「ワーキングホリデーに行こうか迷っている」
「ワーホリって、英語力がなければできないのかな」
「ワーホリをすれば英語を話せるようになる?」
18~30歳の人を対象に、1年間もの長い期間を海外で過ごせるワーキングホリデー。対象の1年間は留学をしても、働いても、レジャーを楽しんでも良いという制度であり、ビザ申請も難しくないため「楽しみながら英語力を身につけたい」という人から高い支持を受けています。「現時点で英語力はないけれど、ワーホリを通じて英語を身につけたい」と考えている人もいるかもしれません。
この記事では、ワーキングホリデー(以下、ワーホリ)をするためには英語力が必要なのか、英語力が全くないままワーホリに行くことのリスク、ワーホリで英語力を伸ばすことができる人とそうでない人の特徴、ワーホリまでにやっておくべき準備について、紹介していきます。
これからワーホリに行く予定のある人や、英語力がなくてもワーホリをできるのか不安に思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、見ていきましょう。
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もくじ
ワーホリをするには英語力が必要?
ワーホリを考える人の多くが抱える不安のひとつに、自分自身の英語力についてでしょう。英語力がなくてもワーホリができるのか、不安になりますよね。結論から言うと、ワーホリをすること自体は、英語力がなくても実行可能です。18歳から30歳までの人であれば、所定の手続きを踏んで、ビザと航空券を取得すれば英語力を問わず誰でもチャレンジすることができます。
ただし、全く英語力のない状態でワーホリをしても、あまり充実した日々は送れないかもしれません。特に、英語圏の国へ英語力の向上を目的にワーホリに行く場合は、英語力がゼロの状態で渡航しても、あまり向上が期待できないでしょう。
英語力ゼロでワーホリに行くことのリスク
上述の通り、英語力が皆無の状態でワーホリを実行することには、充実した生活を送れないかもしれないというリスクがあります。ここでは、基礎的な英語力がない状態でワーホリをした際に起こりうる以下の3つのことについて紹介します。
- 就ける職種が限られる
- 友人が作りにくい
- 英語力を伸ばしにくい
それぞれ、詳しく解説します。
就ける職種が限られる
1つ目は、現地で働くにあたって、就ける職種に制限が出てきてしまうことです。
英語ができない場合でも雇ってもらえる可能性がある職場は、日本人が経営する和食レストランなどの飲食店、もしくは農家や水産業などの第一次産業や清掃業など、英語を使う必要があまりない仕事に限られてきます。また、仮に英語を使う仕事を見つけられたとしても、英語が話せないことで最低時給を設定されてしまうリスクもあります。
せっかくお金と時間をかけてワーホリを実現させたのに、その時間のほとんどを英語を使うことなく過ごしてしまうのはもったいないのではないでしょうか。英語力を磨く機会はふんだんに用意されている環境であるのにも関わらず、日本でもできるような仕事に就くのは、ワーホリの醍醐味を大きく失っているとも言えるでしょう。
友人が作りにくい
2つ目に、現地に行ってから友人を作りにくいということが挙げられます。特に英語力の向上を目的でワーホリに行く人は「最初の数ヶ月間は語学学校に行く」という選択をする人も多くいるでしょう。中には「英語力がなくても、語学学校で学べば問題ない」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、語学学校にいるのは当然ながら日本人ばかりではありません。教室には、アジアやアラブ諸国、ヨーロッパなどから集まった多数の外国人生徒がいます。彼らとコミュニケーションを取る手段は、やはり英語しかありません。英語力がゼロの状態で語学学校へ入学してしまうと、ワーホリ初期の語学学校での友達作りにも苦労してしまうでしょう。加えて、現地の語学学校では「英語を英語で教わる」環境のため、そもそも何を教わっているのか理解できないという状況にもなりかねません。
「語学学校には行かない」という人も同じことが言えます。上述の通り英語を全く話せなければ、就ける職種が限られるため、仕事を通じて英語を話す友人を作るチャンスも少なくなります。もちろん、日本人の友人であれば簡単に作れるかもしれませんが、英語力の向上を目的とするならば、外国人の友人を作りたいところです。
英語力を伸ばしにくい
3つ目に、英語力を伸ばしにくいということが挙げられます。これは、ここまで解説した「就ける職業が限られる」「友人が作りにくい」といったリスクの結果であると言えるでしょう。
英語力が全くないままにワーホリをしてしまうと、まずは英語の基礎知識を習得することから始めなければいけません。そしてそのほとんど、例えば基礎的な文法などの学習は日本でもできる学習かつ、日本語で学習した方が効率的に理解できる内容となるでしょう。
「英語の環境に身を置くことで、自然と喋れるようになる」と考えている人もいるかもしれませんが、そうではありません。なぜなら、語学学校や職場、普段の生活などでわからないことがあったとしても、海外では誰も日本語で説明してくれないからです。例え英語で丁寧に教えてもらっても、それを理解できなければ意味がありません。また、英語の基礎力がないと、自分が何がわからないのかを英語で質問することすら難しいでしょう。
そのため、少なくとも、自分の伝えたいことや疑問を英語で伝える能力を身につけてからでなければ、英語力を伸ばすことは難しいと言えるのです。英語の基礎がないまま渡航する人よりも、ワーホリを「日本で身につけた基礎的な英語力をより伸ばす場」「アウトプットする場」として捉えている人の方が、スタート地点が高い分、速いスピードで英語を身につけられるのは想像できますね。
ワーホリで英語力を伸ばすことは可能?
ここまで説明してきた通り、英語力ゼロの状態でもワーホリに行くことは可能です。しかし、それには様々なリスクが伴います。そして、ある程度の英語力を持っていたとしても現地でさらに英語力を伸ばせるかどうかは、ワーホリ中の過ごし方や生活スタイル、日々の英語に触れる量などによって大きく異なります。
ここでは、ワーホリをすることによって英語力を伸ばすことができる人と、それほど伸ばすことができない人の特徴をそれぞれ紹介していきます。
ワーホリで英語力を伸ばす人の特徴
まずは、ワーホリに行くことで飛躍的に英語力を伸ばすことができる人の以下の4つの特徴について解説していきます。
- 英語を話す環境で働いている
- 外国人とシェアハウスをしている
- 行動・交流の範囲を積極的に広げている
- 英語の学習を継続している
ワーホリに行く前の人は、ぜひここの項目を参考にしながら、現地で過ごしてみてくださいね。
英語を話す環境で働いている
1つ目の特徴は、英語を話すことが必要な環境で働いていることです。
代表的な例としては、接客業が挙げられます。例えば現地の飲食店などで仕事をすると、仕事中の指示の全ては英語で受けることになります。さらにお客さんへのサービスも、英語で行います。与えられた仕事を遂行するためには大量のインプット、アウトプットの両方が必要となるため、リスニング力もスピーキング力も大きく鍛えられるでしょう。初めは大変なことも多いかもしれませんが、英語を話す環境で働く人はそうでない人に比べ、速いスピードで英語力を伸ばせるでしょう。
外国人とシェアハウスをしている
2つ目の特徴は、外国人とシェアハウスをしていることです。ワーホリでは、家賃や光熱費の節約のためにシェアハウスを選択する人も多いです。現地の人、もしくは英語を話す外国人とのシェアハウスをすれば、文字通り朝から晩まで英語のインプットとアウトプットができる暮らしが実現します。
特に、英語ネイティブの人とのシェアハウスを希望する場合は、現地ローカルの検索サイトを利用することがおすすめです。そうすることで、外国人と話したことがないような現地の人と生活することになるかもしれません。相手が英語しか話さないような人と生活していくためには、英語力を鍛えざるを得ないでしょう。
行動・交流の範囲を積極的に広げている
3つ目の特徴は、現地で行動や交流の範囲を広げていることです。
英語力に自信のない人の中には、せっかくワーホリをしても、自宅と語学学校、もしくは職場の往復ばかりを繰り返してしまうという人が少なくありません。しかし、語学学校や職場、自宅では、どうしても使用する英語が限られてしまいます。英語力を本気で伸ばそうする人は、自宅・語学学校・職場以外にも交流の場を広げネイティブと積極的に関わっているようです。
例えば趣味の集まりに行く、他の国から来た人が集まる場に行く、旅行先でドミトリーに宿泊するなどをすることで、職場と自宅の往復の生活だけでは関わらないような人と会話をする機会を得られます。普段使わないような単語や言い回しが頻繁に会話に登場し、良い学習機会になるでしょう。
新しいコミュニティに顔を出すのは、難易度が高く感じられるかもしれません。しかし、それでもどんどん人の輪を広げ、積極的に話しかけることを繰り返すことで、徐々に恐怖感も薄れていくようです。そして、現地で自分の居場所を増やすことで、より充実した生活を送れるようになります。
英語の学習を継続している
英語力を伸ばす人の最後の特徴は、ワーホリ開始後も英語の自主学習を続けていることです。ワーホリで英語力を伸ばす人は「英語を話す環境にいれば、自然と英語力は伸びる」と考えるのではなく、インプット・アウトプットを意識しながら学習を続けています。
ワーホリ中ならではの学習方法に「日常生活で新たに学んだ単語や、わからなかった言い回しをメモして調べ、それを自分でも使う」というものが挙げられます。そうすることで、日々インプットとアウトプットの繰り返しができます。もし「TOEICのスコアを上げたい」という目標があるならば、それに加えてTOEICの問題集や単語集を使った学習も並行して行いましょう。
ワーホリというのはアウトプットの機会が豊富にあることはもちろん、インプットにも良い環境です。日常生活の会話から学べるだけでなく、放送されるテレビや新聞、ラジオなども全て英語ですね。それらをただ単に聞き流すのではなく、注意して内容を理解しようとすれば、良い教材になります。それまでは耳にさえ入ってきていなかった内容が把握できるようになってくるでしょう。
英語を伸ばす人の大きな特徴は、このように英語に囲まれた環境をフルに活用しながらインプットとアウトプットを継続していることです。
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ワーホリで英語力が伸びない人の特徴
続いては、ワーホリに行っても英語力があまり伸びない人の過ごし方の特徴について解説します。
- 英語の基礎ができていない
- 日本人と一緒に行動・生活している
- 活動範囲が仕事と自宅に留まっている
- 英語の学習を継続していない
英語の基礎ができていない
1つ目の特徴は、英語の基礎ができていないままに渡航してしまっていることです。そのような人の特徴として「ワーホリさえすれば英語ができるようになる」と考えている傾向があります。
しかし、先述の通り英語力が皆無の状態でワーホリをしても、相手の行っていることが全くわからなかったり、また自分がわからないことを英語で質問できないようなレベルであると、現地で仕事を見つけることも、友達を作ることも難しくなります。
英語の基礎ができていないまま渡航することが、ワーホリで英語力を伸ばせない人の大きな特徴です。
日本人と一緒に行動・生活している
2つ目の特徴は、現地において日本人ばかりと一緒に行動したり、日本人とのシェアハウスをしていることです。
ワーホリの提携国の多くの大都市では、日本人のコミュニティサイトがあります。ワーホリ当初に情報を収集するためにコミュニティに参加するなどの使い方をするためには便利かもしれませんが、いつまで経ってもそのコミュニティの人としか関わりを持たないというのは、英語力を伸ばすという目的には適さない過ごし方でしょう。
言葉が伝わるかどうかを気にせずにいられる環境というのは、確かに居心地が良く楽かもしれません。しかし、楽で快適な環境では、大きな成長は見込めないです。せっかく英語力を伸ばしたいという気持ちがあって、英語を伸ばすチャンスが多くある外国に飛び出したのです。それなのに、日本人に囲まれ日本語ばかりを話していては、帰国後に後悔しかしかねません。
活動範囲が仕事と自宅に留まっている
3つ目の特徴は、職場と語学学校のシェアハウスの行き来しかしていないことが挙げられます。
英語を使わない職場で働いていたり、日本人とのシェアハウスをしている人は英語力を伸ばしにくいのは当然ですが、たとえ英語を使用する職場で働いていたり、外国人とシェアハウスをしていたりしても、日々の活動範囲がその2ヶ所だけであれば、やはり英語力を大きく伸ばすのは難しいかもしれません。その理由は、職場や自宅といった決まった場所で決まった人とする会話は、自然と使う英語が限られてくるからです。仕事の開始直後などは、初めて聞く単語やフレーズがたくさんあり、多くを学べるかもしれません。しかし、仕事に慣れてきた頃には、ただ単に同じ単語・フレーズを使い回すだけになってしまうことも少なくないでしょう。
英語の学習を継続していない
最後の特徴は、現地で英語の学習を継続していないことが挙げられます。繰り返します
が、ワーホリをして英語圏に身を置くだけで英語力が身につくわけではありません。日々自分の頭を使って、インプットとアウトプットを繰り返していくことが大切です。
先述の通り、同じコミュニティの同じメンバーとの日々の会話では、使うフレーズや単語が固定されてしまうかもしれません。英語を使用する機会自体は多かったとしても、使用する英語が同じであると、結果として「あまり英語力が伸びなかった」ということになってしまうのです。
目標と計画を持たずにワーホリをしてしまう人の中には、このようになんとなく過ごし、「慣れる」ことと「学習する」ことを混同してしまっている人も少なくないようです。
ワーキングホリデーに必要な英語力とは?
ここまで説明してきた通り、英語力がなくてもワーホリはできますが、基礎的な英語力がなければ充実した生活は望めません。せっかくの海外での生活のチャンスを無駄にせず、英語力を向上させたいならば、基礎的な英語力は身につけてから行くべきと言えます。
それではここで言う「基礎的な英語力」とは、一体どの程度のものなのでしょうか。実際にワーホリを経験した人の様々な声を見てみると、それは「TOEICのスコアが500〜600程度」と言われることが多いようです。このレンジは、中学・高校の文法や語彙力を理解しているレベルであり、現地でシェアハウスや求人の情報を調べたり、語学学校で英語を英語で学ぶことにも大きく苦労はしないでしょう。自分に基礎的な英語力が備わっているかわからないという人は、まずは「TOEICスコア500〜600」を目安にしても良いですね。
ただし、TOEICはあくまでリーディングとリスニング能力を測るテストであることに注意が必要です。英語圏で生活する、職を得るためには、会話する能力も必要になってきます。渡航前にTOEICのスコアが600以上ある人も、それだけで安心するのではなく、スピーキングの練習をしておきましょう。また、現地でルームシェアをしたり、働いたりするためには、行く国ならではのアクセントや特徴なども把握しておくべきです。英語圏と一口で言っても、それがアメリカなのか、カナダなのか、イギリスなのか、アイルランドなのか、オーストラリアなのかでアクセントや言い回しが大きく異なります。教科書通りの発音を学ぶことに加え、ワーホリで行きたい国のアクセントに耳を慣らすなどしておくと良いでしょう。
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充実したワーホリを実現するための事前準備
ワーホリを有意義なものにするために、そして英語力を伸ばすためには、事前準備が大切になります。ここでは、充実したワーホリを実現させるために、ワーホリ前にやっておくべき3つのことについて解説します。
- ワーホリの目標を明確にする
- ワーホリ期間中の綿密な計画を立てる
- ワーホリまでに一定の英語力をつける
以下でひとつずつ、詳しく解説します。
ワーホリの目標を明確にする
ワーホリに行くことを決定する前には、ワーホリを通じてどんな状態になりたいのか、どの程度の英語力を身につけたいのかを明確にしましょう。
英語圏にワーホリをしたいと思う多くの人は、多少なりとも英語力を伸ばしたいという思いがあるのではないでしょうか。ここで大切なのは、一体どのような状態、レベルになったら「英語力が伸びた」と言えるのかを明確にすることです。これはワーホリに限らず、英語学習全般において同じことが言えます。
ただ単に「英語が話せるようになりたい」という目標では、明確とは言えません。自分にとっての「英語が話せる状態」というのは、どのレベルを指すのか考えましょう。TOEICのスコア900を取得する、英語を使う仕事に就くなど、明確なゴール設定をしてください。そうすることで、そのためにはどんな学習が必要か、自分に足りていない能力はどんなものかということが見えてきます。
このように、明確かつ客観的に測定できるような目標を持つことで、「なんとなく生活を送るだけで1年間が過ぎてしまった」ということも防げるでしょう。また、帰国後に英語力の伸びも実感しやすくなります。
ワーホリ期間中の綿密な計画を立てる
ワーホリ期間中にどのように過ごすかの計画を事前に立てておくのも大切です。ワーホリを通じてどうなりたいのかという明確な目標を立て、それを達成するためにはどのようなことが必要なのかを書き出し、それをどのように実行するのかの計画を立てるのです。
例えば1年間のワーホリで「帰国後、外資系企業で働けるレベルの英語力を身につける」という目標を立てたとしましょう。そのためにはどんなことが必要でしょうか。「応募資格を満たすためにTOEICのスコア900を取る」「ビジネス英語を身につけるために現地で働く」など、人によって様々な条件ややるべきことが見えてくるでしょう。具体的なやるべきことが見えてきたら、今度はさらにそれを細分化させて目標・計画を立てましょう。
ワーホリ期間中は、学校に通うことも、働くことも義務ではありません。現地にいる日本人と、日本人コミュニティの中で日々遊んで暮らすということもできてしまうのです。特に英語があまり話せないワーホリ当初は、それが楽で魅力的な選択肢に見えてきてしまうかもしれません。そんな時に、楽な方に流されずに、自分の夢を実現するために努力するために必要なのが、目標と計画です。
はっきりとした目標と計画を立ててから、渡航しましょう。
ワーホリまでに一定の英語力をつける
ここまで解説してきた通り、英語が全くわからない状態で渡航するよりも、ある程度の英語力を身につけてからワーホリを実行した方が英語力の伸びも速く、有意義なものとなるでしょう。
そのため、ワーホリまでには基礎的な英語力、具体的には先述の通り、TOEICのスコアで500〜600程度のものを身につけることをおすすめします。もちろんTOEICのスコアを指標にせず「ネイティブの言っていることが理解できる」「自分の疑問点を英語で伝えられる」といったことを目標にしても構いません。
ワーホリ中の目標を設定するのと同様、「渡航日までに達成する目標」も設定しておくのです。そして、渡航日から逆算して日々学習を進めましょう。
とは言え、仕事の事情や年齢的な制限があって、ワーホリに行くまでにあまり時間がない人も多いかもしれません。また、それまで英語学習を苦手としていた人であれば、英語を独学で学ぶことに不安がある人もいるでしょう。
そんな悩みを持つ人には、英語コーチングスクールを利用するのもひとつの手段です。英語コーチングスクールとは、ただ単に英語そのものを教えるだけではなく、一人ひとりの目標に合わせた学習計画を立案し、日々の学習内容や学習時間を徹底的に管理してもらうことで、短期間で大幅な英語力向上と目標達成を目指すスクールです。英語のプロに効率的な英語学習方法を教わることができるため、安心して学習を進められるでしょう。また、英語コーチングスクールの講師にはワーホリ経験者が少なくないため、リアルな情報や注意点を教えてもらえるかもしれません。英語の独学に不安がある方は、一度英語コーチングスクールの体験や相談をしてみても良いでしょう。
【関連ページ】TOEICリスニング450点達成の勉強法やコツ、おすすめ教材を紹介!
以下にビジネス英会話を効率よく身につけたい方におすすめの英語コーチングスクールを3つご紹介します。
ビジネス英会話を効率よく身につけたい方におすすめのスクール
英語コーチングスクールの体験レッスンやインタビューを30スクール以上行ってきた当サイトが、本当におすすめだと思ったスクールを3つだけ紹介しておきます。ぜひ活用してみてください。
ENGLISH COMPANY
公式サイト:https://englishcompany.jp/
『ENGLISH COMPANY』は、科学的なトレーニングと英語学習のコンサルティング(コーチング)で、最短距離で目標達成を目指すための英語コーチングスクールです。
ENGLISH COMPANYでは言語習得の科学「第二言語習得研究」の知見を活かしたトレーニングを行います。
第二言語習得研究に沿ってあなたの課題を発見し、それに適した学習方法を選択するので、一切の無駄を省いて効率的な学習ができます。
関連記事:ENGLISH COMPANYの口コミ・評判まとめ【時短で伸ばす!】
STRAIL(ストレイル)
公式サイト:https://strail-english.jp/
『ストレイル』は、ENGLISH COMPANYを運営しているスタディーハッカーが運営する英語のパーソナルジムです。
学習方法については、ENGLISH COMPANYと同じく「第二言語習得研究」に基づいています。
ENGLISH COMPANYとの違いは、自習中心の英語コンサルティングサービスを提供している点、グループレッスンを採用している点です。
ENGLISH COMPANYの半分程度の月額で受講できます。期間も2ヶ月と短いので、第二言語習得研究に基づいて、短期間で集中して成果を出したいという方におすすめです。
関連記事:【高密度トレーニングとは?】ストレイル(STRAIL)の口コミ・評判まとめ
トライズ
公式サイト:https://toraiz.jp/
『トライズ』は、1年間で1000時間の学習時間を確保して英語をマスターする英語コーチングスクールです。
他英語コーチングスクールと比べると、期間が長く、本気で英語を極めたいという強い意思がある方向けのサービスです。
英語の習得には最低でも1000時間必要と言われています。その1000時間の学習をコースに含めている英語コーチングスクールは他にはありません。
確かに英語コーチングで学習習慣を身につければ、受講後も自走して学習できます。しかし「本当に自走できるのか?」「途中でやる気がなくなってしまわないか」と不安ですよね。 しかしトライズでは、1年間のコーチングで確実に1000時間の学習時間を確保できます。
1年間の受講生の継続率は91.7%という高さです。「もう挫折したくない」「なんとしてでも英語力をあげたい」という方におすすめです。
関連記事:【1年で英語が話せる?】トライズ(TORAIZ)の口コミ・評判まとめ
無料カウンセリングをしっかり活用して、ご自身にあった英語コーチングスクールを見つけてみてください。
基礎力をつけてからのワーホリで英語力を伸ばしましょう
ここまで、ワーホリをするための英語力について解説してきました。
ワーホリのビザを取得して、渡航すること自体には、英語力は必要ありません。ただし、英語力が全くないような状態でワーホリをすると、以下のようなリスクがあります。
- 就ける職種が限られる
- 友人が作りにくい
- 英語力を伸ばしにくい
つまり、基礎的な英語力をつけないままにワーホリをしてしまうと、大きく英語力を伸ばすことは難しいです。ワーホリをしても困らない英語力とは、一般的にTOEICのスコアが500〜600程度と言われています。少なくとも、わからないことを英語で質問できるレベルの英語力は身につけて行ったほうが良いでしょう。
また、現地の過ごし方でも英語力が伸びるかどうかに違いが出てきます。ワーホリで英語力を伸ばす人の特徴としては、以下の例が挙げられます。
- 英語を話す環境で働いている
- 外国人とシェアハウスをしている
- 行動・交流の範囲を積極的に広げている
- 英語の学習を継続している
反対に、ワーホリをしても英語力が伸びない人の特徴は、以下です。
- 英語の基礎ができていない
- 日本人と一緒に行動・生活している
- 活動範囲が仕事と自宅に留まっている
- 英語の学習を継続していない
ワーホリを充実したものにするためにしておくべき事前準備としては、以下が挙げられます。
- ワーホリの目標を明確にする
- ワーホリ期間中の綿密な計画を立てる
- ワーホリまでに一定の英語力をつける
「ワーホリまでに期間が残されていない」「独学ができるか不安」という人は、目標を達成するために効率的な学習計画を立ててサポートしてくれる、英語コーチングスクールの利用もひとつの手段です。
この記事を参考に、充実したワーホリのための準備を進めてみてください。