私はENGLISH COMPANY MOBILEリリース直後の2021年5月より、ENGLISH COMPANY MOBILEのバリュープランを受講しています。サービスの特徴や、受講して良いと感じた点、気になる点などをまとめました。
ENGLISH COMPANY MOBILEの受講を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
MEMO ENGLISH COMPANYについては「ENGLISH COMPANYの口コミ・評判まとめ【時短で伸ばす!】」でまとめてるので、参考にしてください。
もくじ
ENGLISH COMPANY MOBILEとは?
公式サイト:https://englishcompany-mobile.jp/
ENGLISH COMPANY MOBILEは、英語力の基礎を身につけるための勉強方法「速読リーディング」をスマホで手軽に実践できるサービスです。
本来は英語コーチングスクール「ENGLISH COMPANY」と「STRAIL」の受講生・卒業生限定で利用できたサービスですが、2021年4月28日、一般向けにリリースされました。
ENGLISH COMPANY MOBILEは、スクールの受講生・卒業生の「ENGLISH COMPANYで受けたトレーニングを卒業後も自分で続けたい」という要望から生まれたサービスです。
ENGLISH COMPANYでは、第二言語習得研究に基づき、効率よく時短で英語力を高めるパーソナルトレーニングのサービスを提供しています。
英語が話せるようになるためには「 とにかく英会話の場数を踏むべき」との声を頻繁に耳にしますが、ただやみくもに場数を踏むことは、最も効率的な勉強方法ではありません。
実際の英会話の機会をより学習効果の高いものにするためには、その前に英会話の土台となる語彙力やリーディングスキル、リスニングスキルが必要です。
これら英語力の基礎を網羅的に学べるENGLISH COMPANYのオリジナルトレーニング「速読リーディング」をWebでも学べるように開発されたのが、ENGLISH COMPANY MOBILEです。
ENGLISH COMPANY MOBILEのメインコンテンツ
ENGLISH COMPANY MOBILEには合計2つの料金プランがあり、プランによって利用可能なコンテンツは異なります。どのプランでも利用でき、ENGLISH COMPANY MOBILEの根幹となるサービスが、教材の配信とNikkei Asia購読権です。
教材の配信
ENGLISH COMPANY MOBILEでは、トレーニング用の教材が週に8つ配信されます。
教材は月〜金曜日の5日間で配信され、土日には配信されません。月〜金曜日のうち月・水・金は教材が2つ配信され、火・木は1つです。例えば2021年5月10日〜16日の1週間では、以下8つの教材が配信されました。
5月10日〜14日の5日間で教材が配信され、土日の15・16日には教材は配信されません。
日付の下にある星の数は、教材の難易度です。星1が最も簡単で、最大で星5まであります。 ナレーターが話す英語は、アメリカ英語かイギリス英語です。
教材タイトル冒頭の「米)」や「英)」で確認できます。教材はアルクの教材(ALC)とNikkei Asiaに掲載されたニュースを題材にした教材の2種類があります。
教材はビジネスや世界情勢に関するものがメインです。上記画像にある教材も、TPPや自動車に関するものです。
しかし中には「パンケーキの作り方」や「蜂の数の減少について」のような題材もあります。 教材をタップすると学習がスタートします。
教材を使った具体的な学習手順については、記事後半「ENGLISH COMPANY MOBILEの使い方」にて解説しています。
教材の音声は30秒から1分程度と短いですが、手順に沿って一通りみっちり学習すれば、1つの教材の学習を終えるのに30分程度かかります。
Nikkei Asia購読権
ENGLISH COMPANY MOBILEに登録すると、Nikkei Asiaの購読権が手に入ります。
Nikkei Asiaは、日本経済新聞社が持つ取材網などのリソースをフル活用した英字媒体です。
厳選したアジアや日本の必読ニュースをスマホやパソコン、タブレットで閲覧できます。
ENGLISH COMPANY MOBILEを契約すれば、教材の配信に加えて、追加料金なしでNikkei Asiaに自由にアクセスできます。
ENGLISH COMPANY MOBILEの登録が完了すると、登録完了メールが届き、Nikkei Asiaにアクセスできるようになります。
ビジネス英語を学ぶ日本人は、欧米のみならずアジアのニュースにも着目すべきです。
日本と他のアジアの国々は、地理的にも経済的にも結びつきが強いですよね。
英語はアメリカ人やイギリス人との会話でのみ使用する言語ではありません。英語は世界共通語です。
例えば「中国人と日本人が英語を介してビジネスをする」なんてことはよくあります。アジアのニュースについて英語で理解を深めておけば、ビジネスがより円滑になります。 アジアの経済や情勢について知り、英語も学べるので一石二鳥です。
参考書には載っていない、時事的・トレンド的な単語や表現も学べます。
「電車の中で新聞を広げると迷惑になるかも」という悩みも、電子版でスマホからアクセスできるNikkei Asiaには関係ありません。
ENGLISH COMPANY MOBILEの特徴
ENGLISH COMPANY MOBILEの特徴を3つまとめました。
英語力の基礎をオールインワンで鍛えられる
ENGLISH COMPANY MOBILEは、英語力の基礎に特化したサービスです。
語彙力・文法力・リーディングスキル・リスニングスキルを全て鍛えられます。
これら4つのスキルのうち1つでも欠けていれば、英会話ができるようにはなりません。
例えば語彙力はあっても文法力がなければ、いつまで経っても子供のような単語だけでの会話しかできません。
基礎を取りこぼしなく学ぶには、単語帳・文法書・リスニング用教材などを別々に購入するのが一般的です。
しかしENGLISH COMPANY MOBILEがあれば、これらをオールインワンで学べます。
参考書を何冊も購入すると「あれがいいのかな、これがいいのかな」と悩んで疲れますよね。また購入した参考書のうちいくつかは、自分に合わない”ハズレ”だったりします。
ENGLISH COMPANY MOBILEは14,000人(2021年5月時点)の英語力を上げたENGLISH COMPANYやSTRAILのメソッドに基づいて作られています。
英語コーチングスクールなので、ただ授業をして終わりではなく、対面でのヒアリングや相談も綿密に行っています。 14,000人の英語に向き合って作られたサービスだからこそ「契約してよかった」「ハズレじゃなかった」と思える教材になっています。
とにかく小テストを繰り返すので記憶に定着する
ENGLISH COMPANY MOBILEでは、教材の音声を聞いた後、それを単語やチャンク単位に細かく分けて学習します。
画面左側に英語が表示され、画面右側に日本語が表示されます。そして英語や日本語は、それぞれ表示のオンオフの切替が可能です。
つまり英語の表示をオンにして、日本語の表示をオフにすれば、和訳のテストができるということ。
反対に、英語の表示をオフにして、日本語の表示をオンにすれば、英訳のテストができます。 「ENGLISH COMPANY MOBILEの使い方」の手順通りに学習すれば、1つの教材で10回以上、このような小テストを実施することになります。
記憶は、繰り返し学んでこそ脳に定着するものです。よって、小テストの繰り返しは単語の暗記に大変効果的です。 自分で小テストの機会を作るのは面倒ですが、学習手順に小テストが組み込まれているので、自然と小テストを繰り返せます。
TOEIC IPテストで成長を実感
ENGLISH COMPANY MOBILEを受講すれば、TOEICオンラインIPテストに申し込めます。
TOEICで自分の英語力を数値化することで、ENGLISH COMPANY MOBILEでの学習を通してどのくらい成長したのかが分かります。 自分の英語力が伸びているのか、横ばいなのか、それとも下がっているのか、分からないままひたすら英語学習を継続するのは不安ですよね。
TOEICには公開テストとIPテストがありますが、個人で申し込みができるのは公開テストのみです。
TOEIC IPテストは、本来は団体でしか申し込みができません。 ENGLISH COMPANY MOBILEの受講者全員を1つの団体とすることで、TOEIC IPテストが受験できるようです。
TOEIC公開テストは受験料が7,810円かかるのに対し、TOEIC IPテストの受験料は4,230円しかかかりません。TOEICオンラインIPテストの受験料も4,230円です。
またTOEICオンラインIPテストは自宅から24時間好きな時に受験できます。試験時間も1時間なので、気軽に受けられますよ。 TOEICを受けて自分の成長を数値化することで、学習のやる気もアップします。
ENGLISH COMPANY MOBILEの使い方
ENGLISH COMPANY MOBILEでは、教材を全7ステップに分けて学習します。
少し大変そうに思えるかもしれませんが、学習方法を解説した動画が用意されているため、それに沿って学習を進めていけば迷うことはありません。
本記事では、5月19日に配信された教材「日本の高齢化社会」を使って、ENGLISH COMPANY MOBILEを使った学習の流れをまとめました。
ステップ① リスニング
まずは音声を一度だけ聞き、どのくらい聞き取れるかを確認します。
音声を聞き取りながら、内容をできるだけ覚えましょう。音声を聞き終わったら、覚えたことを日本語で声に出して説明してみます。この段階では、完璧に音声を聞き取れなくても大丈夫です。
ステップ② 単語
画面下部の「次へ」をタップすると、単語学習に進みます。「まとめて再生」をタップすると英単語の音声が流れるので、音声に沿ってリピートしましょう。日本語は発音しなくて大丈夫です。
その後「テストする」をタップすると、日本語表示がオフになり、音声が流れます。
音声に沿ってリピートしながら意味を思い浮かべてください。全ての意味が思い浮かぶようになるまで、テストを3〜5回繰り返します。 この時、覚えている単語も飛ばさず、すべての単語を繰り返してください。その方が記憶に定着しやすいとされています。
次に英語の表示をオフにして、日本語の表示をオンにします。
そして日本語を見て英語が思い浮かぶかどうか、テストします。 先程と同様に、テストは全ての英語が思い浮かぶようになるまで、3〜5回繰り返してください。もちろん覚えた単語も飛ばさずに繰り返しテストします。
ステップ③ 黙読・意味確認
画面右上の矢印をタップして、次は黙読・意味確認です。声に出さなくていいので、英文全体を黙読し、どんな意味なのか確認します。
ステップ④ チャンクリーディング
意味の塊のことをチャンクと言います。例えば以下の文をチャンクに分けてみましょう。
“Japanese society is quickly getting older, and it is becoming difficult to find ways to take care of the growing number of seniors.” 上記の英文は以下3つのチャンクに分けられます。
- Japanese society is quickly getting older
- and it is becoming difficult to find ways
- to take care of the growing number of seniors
チャンクごとに英文を理解できるようになると、英文を前から理解できるようになり、リーディングスピードが向上し、ネイティブスピードの英語のリスニングができるようになります。
またスピーキングスキルの土台にもなります。学生時代、英語の授業で長文にスラッシュを引いて読みやすくしていたと思いますが、それと同じです。 まずはチャンクごとに英文を見ながら音声を聞き、日本語の意味を確認します。
出典:『改訂第2版 キクタン リーディング【Basic】4000語レベル』(アルク刊) チャンクわけ、日本語訳の作成: StudyHacker ENGLISH COMPANY
次に日本語をオフにして音読をして、チャンクごとに内容をイメージしましょう。内容が思い浮かばなければ、日本語の表示をオンにしても構いません。
出典:『改訂第2版 キクタン リーディング【Basic】4000語レベル』(アルク刊) チャンクわけ、日本語訳の作成: StudyHacker ENGLISH COMPANY
次に行うのが、サイトトランスレーションです。サイトトランスレーションとは、チャンクごとに瞬時に訳を言っていくトレーニングのことです。
画面右下の「Sight Translation」をタップすると音声が流れ始めます。 訳は大体合っていれば問題ありません。
音声は自動で再生されるので、訳を考える時間はほとんどありません。つまり瞬時に訳す必要があります。訳が間に合わないようであれば、一つ前の黙読・意味確認に戻りましょう。
出典:『改訂第2版 キクタン リーディング【Basic】4000語レベル』(アルク刊) チャンクわけ、日本語訳の作成: StudyHacker ENGLISH COMPANY
ステップ⑤ 音読
画面右上の矢印をタップして、文章全体の音読をします。流れる音声に沿ってリピートしてください。
この時、英語表示はオンで、日本語表示はオフです。内容をイメージしながらリピートしましょう。
出典:『改訂第2版 キクタン リーディング【Basic】4000語レベル』(アルク刊) チャンクわけ、日本語訳の作成: StudyHacker ENGLISH COMPANY
次にリードアンドルックアップです。
リードアンドルックアップでは、英文を見ながら音声を聞いたら、顔を上げて英文を見ずにリピートします。 リピート後、リピートした英文が合っているかを確認し、間違っていたらできるようになるまで繰り返し挑戦してみましょう。
この時もイメージを忘れないようにしてください。
ステップ⑥ 暗唱
まずは英文を2〜3回音読します。 次に英語の表示をオフにして、日本語だけを見て英語を音読します。
音読している英語が合っているか自信がない、すぐに出てこない場合には、英語の表示をオンにして正解を確認しましょう。
余裕がある方は、英語も日本語も表示をオフにして、完全暗唱を目指してみてください。
ステップ⑦ シャドーイング
最後はシャドーイングです。シャドーイングは、流れる音声の後を追うように英語を発音する勉強方法です。
シャドーイングには音だけに集中して行う「プロソディーシャドーイング」と、英文の内容も想起しながら行う「コンテンツシャドーイング」の2種類があります。
まずはプロソディーシャドーイングを行い、音声を正確に再現できるようになることを目指します。
音声を集中して聞き、同時に発音も行うことで、リスニング力の向上に特に効果があります。
まずは一度音声を聞きます。次に英文を目で追いながら、2〜3単語遅れて英文を読み上げます。これを2〜3回繰り返しましょう。
最後は英文を見ずに、音声だけでシャドーイングをします。発音や抑揚を真似しながらシャドーイングをすると、より効果的です。
余裕をもってプロソディーシャドーイングが行える人は、さらにコンテンツシャドーイングまで挑戦してみましょう。さらに高負荷のトレーニングを行うことができます。
出典:『改訂第2版 キクタン リーディング【Basic】4000語レベル』(アルク刊)
ENGLISH COMPANY MOBILEを受講した私の口コミ
ENGLISH COMPANY MOBILEを実際に使ってみて、良かった点と気になった点をまとめました。
ENGLISH COMPANY MOBILEを受講してみて良かった点
ENGLISH COMPANY MOBILEを受講して良かった点は4つあります。
英文を聞いて終わりにならない
ENGLISH COMPANY MOBILEでは、1つの教材に対してやるべきことが細かく決められています。
既に解説した通り、7つのステップに分けて、30秒から1分の短い英文を、とことん学び尽くします。
英語の音声を聞ける教材は他にもあります。その中でも最も有名なのがTEDです。 TEDは著名人の英語での演説を無料で視聴できるアプリです。TEDとシャドーイングなどを組み合わせれば、良い英語学習になります。
しかしTEDには「まずはこれをしましょう」「次はこれをしましょう」のような学習ステップがありません。
あくまで演説を視聴するためのアプリなので、どう使うかは使用者次第です。 私も以前TEDを使っての英語学習にチャレンジしました。しかし結局演説を視聴するだけになってしまい、英語力の伸びは実感できませんでした。
演説自体は面白いので、シャドーイングなどを一切せずに、ダラダラと2時間くらい、色んな方の演説を聞いていたこともあります。
【関連ページ】短いTEDのおすすめ9選!10分以下でモチベーションを上げよう
英語学習では、量をこなすことも重要ですが、1つの教材を繰り返し学習し、その内容を知識として定着させることも大切です。
分からないところを放置したまま先に進めば、いずれ同じ問題に突き当たります。
ENGLISH COMPANY MOBILEでは、1つの教材をとことん深く学べます。
あなたは30秒の英文を30分以上かけて学んだことがありますか?もしないのであれば、ぜひENGLISH COMPANY MOBILEを試してほしいです。
1日1教材でやるべきことが明確
ENGLISH COMPANY MOBILEでは1週間に8つの教材が配信されます。
よって1日1教材学び、時間がある日に2教材学ぶのがおすすめです。
ENGLISH COMPANY MOBILE以外にも英語学習サービスはあります。
コンテンツ内容が充実しているのはありがたいのですが、コンテンツが多すぎると何から手をつけていいかわかりません。
ENGLISH COMPANY MOBILEではコンスタントに教材が配信されるので、やるべきことが明確です。
「何から勉強すればいいの?」と不安になったり、「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ」と目移りせずに、英語学習にコミットできます。1教材1時間以内で終了するので、無理なく学習ができます。
ENGLISH COMPANY MOBILEに登録すると、登録した月の1日以降に配信された教材もさかのぼって閲覧できます。
しかし登録日より前に配信された教材の学習はおすすめしません。なぜなら無理をして勉強すると、必ずその反動が来るからです。
ENGLISH COMPANY MOBILEに登録した直後はモチベーションに満ち溢れています。モチベーションに任せて1日1教材以上勉強すると、数ヶ月後にモチベーションが低下した時に、全く勉強ができなくなってしまいます。
モチベーションに頼らずに、ENGLISH COMPANY MOBILEの教材配信ペースに合わせて、一歩ずつ学習を進めることが大切です。
英語初級者〜上級者まで幅広いレベルに対応
ENGLISH COMPANY MOBILEの教材は、最も簡単な星1から最も難しい星5まで、5つのレベルに分かれています。
ENGLISH COMPANY MOBILEのサイト内では、教材のレベルについて、以下のように記載されていました。
- 初心者:星1〜2
- 中級者(TOEIC500以上):星3
- 上級者(TOEIC800以上):星4〜5
そのため、どんなレベルの人であってもトレーニングに取り組めるのが嬉しいところです。
たとえば英語初級者の方は、まずは星1〜2のものからはじめてみて、慣れてきてもう少し難しいものに挑戦したい、と思ったら、星の数が多いものを徐々にトライして行くのがいいと思います。
一方で、TOEIC500〜800点レベルの英語中級者の方であれば、星4〜5の教材にも十分チャレンジできると思います。
また英語上級者だからといって、星1〜3の教材が身にならないわけではありません。
例えば英語初心者向けのTOEIC参考書は、TOEIC上級者にとって退屈です。
なぜならTOEICの参考書には「頻出表現」という限られた範囲内の英語しか収録されていないからです。
初心者向けの参考書を購入しても、そこには既に知っている単語しか載っていないでしょう。
しかしENGLISH COMPANY MOBILEは試験のための英語学習サービスではなく、英会話の土台を作るための英語学習サービスです。
日常やビジネスなど幅広いところから教材を作成しているので、初心者向けの教材にも知らない単語や表現が出てきます。
その日の気分に合わせてチャレンジしたい教材を星1〜5の中から選べるので、飽きることなく、学習の幅も広がりそうです。
私はTOEIC870点を取得しており、ENGLISH COMPANY MOBILEの基準だと上級者に当てはまります。
しかし星1の教材を学習してみても、知らない表現はいくつもできてとても勉強になりました。
ウェビナーでモチベーションアップ
ENGLISH COMPANY MOBILEでは、月に1回ウェビナーが開催されます。ウェビナーとは、オンライン上で開催されるセミナーのことです。
ENGLISH COMPANY MOBILEに入っている人であれば誰でも参加できて 、英語の効率的な学び方や英語学習に関する情報を学べます。
例えば5月28日の19:00〜20:00には「will、be going to、現在進行形--それぞれが表す『未来の見え方』」というテーマでウェビナーが開催されました。
登壇したのは8万部を突破したベストセラー「英文法の鬼100則」の著者、時吉秀弥氏です。 またENGLISH COMPANY MOBILEでは、認知文法動画も見放題です。
アプリや参考書の場合、購入した後は自分で教材をうまく使いこなして勉強するしかありません。
しかしENGLISH COMPANY MOBILEでは、教材の更新に加えて、このようなイベントも定期的に開催されます。
ウェビナーは開催日時が決まっているので、その時間に参加しなければなりません。
リアルタイムで参加するのは不便ですし「アーカイブを見ればいいのでは?」と思います。
しかしあえて時間をとってウェビナーに参加することにこそ、意味があると感じています。
独学での英語学習は孤独との戦いです。 学校のように先生が何か教えてくれることはありません。テキストや音声に沿って、自力で学習しなければなりません。
敢えてこういったウェビナーに参加することで、英語学習の意識が高まります。
オンラインなので会場に向かう手間もかからず、気軽に参加できます。
私もこれまでに、いくつかの月額制の英語学習アプリを試してきました。毎回孤独を感じたり、ルーティン形式の学習に飽きたりしていたので、こういったイベントが開催されるのはありがたいです。
ENGLISH COMPANY MOBILEを受講してみて気になった点
ENGLISH COMPANY MOBILEを受講して気になった点は2つあります。
iOSだとシャドーイングの録音ができない
ENGLISH COMPANY MOBILEのフィードバックプランでは、教材の「学習ステップ⑦シャドーイング」での音声を録音して送信し、フィードバックを受けられます。
しかしiOSだと、シャドーイング音声の録音ができません。
パソコンでENGLISH COMPANY MOBILEにログインすれば録音はできますが、iOSを使っていてフィードバックも受けたい方にとっては、パソコンを使わないといけないので少し不便かもしれません。
ENGLISH COMPANY MOBILEの料金プランでも解説しますが、フィードバックプランの月額料金は、バリュープランと比べると高いです。
確かに英語のプロからのフィードバックは大切ですが、まずはバリュープランを試して、使い勝手を体感することがよいのかなと思います。 バリュープランとフィードバックプランの違いはシャドーイングのフィードバックのみです。
アプリ版がほしい
ENGLISH COMPANY MOBILEは、ウェブ版だけのサービスでアプリ版はありません。
よってENGLISH COMPANY MOBILEを使用する際は、ブラウザを開いてアクセスしなければなりません。
パソコンだとブラウザを頻繁に開くので全く不便に感じませんでしたが、スマホだとブラウザよりもアプリを開く方が楽なので、若干不便に感じました。
ただしログイン情報の入力は2回目以降簡略化されますし、ブックマークしておけば簡単にアクセスできるので、許容範囲だと思います。
ENGLISH COMPANY MOBILEの料金プラン
バリュープラン | フィードバックプラン | |
月額料金 | 月額4,387円 | 月額21,780円 |
教材の配信 | 週8教材 | 週8教材 |
Nikkei Asia 購読券 | 〇 | 〇 |
TOEICオンラインIPテスト申込み | 〇 | 〇 |
認知文法動画 見放題 | 〇 | 〇 |
ウェビナーへの参加 | 〇 | 〇 |
シャドーイングのフィードバック | - | 〇 |
パーソナルトレーニング | オプション | オプション |
前述しましたが、バリュープランとフィードバックプランの違いはシャドーイングのフィードバックのみです。
私もバリュープランを受講しています。 ENGLISH COMPANY MOBILEに入会金や退会費用は一切かかりません。
月額制なので、好きな時に初めて好きな時に辞められます。 試しに1ヶ月間だけ試してみたり、ピンポイントで数ヶ月だけ学んだりするのもおすすめです。
ENGLISH COMPANY MOBILEの登録手順
ENGLISH COMPANY MOBILEに登録するまでの手順を画像付きでまとめました。
まずENGLISH COMPANY MOBILEの公式サイトにアクセスします。 その後画面下部のボタンをタップします。
次に名前やメールアドレス等、必要事項を記入します。
「この内容で申し込む」をタップすると登録したメールアドレス宛に確認のメールが届きます。
登録の翌営業日にクレジットカード情報を登録するためのメールが届きます。
メールに従ってクレジットカード情報を登録したら、ENGLISH COMPANY MOBILEへの登録完了です。
まとめ
ENGLISH COMPANY MOBILEの特徴や、使ってみて感じた口コミなどについてまとめました。
1週間程度使ってみた段階で「今日の教材は何かな?」と自然とチェックする習慣がつきました。
寝起きに無意識にスマホを手に取り、SNSやメールをチェックしているような感覚です。
英語で伸び悩んでいる方は、まずは1ヵ月だけ試してみてはいかがでしょうか。