを受けるだけでは学習時間が足りません。繰り返しますが、アメリカ国務省の機関FSIの調査によると、日本人が英語を習得するために必要な時間はおおよそ2,200時間と言われています。

ただし、日本の中学校・高校に通って英語学習をした人ならば、6年間で合計1,000時間程度を英語学習に使っています。そのため、高校卒業後から計算すると、英語習得に必要な時間は1,200時間ということです。

ここで、例えば週1回60分の英会話スクールのレッスンに通うことを想定しましょう。1年間を52週間と置くと、1年間で学習できる時間は「52(週間)×60(分)=3,120(分)」つまり、52時間です。1年間で52時間学習すると仮定をして、英語習得に必要な学習時間である1,200時間に到達までの年数を計算してみましょう。「1,200(時間)÷52(時間)=23(年)」、つまり23年間も英会話スクールに通わなければならないのです。こう見ると、週に1回の英会話スクールの学習だけではいつまで経っても英語を話せるようにならないことが分かりますね。

圧倒的に学習時間が足りていないのにもかかわらず、「英会話スクールに通っても意味がない」と言うのは早計と言えるでしょう。英語を習得して使いこなせるなるためには、なるべく早くこの差を埋めることが必要です。

例えば、先ほどの「週1回60分の英会話スクールのレッスンに通っている人」が、週に1度のスクール通いのほかに「毎日3時間」の自主学習を並行して実施するとしましょう。計算すると1年間で学習できる時間は「365(日)×180(分)×=65,700(分)」。時間に直すと、なんと1,095時間です。1年間で1,095時間学習すると仮定をすると、英語習得に必要な学習時間である1,200時間に到達までは2年もかからないことがわかります。

もちろん、1,200時間に到達した途端に英語ができるようになるわけではなく、英語力は徐々に伸びてゆくため、1年間、毎日3時間学習をするだけでもかなりの変化が出てくるでしょう。「平日に3時間も学習時間を取れない」という人は「平日1.5時間、休日6,7時間」でも良いでしょう。

それも難しいならば、「毎日2時間」でも構いません。1年間で学習できる時間「365(日)×120(分)×=43,800(分)」、つまり730時間。1,200時間までの到達はおおよそ1.6年間となりますが、それでも週に1度の学習よりは圧倒的に早くたどり着けることがわかります。

もちろん英語学習において「質より量」とは一概には言えません。しかし、一定以上の学習時間は必須です。やはり、英語を習得したいと考えるならば、週に1度のスクール通いでは勉強量が足りないのです。

前提となる単語や文法の知識が足りていない

3つ目のケースは、英語を話すために必要となる単語や文法といった前提知識が足りていないタイプです。「TOEICコース」などを除き、多くの英会話スクール・英会話教室では英会話などアウトプットを目的としてレッスンをしていきます。

しかし、アウトプットに足るだけの前提知識がなければ、いくらレッスンを重ねても口から出るフレーズや単語が固定されてしまい、英語の習得にはたどり着けません。仮に英会話スクールで新しい単語と出会えたとしても、その機会が週に1回ではあまりに少ないです。あくまで趣味としてスクールに通うのならば良いかもしれませんが、英語の習得を目指す人にとっては、それはあまりにも非効率と言えるでしょう。

英会話スクールは、「頭に知識としてインプットした単語やフレーズ・文法を口からスムーズに出るようにトレーニングする場」、つまり冒頭で話した通り「アウトプットの場」として利用するのがベストです。このように、英会話の大前提となる単語や文法の知識なく英会話スクールに通って「英会話教室に通っても英語力が伸びない」と言っているケースもあります。

効果的な英会話教室の使い方

ここまで、なぜ「英会話教室に通っても意味がないと言われるのか」について紹介してきました。英会話スクールに通うことに意味を見出せないのには、人によって様々な原因が考えられます。しかし、いくつかのポイントに注意することで、英会話スクールに有意義に通うこともできます。それでは、英会話教室を効果的に利用するにはどんな工夫をすれば良いのでしょうか。

  • 明確な目標を決める
  • 期間を決める
  • 学習方法まで指導してくれるスクールに通う
それぞれの項目について、以下で詳しく解説していきます。

明確な目標を決める

1つ目は、明確な目標を定めることです。英会話スクールに通う目的、つまり「なぜ自分は英語を話せるようになりたいのか」という部分を明確にしてください。「仕事で英語が必要だから」といった目標は、やや漠然としているかもしれません。

例えば英語で会議に参加できるようになりたい、司会をできるようになりたい、プレゼンテーションを行いたい、スムーズな電話対応をしたい、会食において自然な会話をしたいなど、具体的な目標によってやるべきことも異なります。

明確なゴールを決めることで、どのような能力を優先して身に付けるべきか、またどのような英会話スクールに通うべきかも違ってくるため、まずは目標を明確にし、自分が英会話スクールに通う目的をはっきりさせましょう。

期間を決める

ゴールを決めた後にやるべきは、その目標を達成するまでの期限を決めることです。期限はなるべく明確にしましょう。「いつか」「昇進する頃には」では、漠然としています。次の海外出張まで、次の昇格試験まで、○ヶ月後までというように、可能な限り具体的な期限を設定してください。

最終的なゴールと目標を決めると、そこから逆算して「今やるべき学習」が見えてきます。例えば「3ヶ月後の海外出張までに英語で会議ができるようになりたい」という目標と期限を決めたのならば、やるべきことははビジネス英単語の習得と、スムーズに発言できるようにアウトプットの場を多く設けることでしょう。英会話スクールに通う場合は、ビジネス英語に特化したスクールや、グループ学習で実際にシュミレーションができるるようなスクールに通うことが選択肢になってきます。

一方、「6ヶ月後の昇格試験までにTOEICを900点を取りたい」という目標と期限を決めた人ならば、単語の暗記および過去問演習を繰り返し行うことが良い手段となるでしょう。もし英会話スクールに通うならば、TOEICに特化したコースを用意している教室に通うのがベストでしょう。このように、目的によって行うべき学習や通うべき英会話スクールはのタイプは大きく異なります。

英会話スクールの中には、数ヶ月間、半年間、もしくは1年間など、短期集中型で効果を出すようにカリキュラムされたスクールも数多くあります。明確な目標と目標達成までの期限を決められれば、そのような「期間」を視点にをスクール選びをしてみても良いでしょう。

学習方法まで指導してくれるスクールに通う

目標と期限を明確にしたら、最後にすべきはそれらを叶えてくれるような英会話スクールを選ぶことです。今や英会話スクールとひとくちに言っても、様々なタイプのものがあります。従来の、「週に数回、指定のスクールに通う」というスタイルほか「オンライン上で何度でもレッスンを受け放題」というスクール、「実際の通学とオンラインとを組み合わせたスクール」などもあります。

また、英会話というアウトプットの場を提供してくれるスクールのほか、宿題として教材を与えてくれるスクールもあります。また、オリジナル教材の用意はなくとも、おすすめの市販教材を提案してくれるスクールもあります。

趣味のひとつとして英会話スクールに通ってみたい、という人であれば従来の「週に1回、指定のスクールに通う」というスタイルの学校でも良いかもしれません。しかし、明確な目標と期限を設けた人であれば、そのようなタイプの学校では不十分な可能性が高いです。

特にビジネスで英語を使う人や、目標達成の期限が1年以内など比較的短い人におすすめなのは、目標達成のためにすべきことについてもアドバイスをくれるスクールに通うことです。以下で、詳しく解説していきます。

効果を出したいなら英会話学校の選び方も重要

ここまで、英会話スクールにあたっては「明確な目標を決める」「期間を決める」「学習方法まで指導してくれるスクールに通う」ことが大切だと説明してきました。「明確な目標と期間を決めたので、絶対にそれを達成したい」という人にいおすすめなのは、英会話コーチングスクールです。

コーチングスクールとは、その名前の通り生徒の「コーチ」が付くスクールのことです。従来の英会話スクールのように週に1回のレッスンで英語そのものを教えるほか、生徒1人ひとりの目標や期限をカウンセリングして、それに向けた学習計画を立ててもらえます。

仕事をしている人であれば、仕事状況や日常生活の中で英語学習に充てられる時間も共有しながら、学習内容のアドバイスに加えて「いつ、何を、どれくらいやるべきか」までを指導してくれます。つまり「アウトプットの場としてのスクール」を提供しながら、その他に目標達成のために必要な自主学習の面もサポートしてくれるのです。

また、多くのスクールでは日々の学習の進捗状況をコーチに報告するシステムを採用しているため、モチベーションが下がりにくいことも特徴です。もしも学習内容に不安があったり、突発的な仕事・プライベートの事情があってスムーズに学習が進まなくても、すぐに相談できるところも嬉しいポイントでしょう。

先ほど、「毎日3時間を英語学習に費やせば2年かからず、英語習得に必要な1,200時間の学習時間を確保できる」と話しました。しかし、忙しく働く人の中には「毎日3時間、英語学習時間を確保するなんて不可能だ」と感じる人も少なくないでしょう。

英会話コーチングスクールでは、そのような人の相談にも寄り添った学習方法を提案してくれます。例えば「通勤時間のうちの30分間をリスニングに充てる」「お昼休みの10分間を単語暗記に充てる」「帰宅後の20分間を問題演習に充てる」など、非常に細かく学習プランを組み立ててくれます。もちろん、個人個人の具体的な目標を到達するために最も効率的な学習方法を提案してくれるため「この方法を続けて意味があるのか」などと不安に思うこともありません。

「仕事が忙しくて英語の学習に割ける時間が限られている」「独学でモチベーションを維持できるか不安」「学習計画の立て方に自信がない」といった人には、英会話コーチングスクールは特におすすめの選択肢です。

まとめ

ここまで、英会話スクール・英会話教室に効果がないと言われる原因や、効果的な英会話スクールの利用方法について紹介してきました。

通う意味がないという意見も見られる英会話スクールや英会話教室ですが「英会話教室に通う目的を自覚しながら」かつ「英会話スクールをアウトプットの場として活用」すれば、非常に有意義なものとなります。

具体的には「英会話スクールに効果がない」と言う人の多くは、以下のいずれか、もしくは全てに当てはまっていることが多いです。

  • 英会話レッスンを受けることで満足している
  • 学習時間が足りていない
  • 前提となる単語や文法の知識が足りていない
日本人が英語の習得に必要な時間は2,200時間と言われています。つまり、週に1回の英会話学習では圧倒的に学習時間が足りないのです。また、英会話の前提となる単語や文法の知識がないまま英会話教室に通っても、会話力の大きな向上は見込めません。つまり、英会話スクールは「インプットとなる自主学習を進めながら、アウトプットの場として活用する」ことが有効な活用方法と言えます。

また、英語の習得のために英会話スクール・教室を有効に活用するためには、以下の3つの項目を意識することが大切です。

  • 明確な目標を決める
  • 期間を決める
  • 学習方法まで指導してくれるスクールに通う
「仕事が忙しくて自分で英語学習を進めていく自信がない」という人にとっては、英会話コーチングスクールに通うこともおすすめです。英会話コーチングスクールでは、コーチと目標と期限を共有しながら、1人ひとりの生活スタイルや仕事の状況に合った英語学習計画を組み立ててくれます。

また、日々の学習の進捗状況を報告しながら英語のプロにアドバイスももらえるため、モチベーションの維持にもぴったりです。多くの英会話コーチングスクールでは無料カウンセリングを実施しています。仕事で英語を使う必要がある人、学習の進め方に不安がある人は、一度相談をしてみても良いかもしれません。

この記事を参考に、有意義に英会話スクール・英会話教室を活用しながら英語力を伸ばしてください。

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英語コーチングスクール比較ナビ 編集部

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